アルフォンソ・キュアロンが4年半がかりで完成させた"Gravity"。事前の期待が高まるなか、相当なプレッシャーだったでしょうけど、これだけの評価と興行成績という名実ともの大成功を収められて、とにかくホッとしてるんじゃないでしょうか。映画監督はゲージツ家なので、まあ、あまり気にしないのかもしれませんが、プロデューサーや映画会社は胸をなでおろしているはず。そして、技術面のあらゆる努力が、自分の演技しだいではぶち壊しになるとわかっていたサンディーもきっと安堵しているでしょう。
全米公開の記事に興収を入れていたのですが、文字数がいっぱいになってしまったので、新たにしました。逐一追加することはしませんが、区切りや、大事な部分でお知らせしていければと思っています。また、この作品はサンディー絡み以外の賞も多いと思うので、それもこちらにまとめようかな、と。サンディーの公開作はまた当分ないので、批評やインタビューなどをもっとしっかり追加したかったのですが、追いつきませんでした。まあ、後出しになるかもしれませんが、それはおいおい・・・。
2014年2月2日 - 撮影監督組合賞受賞
米時間1日夜に、撮影監督組合(ASC)賞の授賞式が開かれ、下馬評どおり、エマニュエル・ルベツキが受賞しました!
http://www.hollywoodreporter.com/behind-screen/asc-awards-gravity-tops-cinematographer-676192
ASC賞とオスカー撮影賞は必ずしも一致しないようですが、このままオスカーも獲ってほしいですね。
それから1日は、「ゼロ・グラビティ」がノミネートされなかった脚本家組合賞も発表になり、オリジナル脚本賞は「HER」のスパイク・ジョーンズが獲得。「アメリカン・ハッスル」は落選しました。これは大きいです。このままぜひとも、オスカーでも「HER」に頑張ってほしいです。
ちなみに、「それでも夜は明ける」が選考対象にならなかった脚色賞のほうは、「キャプテン・フィリップス」が受賞。
2014年1月15日 - 視覚効果協会賞、映画音響協会賞ノミネート
どちらも当然のノミネートですが…。
視覚効果協会賞のほうは、先だって発表されたキュアロンの特別賞に加えて、8部門の最多ノミネート。いろいろ細かく分かれているようです。VFXで高い評価を得るということと、サンディーの演技への評価は反比例すべきではないのですが、VFXのほうで、宇宙のシーンは顔以外はCGだと主張されると、何となく低くなってしまう気もします。正確には、体の動きの基本はサンディーがやっていて、宇宙服をCGで着せて、細かい調整をしたということのはずなんですが(メイキングを観るとそうとしか思えない)。
視覚効果協会賞ノミネートはこちら: 授賞式は2月12日。
http://www.awardsdaily.com/blog/ves-nods-theres-gravity-and-everything-else/
音響賞ノミネートはこちら: 授賞式は2月22日。
http://www.hollywoodreporter.com/behind-screen/captain-phillips-gravity-inside-llewyn-670654
2014年1月10日 - アート・ディレクター組合、編集者組合賞ノミネート
主だった組合賞はあとは視覚効果ぐらいなので、最初から関係なかった衣装デザイナー組合賞は別として、やはり脚本家組合賞にノミネートされなかったのが残念ですね。
アート・ディレクター組合賞ノミネート - アンディ・ニコルソン
http://www.hollywoodreporter.com/behind-screen/2014-art-directors-guild-nominations-669582
授賞式は2月8日。
編集者組合(エディ)賞ノミネート - アルフォンソ・キュアロン/マーク・サンガー
http://www.awardsdaily.com/blog/ace-eddie-nominations/
授賞式は2月7日。
2014年1月9日 - 米撮影監督組合賞ノミネート
こちらも当然ながら、エマニュエル・ルベツキが米撮影監督組合(ACS)賞にノミネートされました。
http://www.theasc.com/asc_news/News_Articles/News_467.php
いつもは5人なのに、今回は票が割れたらしく、7人のノミネートです。発表は2月1日。
2014年1月8日 - 米監督組合賞ノミネート
当然ながら、アルフォンソ・キュアロン監督が米監督組合(DGA)賞にノミネートされました。
ノミネートは、
アルフォンソ・キュアロン 『ゼロ・グラビティ』
スティーブ・マックイーン 『それでも夜は明ける』
ポール・グリーングラス 『キャプテン・フィリップス』
デイビッド・O・ラッセル 『アメリカン・ハッスル』
マーティン・スコセッシ 『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
発表は1月25日です。
2014年1月5日 - 全米映画批評家協会では無冠
全米映画批評家協会(NSFC)の受賞者が発表になりましたが、「ゼロ・グラビティ」は監督が次点に入ったのみ。作品賞・監督賞・主演男優賞・撮影賞はコーエン兄弟の"Inside Llewyn Davis”が独占。主演女優賞はいつものケイト・ブランシェットで、サンディーは次点にも入らず。
"Inside ~"はとてもいい映画らしいですが、それでも、4部門独占というのは、SAG、PGA、WGAのノミネートをことごとく逃したことも影響しているような気がします。「よそは見落としているが、うちの協会はしっかり認めるぜ」みたいな(笑) こういう賞というのはつくづくバランスですねえ。
それにしても、「ゼロ・グラビティ」は大きな批評家賞で作品賞が獲れません。批評家とオスカー投票者は違うとはいえ、こういう批評家賞、各組合賞、GG賞、SAG賞で徐々に一般的な統一見解のようなものが出来上がっていくので、オスカーでの受賞は監督賞のほうが可能性が少しだけ高いように思えます。サンディーはとにかくノミネートをされれば、そこで満足というところかと。
2014年1月4日 - WGAノミネートはならず
「ゼロ・グラビティ」は脚本が弱いと言われてきました。私は同感ではありませんが、そう言われる理由は理解できます。あのストーリーをシンプル(だが深い)ととらえられるか、浅いととらえるかで映画の楽しみもずいぶん違ってきますよね。とにかく、この米脚本家組合(WGA)でノミネートされれば、オスカーでの目もまだあるかも、と淡い期待をもっていたのですが、やはりノミネートされませんでした。ちなみに、WGAのノミネート基準とオスカーのノミネート基準は異なり、WGAのほうがどうやらいろいろ複雑らしく、例えば、オスカー本命と言われている"12 Year a Slave"(「それでも夜は明ける」)はWGAのノミネート基準から外れて、対象になっていなかったそうです。(「ゼロ・グラビティ」は対象でした。) オスカーの作品賞では、やはり脚本で評価されていることがかなり重要な気がします。全米各地の批評家協会賞で、「ゼロ・グラビティ」が作品賞は逃がし、キュアロンが監督賞を獲る例がかなりありましたが、それはやはり脚本のせいではないかと。
WGAのノミネート作品リストはこちら。
http://www.awardsdaily.com/blog/writers-guild-nominations/
2013年1月3日 - PGAノミネート
米プロデューサー組合(PGA)がノミネート10作品を発表し、『ゼロ・グラビティ』がその1作に選ばれています。対象は、アルフォンソ・キュアロンとデイビッド・ヘイマン。授賞式は1月19日。
PGAのノミネートは、ほとんどがオスカー作品賞ノミネートと重なると言われており、今年のオスカー作品賞は8~9作になるのが有望視されていますが、この中から外れるのは何でしょうか。また、入れ替わりに入る作品はあるんでしょうか…。いつも賞レースでものすごい力を発揮するワインスタイン・カンパニー作品が1本も入っておらず(メリル&ジュリア主演作、ジュディ・デンチ主演作など)、これから猛烈なダッシュをかけるのかも。
http://www.awardsdaily.com/blog/producers-guild-nominations-tba-2/
2013年12月24日 - キュアロン監督特別賞
これだけのことを成し遂げたのに、監督がなかなか賞をもらわないな、と訝しく思っていたのですが、ようやく、視覚効果協会から"Visionary Award" を贈られることが発表になりました。"ビジョンに優れた人”ということなので、視覚効果における先駆者ということですかね。授賞式は2014年2月12日にビバリーヒルズ・ヒルトン・ホテルで行われます。サンディーも出席するかも…。
http://www.visualeffectssociety.com/2014-Visionary-Award
2013年12月19日 - 視覚効果の本
Cinefex という、VFX専門誌が最新号でほかの作品と一緒に"Gravity"の特集を組んでいるようです。
紙版、オンライン版、iPad版があり、紙版はその号だけ注文できますが、オンライン版は1年4号の購読が必要なようです。iPad版は、このサイト自体のアプリは無料で、見たい号は別途購入になるようです。単発で注文できる紙版のほうがオンライン版よりそれ自体は安いですが、海外発送のため、送料を入れると紙版のほうが少し高くなります。私は手にとって見たいので紙版を注文しました。届いたら内容をご紹介しますね。
追記: 結局、iPad mini で購入もしました。これは500円ぐらいですし、ビデオにもなり、お買い得だと思います。
追記その2: 検索したら日本版もありますね。ただ、1号ずつ遅れるようです。最新版が今月発売ので「パシリム」や「マン・オブ・スティール」なので、次が「ゼロ・グラビティ」などになるんじゃないかと思います。
2013年12月18日 - 脚本に関する記事と"Gravity"のパーティー
賞そのものではありませんが、賞レースに絡む記事なのでここに載せます。Vulture の"Toughest scene I wrote" (脚本を書く上で一番難しかったシーン)シリーズの第1弾として、"Gravity"が登場。キュアロン父͡子がその部分について語っています。記事の内容も映画の核心に触れていますし、脚本自体も載っているので、映画を未見で、これから見ようと思っている方は読まないほうがいいと思います。
http://www.vulture.com/2013/12/alfonso-cuaron-gravity-screenplay-toughest-scene-i-wrote.html
大変だった部分は、ライアンがソユーズに入り、そこであることが起こったあと、生きる意欲を再び見つけた部分で、これはよく報じられていますが、ジョージ・クルーニーがアイデアを出したとのことです。そして、キュアロン監督は、「あれは長いシングルショットで、心境の変化を見事に演じたサンドラをとても誇らしく思っている」と語っています。これについては、映画の感想その2、みたいな形で別途記事にできれば、と思ってますので、今はこれだけにしておきます。
これを書いているのは18日の午後1時半ごろですが、LAは17日の夜8時半ごろ。WBは有名レストランの"Lucques"で"Gravity"のパーティーを開いている真っ最中のようです。出席者のAnne Thompsonさんのツイートでは、アカデミー会員で満員状態で、その大部分が「アメリカン・ハッスル」や「ウルフ・オブ・ウォールストリート」をまだ見ていないとのこと。そしてサンディーは、"Gravity"の撮影で体験した役作りと監督たちとの絆をとても貴重なものだと思っていて、二度と味わえないのではないかと思っているそうです。そして、今後は簡単ではなく、チャレンジになることをしたいと。
https://twitter.com/akstanwyck
2013年12月16日 - 放送映画批評家協会賞ノミネート発表は今夜
「今夜」といっても、日本時間では明日になりますが、未確認情報では、LA時間8時すぎに地元局で独占発表後に、オンラインで公表とか。日本時間の17日午前1時ごろ。他のノミネート発表はNYの朝の番組に間に合うようにLA時間では5時台に発表されるので、この情報には少し不安がありますが。
こちらでライブストリーミングだそうです。
http://ktla.com/live/#axzz2nZyg86rm
2013年12月16日 - 2つの批評家協会賞受賞
米各地の批評家協会賞で、作品賞がほかの作品で、監督賞はキュアロン監督という結果が多くなってきています。これがオスカーでも反映されるかどうか。そしてサンディーも2つ受賞しました!
カンザス映画批評家協会賞
監督賞(スティーブ・マックイーンとタイ)/主演女優賞
ヒューストン映画批評家協会賞
http://www.hitfix.com/in-contention/2013-houston-film-critics-society-winners
監督賞/主演女優賞/撮影賞/作曲賞
サンフランシスコ映画批評家協会賞
http://www.hitfix.com/in-contention/2013-san-francisco-film-critics-circle-winners
こちらはサンディーはノミネートのみでしたが、作品は4部門で受賞。
監督賞/撮影賞/編集賞/美術賞
2013年12月14日 - 初受賞
続々と発表になる各批評家協会賞、サンディーが初めて主演女優賞に選ばれました。意外にも、アフリカン・アメリカン映画批評家協会賞。必ずしもアフリカ系の作品ばかりというわけではないそうなので、白人の選出もあるわけですが、ちょっと意外です。
授賞式はディナー形式で1月31日に行われるそうです。サンディーは出席するんでしょうかね。
2013年12月12日 - ゴールデングローブ賞
ノミネート発表はこちらでライブストリーミングだそうです。日本時間22時15分より。
http://www.goldenglobes.com/hollywood/watch-nominations-live-5105
2013年12月11日 - SAG賞
ノミネート発表はこちらで見れるらしいです。日本時間22時50分より。
http://sagawards.tntdrama.com/
2013年12月10日 - AFIのトップ10入り
アメリカ映画協会が毎年選出するトップ10に、当然ながら、入りました。
今年はいわゆる軽いコメディーで入った作品はないようですね。
"12 Years a Slave"
"American Hustle"
"Captain Phillips"
"Fruitvale Station"
"Gravity"
"Her"
"Inside Llewyn Davis"
"Nebraska"
"Saving Mr. Banks"
"The Wolf of Wall Street"
2013年12月10日 - セントルイス映画批評家協会賞ノミネート発表
だんだんキリがなくなってきましたが、また別の都市の批評家協会賞のノミネートが発表になり、サンディーもノミネートされました。そして、この協会はコメディー部門があり、"The Heat"もノミネート!
http://www.awardsdaily.com/blog/the-st-louis-film-critics-nominations/
作品賞/監督賞/主演女優賞/撮影賞/視覚特殊効果賞/作曲賞/ベストシーン(オープニングの長回しショット)
そして、ベストコメディー賞に"The Heat"がノミネート
もうひとつ、オンライン映画批評家協会賞というのもノミネートを発表しました。こちらは主演女優賞にサンディーを含めていないので、詳しくは書きません(ちょっとムカつき)
http://www.hitfix.com/in-contention/12-years-a-slave-leads-2013-online-film-critics-society-nominees
2013年12月9日 - ワシントンDC映画批評家協会賞発表
先日ノミネーションが発表になったWAFCA賞の受賞者が発表になり、監督賞、撮影賞、編集賞を獲得。主演女優賞はケイト・ブランシェット、作品賞は"12 Yeas a Slave"でした。
http://www.dcfilmcritics.com/awards/
2013年12月9日 - 批評家協会賞3つ発表
米時間8日に、LA映画批評家協会賞、ボストン映画批評家協会賞、NYオンライン批評家協会賞が発表になりました。残念ながら、サンディーはどれも次点にも選ばれませんでしたが、映画自体はいくつかを受賞しました。批評家協会賞での受賞はないだろうとは思っていましたが、実際にないとちょっと寂しいですね。あと各地の協会賞はこれから発表になりますが、この調子ですと、ケイト・ブランシェットの独走で、ところどころでエマ・トンプソン、独自色を出したいところではアデル…というところでしょうか。関係ないですが、「風立ちぬ」がアニメで強いですね。批評自体はそれほど絶賛ではなかったと思うのですが、やはり宮崎監督の最後の作品ということでしょうか。
LA映画批評家協会賞
(女優賞は、ケイト・ブランシェットとアデル・Exarchopoulos ・・・読み方を未確認)
http://www.lafca.net/years/2013.html
作品賞("HER"とタイ)
監督賞
撮影賞
編集賞
ボストン映画批評家協会
(作品賞は"12 Years a Slave"/女優賞はケイト・ブランシェット)
http://www.bostonfilmcritics.org/current-winners
撮影賞
NY映画批評家オンライン
(作品賞は"12 Years a Slave"/女優賞はケイト・ブランシェット)
監督賞
撮影賞
トップ10映画にも選出
2013年12月8日 - ワシントンDC映画批評家協会賞ノミネート
2日後に受賞者を発表するのになぜかわざわざノミネートを発表するWDCFC。でも、この協会は「しあわせの隠れ場所」のときに唯一、サンディーをノミネートしたグループでもありました。
『ゼロ・グラビティ』のミネートは7部門。
作品賞/監督賞/主演女優賞/美術賞/撮影賞/編集賞/作曲賞
http://www.dcfilmcritics.com/awards/
受賞者発表は米時間の9日です。
2013年12月5日 - ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞結果
昨日のNY映画批評家協会賞では何も獲れませんでしたが、先ほど発表になったナショナル・ボード・オブ・レビュー賞では、一応、トップ10には選ばれました。そして、Creative Innovation in Filmmaking Award (映画製作におけるクリエイティブ面での革新賞)という特別賞を受賞。 ちなみに、作品賞はスパイク・ジョーンズ監督の"Her"で、主演女優賞はエマ・トンプソン("Saving Mr. Banks")。NY映画批評家協会賞の作品賞"American Hustle"は、トップ10にさえ選ばれませんでした。ほんとにいろいろですね。どこも競うように違う作品を選ぶ感じです。次のLA映画批評家賞は何を選ぶのでしょうか?
こちらが受賞リスト:
http://www.nationalboardofreview.org/2013/12/national-board-review-announces-2013-award-winners/
2013年12月2日 - サテライト賞ノミネート
発表になったばかりの第18回サテライト賞ノミネートですが、正直なところ、重要な点は最初にノミネート発表をする、という以外にはあまり見当たらず。授賞式自体は3月9日ということで、オスカーより後です。過去の授賞式を見ても、肝心の人たちは出席していない感じで。「国際報道協会」というところの主催のようです。
とりあえず(というのもナンですが)、"Gravity"は、作品賞、主演女優賞などにノミネート。不思議なのは、ハリウッド・リポーターなどのサイトでは、監督賞も入っていて、8部門ノミネート、になっているのですが、同賞の公式HPでは、監督賞にノミネートされておらず、6部門になっています。どっちが正しいのかな。監督がノミネートされていないなんてあり得なさそうですが。
こちらが公式HP:http://www.pressacademy.com/award_cat/current-nominees/
こちらがハリウッド・リポーターのサイト:
http://www.hollywoodreporter.com/news/satellite-award-nominations-12-years-660848
2013年12月2日 - 全世界興収6億ドル突破
アメリカは感謝祭の休みで興収が見込み額しか出ておらず、どうやらトップ10から落ちたみたいですね。でも、中国では「ハンガーゲーム」を抑えて2週連続で1位をキープした模様で、全世界興収が6億を突破したようです。
http://www.thewrap.com/gravity-1-china-box-office-crosses-600-million/
こちらのサイトでは、北米で2億4900万ドル、北米外で3億6500万ドルで、計6億1500万ドル、となっています。北米外では、中国、フランス、イギリスがトップ3。韓国もいい数字を出しています。日本では話題になっているものの、どうでしょうか。
2013年11月17日 - 全世界興収5億ドル突破の見込み
Vaierty誌によれば、この週末で、全世界興収5億ドル突破の見込みで、サンディー、ジョージにとって、キャリアベストとなります。全米興収としては、ジョージはすでにキャリアベストですが、サンディーのほうはまだ『しあわせの隠れ場所』のほうが上です。
http://variety.com/2013/film/news/gravity-rises-to-500-million-at-worldwide-box-office-1200842131/
2013年11月6日 - ピープルズ・チョイス賞ノミネート
サンディーの定番(笑)であるピープルズ・チョイス賞のノミネートが発表されました。関連部門はほとんど入っています。
http://blog.peopleschoice.com/2013/11/05/peoples-choice-awards-2014-nominees-full-list/
[お気に入りの映画女優]
[お気に入りの映画コンビ] → "Gravity"のジョージ、"The Heat"のメリッサと
[お気に入りのコメディー映画]
[お気に入りのコメディー映画女優]
[お気に入りのドラマ映画]
[お気に入りのドラマ映画女優]
投票はこちらで。
http://www.peopleschoice.com/pca/vote/
授賞式は1月8日です。メリッサと一緒に出席してくれるといいですね。
2013年11月4日 - 全世界興収4億ドル突破
5回目の週末後の見込みを含む興収ですが、全世界で4億ドルを突破しました。
http://www.hollywoodreporter.com/news/box-office-milestone-gravity-rockets-652789
ハリウッド・リポーター誌は、今後のイギリス、中国、日本での公開を控え、最終的には5億5千万ドル~6億も想定内、と報じています。でもまあ、今後は年末~新年にかけて大作がどんどん公開されますし、2Dでしか観られなくなったときに、どれだけ観客を集められるか、というのもあるでしょうから、5億を超せば上等、みたいな感じじゃないでしょうか。少なくとも日本ではそこまで大ヒットといえるようになるかどうかは「?」です。
4億の世界興収は、サンディーにとってはキャリア・ベストです。ただし、物価の変動を考慮に入れない場合で、考慮に入れると、「スピード」にはやはり遠く及ばなさそうです。
客観的によかったと思えるのは、こういう、ある意味実験的な映画を映画会社がしっかりバックアップして完成させ、興行的に成功したことでしょうかね。そして、女性主演、そして米国外、特に英語圏以外では弱いとされていたサンドラ・ブロック主演の大作が米国外でも大ヒットとなったこと。この映画は例外的なので、これによってサンディーの米国外での市場価値が安定するとは私は思いませんが、サンディーの場合、いつもの映画だと、米国内+英語圏だけで十分モトが取れる規模だからいいのだ!
2013年11月2日 - 公開4週を終えて
夏の大作シーズンと、ホリデーシーズンに挟まれて、9月と10月はアメリカでは興行が不活発と言われているそうですが、"Gravity" は歴代記録を破り、10月のボックス・オフィスをほぼ独占しました。Box Office Mojoの分析では、3億ドルは届かないだろうが、2億6千万はターゲット内、としています。
http://www.boxofficemojo.com/news/?id=3746&p=.htm
そして、第4週の成績。前週からの落ち具合はまだ30%前半と健闘し、韓国とフランスでのスタートダッシュも効いて、全米と全米外の興収の比率がなかなかいい感じです。今週末には拡大公開新作3本が入るので、順位も興収もかなり落ちるでしょうが、頑張ってほしいですね。
http://www.boxofficemojo.com/movies/?id=gravity.htm
第4週(10月25日 - 31日) ランク: 2位
上映館数: 3,707(-113)
興収: $26,551,652 (-33.6%/1館平均:$7,163)
10月31日まで:
全米興収: $206,066,013 (55.6%)
全米外興収: $164,400,000 (44.4%)
全世界興収: $370,466,013
2013年10月30日 - 2億ドル突破
全米興収4週目の週末は、ついに1位から陥落しましたが、10月28日にめでたく興収2億ドルを突破しました。
http://www.boxofficemojo.com/movies/?page=main&id=gravity.htm
サンディーのキャリアベストである「しあわせの隠れ場所」は同じ25日間終了時で1億5千万ドルぐらいで、最終的に2億5500万ドル。それは超しそうな勢いですね。前も書いたと思いますが、それにしても、3DやIMAXの割り増し料金がない「しあわせの~」の勢いはすごかったということですよねえ。今週末からは大作が続いて公開になるので、そこでどれだけ踏ん張れるか。
2013年10月26日 - 3週終了時の興収
全米公開から3週間が終了し、約1億8千万ドルの興収をあげています。全世界でも3億ドル近く。今週末は、R指定コメディに1位の座を譲るようですが、今週末を終えるころには全米2億ドル近くになりそうです。
http://www.boxofficemojo.com/movies/?page=main&id=gravity.htm
第3週(10月18日 - 24日) ランク: 1位
上映館数: 3,820(+160)
興収: $39,978,231 (-33.8%/1館平均:$10,466)
10月24日まで:
全米興収: $179,514,361 (61.1%)
全米外興収: $114,200,000 (38.9%)
全世界興収: $293,714,361
2013年10月22日 - 3週目の週末興収
もうご存知の方が多いでしょうが、3週目の週末も1位をキープしました。金曜日は「キャリー」に負けるかと思われたのですが、結果的には「キャリー」が全く伸びず、週末3日間とも1位です。上映館数は160増えて、3,820館。全米内外の興収の比率がいい感じになってきました。やはりこういうタイプの映画は強いですね。
http://www.boxofficemojo.com/weekend/chart/
第3週の週末興収: $30,027,161 (前週末比-30.5%)
10月20日まで:
全米興収: $169,563,291 (59.8%)
全米外興収: $114,200,000 (40.2%)
全世界興収: $283,763,291
2013年10月19日 - 2週間の興収まとめ
10月4日に全米公開。初日を$17,484,818というぶっちぎり第1位でスタートし、翌日には31.6%アップという通常よりはかなり高い上昇率で、オープニング週末を予想以上の成績で終え、2週目の週末も「キャプテン・フィリップス」を軽く押さえて第1位をキープ。3DとIMAXという、料金の高い劇場での集客率が高いことを考えると、動員数で見れば、そんなに記録破りではないだろうとは思うのですが、シリーズものでも、コミック原作でもないオリジナル映画が、連続1位というのはなかなかないそうです。
3週目は、この秋唯一のホラー映画「キャリー」が公開で、18日金曜日の興収は「キャリー」が1位だったようですが、週末全体では"Gravity"が1位を獲るのでは、と予想されています。
http://www.boxofficemojo.com/movies/?page=daily&id=gravity.htm
[全米/カナダ]
第1週(10月4日 - 10日) ランク: 1位
上映館数: 3,575
興収: $79,134,919 (1館平均:$22,136)
第2週(10月11日 - 17日) ランク: 1位
上映館数: 3,660 (+85)
興収: $60,401,211 (-23.7%/1館平均:$16,503)
[全世界興収]
10月17日まで:
全米/カナダ: $139,536,130 (67.2%)
全米/カナダ以外: $68,000,000 (32.8%)
全世界興収: $207,536,130
凄いな~o(^▽^)o
ってありきたりの言葉ですみません。
でも1億ドル突破で大ヒットと言われるような気がするので、
それを軽々超えただけでも、
嬉しいことだし、
凄いことだと思うんです。
サンドラ、来日してくれませんかね^_^;
製作費の3倍で利益が出る、と言われていますので、この作品の場合、全世界で3億超えれば・・・と思っていましたが、それもクリアしているのでうれしいです。
来日、どうでしょうかねえ。
12月7日日本公開のキアヌの「47 RONIN」は、キアヌが11月半ばに来日決定の発表があったので、もし、この映画で来日があるとすれば、そろそろ発表だと思うのですが・・・。
中国も11月20日公開なので、2か国を回るプロモーションにしてくれればいいんですけどね。
久々にドキドキしてすっかり賞レースモードになっちゃいました(笑)
何故か映像は移りませんでしたが。。
さて。
SAGと言えば、あのサプライズな2009年の賞レースを思い起こすと、SAGの時のサンディが1番好きでした。
1番です、はい。
ぱっと見微妙なドレスかなーとか髪型もちょっと乱れてないか?とか思ったのですが、慣れてきたらあのシンプルなドレスがオトナエレガントでサンディが輝いて見えたんですよね。
しかも俳優仲間に選ばれてファンとしても誇らしかったというか。
ベティの紹介も良かったし。
まぁ今年は楓さんの読み通り厳しいものの、やはりノミネートされて欲しい賞には違いありません。
映像、見れませんでしたか?
どうしてかな。
私は見れましたが、サンディーの名前が呼ばれた瞬間にドキドキが頂点に達して、あとを聞いてませんでした(笑)
見直したいので、YouTubeにあがったらまたリンクをのせます。
私もSAGの時が全体的に好きかな。
嫌な野郎も出てくるのでそこが難点ですが、
一番輝いてた気がしますね。
スピーチも自然発生的で。