わたしの心をアートする

札幌発。図工・美術教育のこと、研究会や授業のこと、自分の廻りのことなど、ちょっとずつ発信。

北造連(北海道造形教育連盟)総会

2012-05-01 02:52:00 | 美術教育


札幌、石狩、函館、日高、十勝帯広、空知、旭川、釧路・・・と全道から集まった代表の方から各地区の取り組みや問題点が話し合われました。学校の統廃合、教員数の激減→美術担当者の減少、新規採用の減少(今年度の採用、北海道3札幌1)など、全国で起きていることが北海道でも同じように起きていることを再確認。研究会自体が成り立たなくなってきている現状、その中で今後どんな取り組みが求められるのかが話題にあがりました。

「図工美術の研集会を頼まれるのだが、“書き方を教えてくれ”とか“絵の具の使い方を”とかが多くて・・・」という話もありました。造形連盟で取り組んできていることを、いかに多くの、図工美術が専門ではない先生に広げていくか、また援助していくか、そのために一般の人たちに図工美術教育が育んでいる力を伝えていくことが必要かが、あらためて確認され、早急に取り組んでいかなければということでした。また、これからの「ネットワーク会議」「ホームページやメーリングリスト」等についても検討されました。う~ん、時代はSNSの時代ですからね~。今年全道研究大会を行う帯広十勝からは大会の進捗状況や提言者、助言者の依頼の確認もありました。


つづく総会でもネットワーク会議でもあがった、各地区の抱える問題について支援し合える環境作り(組織づくりなど)が提案されました。(これは画期的!)「広げる」「深める」ことの必要性を共有できたかな?
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