goo blog サービス終了のお知らせ 

潔淨精微、易之教也

占いに関する一言

アジア最終予選B組の日本はバーレーンと対戦の占

2005-06-04 00:14:37 | Weblog
今日は成田まで妻と息子を迎えに行きました。

普段サッカーに興味があまりないですが、急に掲示板から大事な試合の話題が盛り上がっていることが見ました。占ってみます。外れたら嬉しい

(W杯)アジア最終予選B組の日本はバーレーンと対戦の占

乙酉年 辛巳月 戊午日 癸亥 (子丑空)
乾宮   天風姤     火風鼎
     父母壬戌    官鬼己巳
     兄弟壬申 →  父母己未
     官鬼壬午 応  兄弟己酉
     兄弟辛酉    兄弟辛酉
妻財甲寅 子孫辛亥    子孫辛亥
     父母辛丑 世  父母辛丑


バーレーンは勝つ。
勝負は1点あるいは3点差。

「六爻断易」 帰蔵之法で世爻の位置の判定

2005-05-20 01:24:19 | Weblog
卦象から世爻の位置を判断する時の一つの簡単な方法:

この前紹介した帰蔵之法を応用:
上卦 + 下卦 = 帰蔵の結果 (図例のように)

帰蔵の結果 → 世爻の位置

震 → 初爻が世爻
兌 → 二爻が世爻
乾坎 → 三爻が世爻
巽離 → 四爻が世爻
艮 → 五爻が世爻
坤 → 六爻が世爻

練習

2005-05-14 02:39:41 | Weblog
乙酉 辛巳 戊戌 庚申 (辰巳空 水空) 月将申伝送

……乙
…戊 午……巳
…乙 卯……卯..申
……卯

...午..亥..辰


5-6-7-9-12-16

=≫ 5-16-12

《六爻断易-子之巻》

2005-05-08 22:40:49 | Weblog
六爻断易の本―《六爻断易-子之巻》は完成しました。まだ不足があるかもしれませんが、これから一歩一歩で断易の知識と判断法を続いて紹介して行きたいと考えております。
本の通訳と出版のことで池本先生と真視先生、そして鐘ヶ江先生からいろいろ助けていただいて、まことに感謝致します。

断易に興味が持っている方は以下のサイトまでご覧ください。

<真占術易学校>
http://www2s.biglobe.ne.jp/~senjutu/

<六爻断易塾>
http://www.rokkou.org/
--------------------------------------------------------
《六爻断易-子之巻》

‐はじめに‐

六爻断易は占術の中では大宗(ひとつの大事な占術の方法)になります。 京房筮法は、約1000年程前に始まり、今日まで発展してきました。六爻の起卦は簡単で、そして判断の精度が高いことにより、たくさんの人に広まりました。しかし六爻の愛好者は皆、「難しい...!」という認識を持っています。

六爻の難しいところは、そのシステムにあります。判断する方法が多いだけでなく、口訣や理論が混雑しているために、判断方法によっては違う結論になってしまいます。そのために多くの人は、勉強中にわからなくなってしまうのです。その原因は一流派の教えが伝わったのではなく、一代一代ごとに修正したり、改善したりして、進歩してきたからなのです。これまでの六爻は、その時代の人の思想や環境に影響され、内容はかなり煩雑になってきました。したがって、現代の勉強者は、どこから勉強してよいのか非常にわかりにくくなっています。

河の水源は一箇所であって、その水は一番きれいなものです。これと同じで、すべての占術は占術理論を形成した初期はシンプルであり、はっきりしていました。水源を捜し求めるように、六爻も複雑な理論を捨てて、きちんと理解できる形に六爻を解説して、易卦と六爻の真髄が認識できるように本書を書きました。それが六爻断易です。

本書の第3章までは、六爻を勉強する為の基礎知識を書きましたが、一般的な六爻の本には、書かれていない内容だと思います。もしあなたが長年六爻を勉強してきた方なら、第3章までに、新しい考え方を知ることとなるでしょう。

第4章は六爻断易に於けるひとつの秘伝(扶抑六爻)の判断方法を紹介します。この方法の一番の特徴は、理論のシステムが理解しやすくなっており、実践判断の時、手順がわかりやすく、的中率も高いことです。特に初心者なら、入門する六爻としては一番良い判断方法だと思います。

第5章と第6章は、応用と実践です。これらの実践例は最近の私の実践例で、占例集としては保存価値のあるものだと思っています。あなたの研究の助けになれば幸いです。

しかし、すべての占術は一冊の本を読んでも奥儀まで究めることはできません。特に六爻断易の場合、たくさんの実践経験とその技巧は、本では表わしにくいものがあります。これは「言不尽意」と言い、言葉では自分の意思は100%説明できないという意味です。占術という玄学は、もともと理解しにくいものですので、言葉で解説するのには限度があります。本に書ききれないことや、理解しにくいところがあるかもしれません。そのため、この本以外に六爻断易の交流の場が必要だと感じています。本書に書いていないことや、深く書けなかったことは、いずれ順々に解説をしていきたいと思っております。


‐目次‐

第1章 六爻断易基礎知識
1節- 陰陽概論
2節- 五行理論
3節- 五行旺衰と十二長生運
4節- 天干地支と60花甲
5節- 六爻断易地支作用
6節- 六爻断易によく使う地支の象
7節- 十二支基礎象

第2章 立卦の方法
1節- 卦と爻の基礎知識
2節- 立卦法

第3章 六爻中の象意
1節- 六十四卦の卦象の象意
2節- 爻意と爻象のイメージ
3節- 六親の象 事象との対応関係
4節- 用神の転換原理
5節- 六親展開の象

第4章 六爻断易即断法
1節- 六爻断易現代予測総論
2節- 卦の強弱と格局
3節- 爻の作用と関係
4節- 爻の喜忌
5節- 爻の強弱
6節- 空亡の応用について
7節- 四墓庫について
8節- 六親の正しい応用方法
9節- 応期
10節- 揺卦

第5章 分類占
1節- 財運占
2節- 仕事占
3節- 学業占
4節- 子孫占
5節- 恋愛、結婚、不倫占
6節- 失物占
7節- 年運占
8節- 六爻断易による風水鑑定の基礎

第6章 実践卦例題50例

《推背図》

2005-04-20 01:06:53 | Weblog
最近、中日両国の関係には影がありました。われわれ普通の民間人に対して理解しにくいですが、政治家の考えはわれわれ普通の人と違うかも。
ところが東亜では将来に必ず経済の共栄の形になれると私はそう思います。

中国の唐代に李淳風と袁天罡という二人の偉い占師がいました。二人は唐代から中国の2000年以上の国運を推測しまして、結論を60図と詩に隠しました。その60図と詩は《推背図》というものです。《推背図》は中国の各時期に重大な事件を予測するもので、唐代から今の時代まで、知っている歴史に対して、的中率はほぼ100%なので、昔中国の各朝代には禁本とされました。今まで中国の大陸ではまだ禁本になっています。

その中に第三九象と第四十五象は中日両国のことの予言です。
第三九象は60年前の中日戦争に関しての予言です。
第四五象はまだ発生してなく、未来のことです。


第三九象(図のように): 壬寅 ‐ 巽下兌上
原詩:
鳥無足、山有月、旭初昇、人都哭。
十二月中気不和、南山有雀北山羅。一朝聞得金鶏叫、大海沉沉日己過。

‘鳥’は足がなくして山の上に立つのは‘島’の意味です。‘旭’は朝の太陽です。この象は日本のイメージが含むことが間違いありません。‘旭初昇、人都哭’という意味は日本が中国を侵入することで、皆泣いて苦痛の象です。
‘十二月中気不和’には事件の発生する時間が含んでいます。‘気不和’とは関係悪化の意味、‘十二月中’とは十二月の真ん中で、つまり六月です。1937年7月7日の盧溝橋事件で、その時間を中日戦争正式に開始の時間として一般の認識でしょう。1937年の7月7日は丁度旧暦の六月に入っています…
‘一朝聞得金鶏叫、大海沉沉日己過。’というのは戦争終わりの時間を示しています。金鶏とは十二支の酉です。つまり酉年になったら‘大海沉沉日己過’(海が静かになり、日が沈んだのは日本終戦の意味です)のことがあるという意味です。1945年は乙酉年です…


第四五象(図のように): 戊申 - 坎下艮上
原詩:
有客西来、至東而止。木火金水、洗此大恥。
炎運宏開世界同、金烏隠匿白洋中。従此不敢称雄長、兵気全消運己終。

この象は未来のことなので、ここでどんな解説でも意味もなく、未来を待つしかない…

戦争から離れ、平和と発展できますように神様に心からお祈りします。

(以上の内容に疑問があれば、台湾あるいは香港に有名な図書館で《推背図》の原文が読めるので、ご参考してください)

……

2005-04-07 02:09:35 | Weblog
最近、会社の展示会の出展と断易の本のことで忙しすぎ~
月末の長連休を思いながらやれば気がすこし楽になれるかも...

でもその後まだまだやることがいっぱいです。
断易の講座が別にたくさんの愛好者と一緒にいるから楽しいことですが、
許可をもらったので、《大易識階》と《六壬神課金口訣心髓指要》などの専門本の通訳と日本での出版のことが入りました。年内その内一冊出せばいいな…(のんびりでやりたい)
そして風水について、日本にはまだまだ深刻な風水術いじってなく、浅くと疑問だらけの状態です。1月に形勢風水の講座にすこし風水之門を開けた、初級の入門からだんだんやって行こうと思いました。また秋ごろ続きます。


成性存存、道議之門…頑張ります。

奇門~夢のように(笑

2005-03-28 21:19:57 | Weblog
奇門遁甲は‘玄学’で、科学ではありません。
‘玄’というのは話で完全に解説できないものです。

中国の術数には二つのものは比較的に特殊です。というのは深いだけではなく、かなり混乱という意味です。この二つのものは風水と奇門遁甲です。

奇門遁甲は今まで主に五種類の流派があります。
1.天星奇門(別名:天文奇門、禽遁)
2.三元奇門
3.法術奇門
4.飛宮小奇門
5.金函玉鏡日家奇門

その内、非常に残念なのは天星奇門がもうわかる人がほぼいなくて...
金函玉鏡は奇門の異端で、伝統奇門ではありません。
法術奇門は法奇門で、《奇門一得》に“斗罡六戊真人訣、無師伝授枉労心”の話があります。という意味は法奇門が人間に驚かせるものですが先生がいなければ自習できません。
法術奇門は道法咒符の範囲にあるもので、普通の説明が非常に無理です。法術奇門をわかる人と会うのも縁が必要です(笑
今一般流行しているのは時家三元奇門と飛宮小奇門です。八宮に二十四気を配置、各卦が三節を管理、各節が三候を管理する。三候とは上中下三元です。

具体的な定局、排盤、飛宮法、飛転結合法などのものが色々な布局法により、やり方がたくさんあります。一時刻の遁甲盤は布局法により、排法も違い、つまり一時刻にはたくさんの局が立つことができること、これは頭に痛いことですね(笑)。しかしその内正しいのは一つしかないです。だからその色々な局に入ると、その中から出ることがほぼ不可能だと思います。これもほんとに奇門をわかる人が一億人には一人二人しかいない原因(笑

世の中に欲が強い人間が多い~、奇門を利用して、財、名誉を求めたく、開運したく、敵を抑えたく、つまり自分の‘欲’を満足したいです。正直に言って、こんな態度で奇門を勉強したら、絶対にその色々な局から出れません。逆に欲が強ければ強いほど痴人、狂人になりやすく、一生にも奇門から出れません…もちろんほんとの奇門を身につけることができません。
間違い奇門遁甲がかなり多い、奇門の愛好者ならぜひよく考えてください。

易卦之吉凶悔吝の判定原理

2005-03-20 22:22:36 | Weblog
64卦を大きく分けて、四つの状態含んでいます。つまり‘吉’‘凶’‘悔’‘吝’で表すこと。卦の吉凶悔吝の判定について、様々な説明があるけれども、基本的なことがあまり話してません。ここでその原理を説明して、研究家の皆さんのご参考になれれば幸いです。
この原理の用途がたくさんありますが、公開することが無理なので皆さんのご研究の時、個人で参考としてご活用してください。

《周易・説卦伝》曰:
“闔戸謂之坤、辟戸謂之乾、一闔一辟謂之変、往来不窮謂之通、見乃謂之象、形乃謂之器、制而用之謂之法、利用出入、民咸用之謂之機。”

この話には一つ大事なことを含んでいます。‘闔’‘辟’‘往’‘来’のことです。この四つのことは具体的にどんな状態でしょうか?

まず、八経卦の基本を見てみましょう。
乾坎艮震は陽で、陽とは上がり、上昇の意味があります。だたその内坎は下がり、下降のことです。巽離坤兌は陰で、陰とは下がり、下降の意味があります。ただその内離は上がり、上昇のことです。
まとめてみると以下のことが明らめます。

1.乾艮震離:上昇、向上 ―>‘↑’
2.巽坤兌坎:下降、向下 ―>‘↓’

64卦は八経卦で重ねてできたものなので、上記のことで、64卦の‘闔’‘辟’‘往’‘来’の状態を定義できます。以下のように

1.‘闔’とは 上卦が下降+下卦が上昇 (向心と呼ばれる)
2.‘辟’とは 上卦が上昇+下卦が下降 (離心と呼ばれる)
3.‘往’とは 上卦が上昇+下卦が上昇 (外引と呼ばれる)
4.‘来’とは 上卦が下降+下卦が下降 (内引と呼ばれる)
(具体的な例は図のように)

‘闔’は向心の形で、陰陽配合なら吉、陰陽不調なら凶
‘辟’は離心の形で、陰陽配合なら害、陰陽不調なら凶
‘往’は外引の形で、陰陽不調なら悔、だんだん吉へ変化、陰陽配合なら亨
‘来’は内引の形で、陰陽不調なら吝、だんだん凶へ変化、陰陽配合なら貞

これは易卦之吉凶悔吝の判定原理です。(図は乾と坤で組み合わした地天泰、天地否、乾為天、坤為地を例としたものです。他は同じです。)
興味が持てば64卦の吉凶悔吝の定義を以上の原理と参照してみてください。

心は神明の箇所です

2005-03-15 02:24:34 | Weblog
《易》には‘形而上謂之道、形而下謂之器’の話があります。という意味は現代文明を物質(具体的な実物)と精神(思想、信仰)の二つの部分に分ける認識と同じです。‘道’とは無形のもの、‘器’とは形があるものです。

では‘形’とは何でしょうか?

《素問》に‘気合而有形’のことがあった。つまり‘気’が集まると、形状になり、‘形而下’(沈んで物質の世界を形成)になること。これで老子先師は‘有が無し(気の状態)から、天下万物が有から開始。’と話しました。

五行中、金木水土は形があるもので、下の方向へ行くものです(形あるので重さもあること)。つまり金木水土は‘器’の領域のものです。五行中に火だけ上の方向へ行くものです。火が重さがないことですが?違います、火も重さが持っています。ではいったいどういうことでしょうか?

これは‘道’です!

医と易は同じ源です。《素問》には‘心は神明の箇所’と話しました。‘神明’とは、精神世界のもので‘道’の領域にあるものです。何で心は神明の箇所でしょうか?
五臟の名前見てみましょう。

心、肺、肝、脾、腎

‘心’以外の四臟すべて‘月’の部が入っています。
《説文》には‘月’を肉部に分類され、肉とは形があるもので、‘形而下’のものです。‘心’だけ‘月’の形が持ってません。五行中に心が火で表しています。火が‘道’、精神の領域のものなので、心も‘形而上’、‘道’のものになりました。これは‘心は神明の箇所’の原因です。


急に眠れなくて...
日本語難しい...

「帰蔵之法」とその応用

2005-03-08 23:25:34 | Weblog
以下に紹介する「帰蔵之法」は基本的な原理と技法で、易、遁甲術、風水学、そして象数易学のある領域によく使われ、東洋占術の一つの基本技法で大きい価値があるものです。愛好者と研究者の皆さんのご勉強、ご研究に力になれると思うので、簡単に紹介させていただきます。

「孤陰不生、孤陽不長」
これは陰陽思想に一つの基本的な認識で、陰陽合和の重要性を示しています。陰しかない、あるいは陽しかない場合、陰陽調和取れないので、変化できず、前途見えずの状態になり、つまり陰の状態になります。逆に陰と陽会ったら変化でき、発展でき、前向、向上の状態になり、つまり陽の状態になります。
ここでまとめてみると、以下の公式が得られる。

.....(1)陰+陰=陰
.....(2)陽+陽=陰
.....(3)陰+陽=陽

この三つの公式は「帰蔵之法」の基本です。(陰爻と陽爻で示す公式は図のように)

風水学の八宅法を例として「帰蔵之法」の応用を説明します。
一般の八宅法の本あるいはテキストに玄関の位置により各方位のもの決める表とか図とか載っていると思いますが、ここでそのもとを説明させていただきます。

八経卦と九星の基本的な対応関係:

.....乾卦「延年」
.....兌卦「天医」
.....艮卦「生気」
.....震卦「過害」
.....離卦「六殺」
.....巽卦「五鬼」
.....坎卦「絶命」
.....坤卦「伏位:左輔、右弼」

八宅法には玄関がある方角の宮位により、建物内部の八方位の状態を決めます。例えば、玄関が震宮にあると、‘生気’が南の離宮にあるなどのこと。具体的な計算の方法は以下のように

.....「玄関の宮の卦」+「目標の宮の卦」==> 帰蔵之法での計算結果 
(その計算結果と八経卦と九星の基本対応関係を参照して、目標の宮はどんな星かのことがわかります)

例:玄関は震宮にある場合、南の離宮の星を求めたい時:
.....震卦 + 離卦 => 艮卦 (図の例のように)
八経卦と九星の基本対応関係により、南の離宮は生気です。


八宅法では玄関がどの位置にあっても、帰蔵之法で八方位の星を求めることができます(やり方は上の例と同じです。興味がある方やってみてください。)。帰蔵之法は八宅法の基石の一つです。

-------------------------------------------------------
いろんな流派とたくさんの占師が出ているけれども、占術の本源からだんだん離れて、見えなくなってしまった時代…
この「帰蔵之法」の紹介で、皆様ある程度占いのもとの原理と技法の形を認識できればと心からお願いします。