潔淨精微、易之教也

占いに関する一言

四柱により出生地の風水環境の見方

2005-01-27 23:39:51 | Weblog
(23日の講座、ご参加いただいた皆様へ)

この前話した風水の各方位の喜忌(過路陰陽の原理)により、人の四柱から出生地(お母様妊娠していいる時住んでた建物)の風水環境の見方を簡単に紹介します。ご参考、ご活用になれれば嬉しいです。

四柱に地支の五行により各方位の環境を判断できます。

火=>南方
水=>北方
金=>西方
木=>東方
辰と丑=>低洼水沟、花園、橋など
戌と未=>高丘、お寺など

火を例にして説明します。
1.四柱には火が忌神の場合、四柱には巳午があれば、出生地の南方には必ず高い、大きいもの(山、高丘、自宅より高い建物など)がある
2.四柱には火が用神の場合、四柱には巳午がなければ、出生地の南方には必ず高い、大きいもの(山、高丘、自宅より高い建物など)がある
3.四柱には火が忌神の場合、四柱には巳午がなければ、出生地の南方には必ず低い、平、そして視野が広い。
4.四柱には火が用神の場合、四柱には巳午があれば、出生地の南方には必ず低い、平、そして視野が広い。

他には水、金、木、土は火の考え方と同じ、<過路陰陽風水訣>の各方位の喜忌を参考して、判断できます。

一つ気をつけないといけないところがあります。
例えば、四柱には火が用神の場合、四柱には火(巳あるいは午)の地支があるけれども、亥あるいは子の水もあり、つまり四柱に火が水に剋される現象があれば、南方は不平、高いものもあるし、低いところもあります。
つまり、五行の生剋により変通に判断すること。

―――――
実戦の例:
―――――
年:乙巳
月:己丑
日:壬午
時:丙午

この四柱は日干弱すぎ、従財格。財(火)が用神です。
四柱には午巳があることで、この方の祖宅(出生地)に南方が広い、平、地勢低い(事実:南の方は大きい道路です)
この四柱には水が忌神です、亥子がないけれども、丑が湿土(火の立場から見る湿土は水と同じ)なので、建物の東北(北寄り)の丑位には高いものがあると判断できます(事実:丑位の近い所には一つ電力線の鉄タワがある)
木生用神の火ですが、四柱には木がないので、東の方に低い、平。(事実:東も大きい道路)
…などなど

風水の環境の以外には隣の家族の状況もだいたい判断できます。
この例の四柱には、財(火)が用神ですが、財の原神(木:食神、傷官)がないので(注:年干の乙木は地支の巳午の火を生じることができません。つまり‘干不生支’の原則)、東側に一番近い建物に住んでいる家族が貧乏の家族です、食神と傷官が生財のものなので、東の隣は‘生財’の力弱い(事実:東の隣の家族は正式の仕事もってない、アルバイトで暮らしている)
西の隣人の見方も一緒、四柱は弱すぎで、印綬が忌神で、四柱にみえないほうがいいですので、この四柱には金(金がこの四柱の日干の印綬です)が全然ないことで、西方に一番近い建物の住んでる方は‘印綬’の方面が吉!(事実:西の隣人は高校の先生です)
…などなど

風水と四柱の基本原理により、いろいろなことが見えますよ、
興味があればやってみてください。

陰陽五行と数学

2005-01-12 16:48:33 | Weblog
任意な二つの数字(例えば数1はA、数2はBです)を以下の公式でやっていけば、面白い現象が見えます。
公式:数(X+2)=(数(X+1)+1)/数X

前の例をやっていきましょう。
数1=A
数2=B
数3=(数2+1)/数1=(B+1)/A
数4=(数3+1)/数2=(((B+1)/A)+1)/B =(A+B+1)/A*B
数5=(数4+1)/数3=((A+B+1)/A*B+1)/((B+1)/A) =(A+1)/B
数6=(数5+1)/数4=((A+1)/B+1)/(A+B+1)/A*B = A
数7=(数6+1)/数5=(A+1)/((A+1)/B)= B
……
つまり、数1から数5まで、一つの循環になった。数6はまだ数1に戻り、数7は数2に戻るということで、続いていても、数1~数5の循環だけです。

公式には、‘数(X+1)+1’とは陰陽順番変化というイメージを表している(‘1’の単位で変化すると、陰陽五行の転換ということが定義できるからです)。‘/’の意味は‘剋’のことを示している。つまり、一つの物を生成する時、この物の母そして母の母と直接に関係していること。例えば、公式をこう理解してみれば、その意味が分かりやすいかも
数(X+2)=(数(X+1)+1)/数X
数Xを五行の‘金’に定義
数(X+1)を五行の‘水’に定義
では数(X+2)はなんでしょうか?
“数(X+1)+1”とは、‘水’の順番変化(水生木)に行く意味で、これは木のイメージも少し出てくるじゃないでしょうか?そして、“/数X”とは金剋水の変化(金剋木)という意味も出てきました。
つまり数(X+2)は数(X+1)(水)から生じる性質がもってるし、数X(金)に剋される性質も持っていることが分かりました。だから「数(X+2)が‘木’だ」ということが判断できる。
つまり“金-水-木-火-土-> …”という五行順番生変のことを数学公式で表せる。

もしこの公式と考えご参考になれればうれしい~ 
特に宝くじと競馬などの番号選ぶことに応用できればね…(笑)

今年の予定

2005-01-06 01:36:54 | Weblog
新歴で、2005年もう始まりました。

今年の目標:
1.《断易:六爻速断法》の出版
2.断易の一般講座
3.断易の分類実戦講座
4.形勢風水-過路陰陽風水訣の公開
5.象数干支風水学の基礎講座


もし時間の余裕があれば次の内容も簡単に紹介したい:
1.中六壬-天罡掌訣(簡単化になった六壬占法だけど、的中率高い)
2.八卦象数占法(吉凶の予測だけではなく、具体的な数字まで予測できる占法)
3.玄空風水術の飛星法と挨星法(風水学に理気派の一つの流派)
4.玄空三訣:安星訣、排龍訣、収山出煞訣(玄空風水術には一番重要な密訣)