楓荘日記

米女優サンドラ・ブロックの情報を中心に、洋画、日米ドラマ、本など、思いつくまま書いていきます。

昼間のイベントは慣れてない

2014-01-16 13:26:22 | サンドラ・ブロック イベント

 「こういうイベント、夜なら慣れているのよ。準備もできる。でも、昼間は慣れてないのよねぇと、サンディーは言いながら会場に入ったそうです。

 昨年12月に発表になった、アメリカン・フィルム・インスティテュート(AFI)の年間ベスト10の映画・TVを祝う昼食会が1月10日にロサンゼルスで開かれ、サンディーも出席。「ゼロ・グラビティ」からは、アルフォンソ・キュアロン、デイビッド・ヘイマンも出席しました(各賞授賞式が近いので、ほかのスタッフもいたかも)。

アメリカン・フィルム・インスティテュートには日本語サイトがありました。

http://www.vipo.or.jp/afi/about/

ずっと、「米映画協会」と思っていましたが、レーティングを決めるMPAA のほうが訳語としては米映画協会なんですね。上記の日本語サイトには概要しかありませんが、本家のほうに2013年の受賞作品などが出ています。

http://www.afi.com/

映画の今年のトップ10は、

『それでも夜は明ける』スティーヴ・マックイーン監督
『アメリカン・ハッスル』デビッド・O・ラッセル監督
『キャプテン・フィリップス』ポール・グリーングラス監督
『フルートベール駅で』ライアン・クーグラー監督
『ゼロ・グラビティ』アルフォンソ・キュアロン監督
『ハー(原題)』スパイク・ジョーンズ監督
『インサイド・ルウェイン・デイヴィス(原題)』イーサン&ジョエル・コーエン監督
『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』アレクサンダー・ペイン監督
『ウォルト・ディズニーの約束』ジョン・リー・ハンコック監督
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』マーティン・スコセッシ監督

この記事のタイトルや冒頭に書いたサンディーの言葉は、このイベントに出席した映画ジャーナリストのピート・ハモンド氏のDeadline.comへの寄稿からです。

http://www.deadline.com/2014/01/afi-awards-lunch-brings-out-hollywoods-heavy-hitters-and-contenders-for-seasons-ultra-cool-event/

ハモンドさんは、2010年にサンディーがサンタ・バーバラ国際映画祭で受賞した時に、モデレーターを務めた人ですね。同氏によれば、このAFI昼食会は、授賞式の中でももっとも豪華な顔ぶれが集まり、もっともリラックスした雰囲気(受賞者ばかりで、しかも受賞スピーチはないため)なんだそうです。みんなが談笑するカクテル・サービスのあとで、着席したランチが始まり、受賞作品の短い映像が流され、最後はAFI生涯功労賞のシャーリー・マクレーンが閉会の言葉で終わり。

「ゼロ・グラビティ」の紹介文:

"GRAVITY holds audiences with the power of a force of nature. Reaching skyward with pioneering ambition, Alfonso Cuarón paints with a canvas so vast and visuals so breathtaking, that the film instantly rockets into the heavens of unforgettable achievements. A theatrical spectacle humbling beyond words, it is at its core a human drama that floats between wonder and terror, with a beating heart provided by two of America’s brightest stars – Sandra Bullock and George Clooney. Bullock’s lead role is so deeply felt and epic in emotion that we stand with her at film’s end, grateful to have experienced one helluva ride."

『ゼロ・グラビティ』は、自然がもたらすパワーで観客の心をつかんだ。先駆者的な野心をはばたかせたアルフォンソ・キュアロンは、とてつもなく広大なキャンパスに息をのむような美しい映像を描き、その映画は一瞬にして忘れがたい偉業の領域へ飛び込んだ。言葉にできないほどの映画館で体験すべきスペクタクルでありながら、その芯にあるのは、驚異と恐怖の間を漂う人間ドラマ。心臓が激しく鼓動するそのドラマは、サンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニーという、アメリカのもっとも輝かしいスターの2人によってもたらされている。主演のブロックの演技は、観客の心と深く壮大に感傷で結びつき、映画の最後で観客は彼女とともに立ち、そのとてつもない冒険を体験できたことに感謝する。

 2014年1月16日 - 公式コメント映像

 各作品の出席者による公式コメントビデオが公表されました。

http://www.afi.com/afiawards/videos2013.aspx#.UtdBHlSCjIV

 『ゼロ・グラビティ』からは、監督、サンディー、VFXのティム・ウェバー、共同編集のマーク・サンガー。


質問:『ゼロ・グラビティ』のどんな点を、人々に覚えておいてほしいか。

キュアロン: この宇宙体験を覚えていてほしい。限界、逆境、再生という自分自身の経験と結び付けて。

サンディー: このビジョンを創るためにどれだけ多くのすばらしいアーティストが関わり、彼らがそれぞれ称えられるべきであるのに、決して表だって称えられることがないこと。この映画で私が忘れないのはそういう人々であり、皆さんもそうであってほしい。

ウェバー: 宇宙体験として覚えていてほしい。宇宙とのかかわりに一番近い体験として。

サンガー: この時代において、VFXやすばらしい映像ということ以前に、やはり演技がストーリーの心だということ。

*キュアロンとサンディーのコメントは、聞き取れない部分があり、英語サイトのメンバーに助けてもらいました。

 

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こういう賞にはずっと縁がなかったサンディー。大した作品ではないが、そこそこのヒット作を出すコメディ女優として人気者という長年のレッテルは、今でも彼女の演技に対して偏見の目で見られる原因でもありますが、その、いい意味の軽さを維持しながら、こうして徐々に認められてきているのはファンとしてはうれしいというか、胸がいっぱいになるというか。頑張ってきてよかったね。

入口には大きなボードがあり、出席者がサイン。サンディーのサインは見つかりますか?

出席者は、こういう認定証をもらうそうです。これはエイミー・アダムスのもの。

昼間のイベントということで、サンディーも控えめな服装。メイクも薄く、若く見えますね。パッと見ただけだと、大学院生ぐらい?

こういうところはいかにもサンディー。

「どうすんの?」

横顔フェチなので・・・。

大物ばかりのイベントだと、ちょっと大人しめ?

そしてエマ・トンプソンと意気投合らしく、仲良しショット連発。エマは最近のインタビューで、以前、映画でメリル・ストリープとキスをした話に関連し、「世の中にはきれいな女の人がたくさんいるからねえ。2年ほど前に、ある授賞式でサンディー・ブロックと会ったんだけど、その時に彼女が、『私がゲイだったら、相手はあなたがいい』と言われたので、『喜んで!』と答えたの」と言っています。

http://www.eonline.com/news/497481/sandra-bullock-would-go-gay-for-emma-thompson-according-to-emma-thompson

エマ・トンプソンはサンディーより5歳年上。イギリス映画界の実力者で人気者ですから、こういう人に可愛がられたいですね! オスカーは、 「ハワーズ・エンド」で主演女優賞、「いつか晴れた日に」で脚色賞を受賞しています。

手を触れ合わせ…

肩と腕をつかみ…

大笑いをして… (サンディー、口、開けすぎ)

ついに抱擁!

ああ、離れたくない…。 

こちらは、"The Minions"で声の共演中のジョン・ハム。

「それでも夜は明ける」で大ブレイク中のルピタ・ニョンゴと。まだ大学を出たばかりらしいです。

オクタビア・スペンサー、エマ、「フルートベール駅で」の監督ライアン・クーグラー

ピープルズ・チョイス賞でも会ったマイケル・B・ジョーダン

ワーナーの国際配給部門のトップで、お友達のスー・クロールさん。いつ見ても、トッポジージョを思い出すお顔・・・。

お疲れ気味?のデイビッド・ヘイマン。私はこの人の、プロデューサーっぽくないヨレヨレぶりが好きです(笑) いかにも現場で頑張ります、って感じで。

キュアロンは、ジョエル・コーエンと談笑中

映像は出なさそうですが、何か見つけたら追加します。


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