楓荘日記

米女優サンドラ・ブロックの情報を中心に、洋画、日米ドラマ、本など、思いつくまま書いていきます。

逃避の時間

2010-10-19 13:14:03 | その他

 私はもともとボーイ・ソプラノに弱く(苦笑)、幼い女の子がうまく歌っても、あまり興味がなかったのですが、この子はすごいと思いました。
 かのスーザン・ボイルを輩出した"Britain's Got Talent"で、2007年に6歳で出場し、ポール・ラッツに敗れたものの、決勝まで進んだ天使の歌声(なんて月並みな表現)の持ち主、コニー・タルボットちゃん。

最初の曲は"Over the Rainbow" 




 何がすごいって、アカペラでこの音程の確かさ。そして、地声とファルセットへの切り替えの自然さ。そして、なによりも、芸のうまい子供にありがちな嫌味さがない点(これは私がひねくれているせいか)。
 その後、マイケル・ジャクソンの「ベンのテーマ」を歌い、決勝に進み、決勝戦では今度は伴奏付きで "Over the Rainbow"を歌ったようです。
 そして、レコーディング契約をし、アルバムを出しましたが、その中でも私が特に好きなのがこの3曲。

 
"I Have A Dream"




 "I Will Always Love You"




 "Imagine"





 レコーディング前には歌のレッスンをしたんでしょうし、調整もされてるのかもしれませんが、6歳の子供の歌とは思えません。まあ、6歳に"I Will Always Love You"を歌わせるってどうよ?というのはありますが。子供特有のキンキン声ではなく、ハスキーなところも私の好み。
 日本にも来てるんですが、その当時は私はまったく知らず……。

 2000年11月生まれということなので、まもなく10歳。最近のライブ映像も少しYouTubeに出ていますが、声もかなり変わり、残念なことに、6~8歳ごろのときのほうがうまい印象を受けます。ボーイソプラノもそうですが、子供の声というのは、その時期特有の魅力があるものだなあとつくづく思いました。何も考えずに、ただ楽しくて歌っていた時期を過ぎ、10歳ともなれば、いろいろ考えるでしょうし、これから変声期も迎えるわけで、しばらくは本人にとってはつらいかもしれませんね。でも、声のよさと歌の才能は天性のものだと思うので、ぜひとも周囲の大人が賢明な育て方をして、声が落ち着いたころに本格的なデビューをしてほしいものです。


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