地震発生当時、私は自宅におりましたが、あれだけの揺れは初めての体験で、かねてから言われている東海大地震か首都直下型がついに来たか、と思いました。揺れがとても長かったので、部屋の真ん中で机につかまりながら、猫の居場所を目で捜すのが精一杯で、何もできませんでした。
うち自体は、本や写真たてが棚から落ちた程度で何の被害もなかったのですが、朝、目が覚めたらすでに焼け野原の光景がTVに映し出されていた神戸の震災のときと違い、実際に揺れを体験したせいか、自分でも思いがけないほど精神的に影響が残っています。何も被害を受けなかった自分でさえこうならば、被災地の方の苦しさはどれほどかというのはまさに想像を絶するばかり。しかも、原発の問題も大きく、状況がよくなる気配すら見えません。
自分にできるのは何かと考えると、節電に協力し、小額でも寄付をし、あとは、ラインの末端にいるとはいえ、経済復興のために仕事をするしかありません。
募金については、各方面で始まっていますが、きちんと有効に使ってくれるであろう団体を選びたいですね。
日本赤十字社 http://www.jrc.or.jp/
まとめて募金 http://www.janic.org/news/post_265.php
そのほか、ユニセフ、NHKなどTV局各社をはじめ、いろいろあります。
それから、東京だけではないと思いますが、物流がストップするのを恐れたのか、買いだめが広がっているようです。不安な気持ちは分かりますが、いきすぎた買いだめは被災地の方はもとより、お年寄りや病気の方など、その都度買うことしかできない方々を困らせることになります。うちの近所でも、血相を変えてスーパーを走り回っている人たちを見かけましたが、少し冷静になりたいですね。
最後に、こんなときに・・・と思われるかもしれませんが、サンディー情報は今までどおり、アップしていきたいと思っています。地震後、映画業界は映画館の休館や上映打ち切りや延期を余儀なくされていますし、現実問題として、今、映画館の中に入りたいという気が起きません。でも、映画は誰もが日常から離れて楽しめる手軽な娯楽。早く元どおりになるよう祈っています。
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