山梨県で行われた 第67回全国造形教育研究大会に参加してきました。10月29日(水)14:30まで授業をして、そのまま千歳へ。21:30甲府着、22:00前にホテルにチェックイン。強行軍です。翌日朝早めにホテルをでて、甲府城跡へ。ようやく周囲の様子と、富士山!
駅前からシャトルバスで南アルプス市の白根東小学校へ。駅前で偶然であった北海道の山崎先生と(もうひと方出会った、熊本の西尾先生は別会場へ。)
この大会、会場ごとにテーマ(4観点)が割あたっていて、この会場は「創造的な技能」がテーマでした。4つの授業が時間差で進められるので、早く始まった小学校の授業をのぞきながら、中学校の授業を中心に参観しました。
中学校の授業は中1「思いを包む 700年の知恵を生かして」というタイトルで、風呂敷の文様を考えて、ステンシルなどの技法を使って制作していくというもの。教室が小さいためか2教室を使って生徒それぞれが作品制作に取り組んでいました。
今大会の大きな特徴は小学校も中学校も「4観点」を児童・生徒に明確に伝えるためにそれぞれの言葉で掲示されていることです。数年前から取り組んできたようです。子供たちに学習の重点を伝えるとともに、教師側もこれを意識した授業作りをしようというところだろう。
午後からの提言では、福井の小学校の下崎先生と東京の中学校の櫻井先生の実践がはっぴょうされました。それぞれ興味深く聞かせてもらいました。分科会では「授業で扱うべき技能とは」という話題でかなり白熱した話し合いになりました。何か結論がでたわけではないですが、多くの方が「技能」について悩んでいる=答えを探しているのだと実感しました。
2日目は全中美の全国代議員会のために山梨美術館へ。
その後全体会へ参加してきました。
今回の大会は、これまでの研究会でお会いしてきた方々との再会、新たな出会い、またそれぞれの実践の話などもあり、勉強することがかなり多くあって、なかなか消化できていません。(相変わらず処理速度が遅い4BITか!)また、今回は山崎先生を行動をともにすることが多く(帰りは新宿まで一緒でした)、その話の中で三度目の Q&A北海道 の概要がきまるということもありました。また、今回は完全に休みを取り自腹での参加だったので、1日東京で美術館を回るということができました。ちょっと盛りだくさんすぎたようです。
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