潔淨精微、易之教也

占いに関する一言

心は神明の箇所です

2005-03-15 02:24:34 | Weblog
《易》には‘形而上謂之道、形而下謂之器’の話があります。という意味は現代文明を物質(具体的な実物)と精神(思想、信仰)の二つの部分に分ける認識と同じです。‘道’とは無形のもの、‘器’とは形があるものです。

では‘形’とは何でしょうか?

《素問》に‘気合而有形’のことがあった。つまり‘気’が集まると、形状になり、‘形而下’(沈んで物質の世界を形成)になること。これで老子先師は‘有が無し(気の状態)から、天下万物が有から開始。’と話しました。

五行中、金木水土は形があるもので、下の方向へ行くものです(形あるので重さもあること)。つまり金木水土は‘器’の領域のものです。五行中に火だけ上の方向へ行くものです。火が重さがないことですが?違います、火も重さが持っています。ではいったいどういうことでしょうか?

これは‘道’です!

医と易は同じ源です。《素問》には‘心は神明の箇所’と話しました。‘神明’とは、精神世界のもので‘道’の領域にあるものです。何で心は神明の箇所でしょうか?
五臟の名前見てみましょう。

心、肺、肝、脾、腎

‘心’以外の四臟すべて‘月’の部が入っています。
《説文》には‘月’を肉部に分類され、肉とは形があるもので、‘形而下’のものです。‘心’だけ‘月’の形が持ってません。五行中に心が火で表しています。火が‘道’、精神の領域のものなので、心も‘形而上’、‘道’のものになりました。これは‘心は神明の箇所’の原因です。


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2 コメント

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Unknown (ナズナ)
2005-03-16 16:26:56
こんにちは。

いつも陳先生の格式高い占いに対しての学問の公開をありがたく見させていただいております。

今回の刑面上と刑面下のお話は興味深く拝見いたしました。

もっと深いところに何かがたくさん埋っているのも感じました。もっといろいろと期待してもよろしいですか?
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ナズナさん、こんばんは ()
2005-03-17 01:20:28
いつも御覧になりましてありがとうございます。

私の日本語はなかなか下手なので、

言いたいものが意味通じないところ多くて、失礼しました。

単純な占の技法なら、‘形’があるものなので、まだいいですが、

‘道’のものなら、言葉足りないと説明がかなり難しいと感じました。

とにかくやってみようと思います。

これから、またよろしくお願いします。
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