楓荘日記

米女優サンドラ・ブロックの情報を中心に、洋画、日米ドラマ、本など、思いつくまま書いていきます。

公称自称の批評家たちに選ばれました

2014-01-18 11:50:44 | 映画感想

 米時間12月16日朝に、放送映画批評家協会主催の第19回クリティックス・チョイス映画賞ノミネートが発表になりました。ちょっと茶化したタイトルにしたのは、この団体は300人ぐらいのメンバーがいるそうなのですが、あまり尊敬されていない賞らしいのです。そもそも「批評家」というのは「作家」とか「芸術家」とかと同じで、別に資格が必要なわけでもなく、自分が「批評家」だと名乗れば済むわけですけども、まあ、ピンキリらしい……とはいえ、TV中継されることもあって、ゴールデングローブ賞、SAG賞に次いで重視されているようです。

 そして、無事にいろいろノミネートされました。他の作品の邦題を書く暇がなく、とりあえず、リストを。

 http://www.hitfix.com/in-contention/2013-critics-choice-movie-awards-nominations/1

「ゼロ・グラビティ」ノミネート

作品賞/監督賞/主演女優賞/美術賞/撮影賞/編集賞/作曲賞/視覚効果賞

アクション映画での主演女優賞

SF/ホラー映画賞

*脚本賞に漏れるのが作品賞レースに響くようです。しかしなぜ、アクション映画の主演女優賞なのに、映画自体はSF/ホラー・・・・・・。

"The Heat" ノミネート

コメディ映画賞/主演女優賞(メリッサも)

サンディーは3つのノミネート獲得。コメディ主演女優賞がメリッサとタイになりそうな予感…。

授賞式は2014年1月16日です。

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 2014年1月18日 - Access Hollywood インタビュー

キュアロンと2人でインタビューに応じています。

http://watch.accesshollywood.com/video/sandra-bullock-alfonso-cuaron-react-to-gravitys-10-oscar-nominations/3067047600001#

オスカー10部門ノミネートされたことで、お互いにメールを出し合ったりしたのかと聞かれ、サンディーはメールしたけど、監督はイタリアからのフライト中だったとのこと。監督は「受け取ってないぞ」(冗談かも)。監督は24時間寝てなくて、オスカーのニュースはワーナーから聞いたそうです。いつお祝いが終わるのかと聞かれ、監督は「永遠に終わらない」、サンディーは「シャンパンと食べ物がなくなったら」。GG賞のジョージ・クルーニーのジョーク(Gravityは、ジョージ・クルーニーが、自分と同年代の女性と過ごすより、宇宙に漂っていって死んだほうがいいと思ったことを描いた映画)については、サンディーは、「ケッサクだった。事実じゃないと思うけどね。彼女たちは、ジョージがデートした全員を知らないから。でも彼女たちはすごく面白かった。みんなをネタにしまくって。どの授賞式も彼女たちがホストをすればいい」

 

 2014年1月17日 - まとめ

 途中からライブストリーミングができたものですから、なんだかごちゃごちゃしてしまいました。一度投稿した写真は外して、改めて載せていきます。

 賞の重みとしては、映画業界内ではあまり認められていないらしいこの賞。よく揶揄されますが、ハリウッド映画賞と同じく、そうそうたるスターが集まることと、時期的に注目されています。今年は特にオスカーノミネート発表当日ということで、出席するのがつらい人たちもいたんじゃないでしょうか。それでも、トム・ハンクスもエマ・トンプソンもちゃんと出席。まさかの落選となったオプラ・ウィンフリーもいました。部門として、オスカー並みの技術部門もあるうえに、独自性を出そうとしているのか、コメディ映画部門、アクション映画部門、SF/ホラー映画部門、年齢上限付き(21か22歳?)の若手俳優部門、さらに功労賞もあり、それを2時間のTV放送枠に入れるのはそもそも無理なわけで、脚本賞や技術部門はCMの前にアナウンスで受賞発表という形でした。出席していたHitFix のジャーナリストによれば、ノミネートされた人たちがそのことを事前に知らされていたかどうかは不明で、知らなかったとすれば、がっかりしたでしょうね。スピーチの用意をしていった人もいるでしょうし。

受賞者リストはこちら:

http://www.criticschoice.com/movie-awards/19th-annual-critics’-choice-movie-awards-2014-–-best-picture-12-years-a-slave/

「ゼロ・グラビティ」は、監督賞/撮影賞/編集賞/視覚効果賞/作曲賞/アクション映画主演女優賞/SF・ホラー映画作品賞の7部門で受賞。部門数だけを見ると最多ですが、脚本賞/助演女優賞/作品賞を獲得した「それでも夜は明ける」がやはりこのまま強いのではないかとの評価のようです。急速に台頭している「アメリカン・ハッスル」は、アンサンブル演技賞/コメディ映画賞/コメディ映画主演女優賞/ヘア&メイク賞を受賞。土曜日のSAG賞では、またアンサンブル演技賞を獲るのではないかと言われています。

まず、サンディーの受賞スピーチ。プレゼンターは"The Heat"で共演したマーロン・ウエインズ。話し始めてすぐの時に、技術トラブルでアナウンサーの声が入ってしまい、思わずFワードが。アメリカの生放送は3~5秒遅らせて放送するため、ギリギリでその部分は音を消すことができたようです(笑)


名前が呼ばれた時点で、もうサンディーは笑っちゃってますね。スピーチでも、「アクション映画」と言う点を軽く茶化しています。なにしろ、「ゼロ・グラビティ」はアクション映画にノミネートされておらず、SF・ホラー部門に俳優部門がないことや、アクション映画の女優として頭数が足りなかったのか、とにかく、妙なノミネートではあります。アクション映画と言えないことはないけれども。

「マーロン・ウエインズとキスしちゃったわ。まず、ジャッキー・チェン、シルベスター・スタローン、ジャン・クロード・ヴァンダムに感謝を捧げます。私がやったことは全部彼らから学んだの。けっこう難しいのよ。そして…(ここで技術トラブル。サンディーのFワードで大爆笑) 私はアクション・ヒーローよ、なんてことすんの! ワーナー・ブラザースがこの映画に資金を提供してくれたことに感謝します。どんな映画なのか全然分からないまま支援してくれたけど、アクション映画よ。それからアルフォンソ・キュアロンのビジョン、優しさ、すばらしさ、あらゆる装置に私を縛りつけてくれて、ありゆる点で人生最高の経験をさせてくれたことに感謝します。ジョージ・クルーニーには、漂流したまま戻ってこなかったことに感謝。そして、この映画を観に行ってくれた人たち全員にどうもありがとう。観ない選択もあったのに、観てくれたから」

相変わらず、スピーチはうまいですね。

こちらは、キュアロン監督のスピーチ。ちょっと上がり気味?プレゼンターはメリル様。


「BFCAの批評家の皆さんに感謝します。皆さんがこの映画の売り込みをやりやすくしてくれたと思うからです。宇宙の中に漂流していく女性というだけでは(この部分が聴き取れず。これだけでは売れなかった、というのか、批評家が簡略して表現してくれたから、というのか・・・)。批評家の皆さんが、観客をこの映画に近づけてくれたと思います。さっき、デイビッド・O・ラッセルが名前を全部覚えきれないと言ってましたが、私も言い忘れる名前がありそう・・・。ところで、デイビッドの場合はアンサンブルキャストですが、私の俳優はサンドラとジョージだけですから・・・。サンドラ、ジョージ、ありがとう。ワーナー・ブラザース、スー・クロール、グレッグ、ケビン・ツジハラ・・・それから、この年、そして過去にすばらしい作品を生み出したフィルムメーカーたち、どうもありがとう」

この調子で監督組合(DGA)賞、BAFTA、そしてオスカーの監督賞を獲ってほしいです。

頑張ってね、アルフォンソ!

メイン部門の受賞者は記者会見がありますが、サンディーはなかったみたいですね。

まずレッドカーペットの写真。GG賞とはうってかわって、シンプルかつ優雅。2007年のMETガラを思い出しました。色もいいし、とても似合ってると思います。メタリックなベルトはイヤリングと合わせたようですが、なくてもいいかも。

毎回驚くカメラマンとの距離の近さ。

何かにとてもウケてるご様子・・・。キュアロンがこの先にいるんじゃないかという気が。

そこまで笑わなくても。

そして、キュアロン監督を招き・・・。

SB「何やってたのよ」 AC「いや、邪魔かと思って」

肩に手の置き方が偉そうなサンディー。

薄く色が入ったメガネで学者風。GG賞の時と違い、ネクタイが曲がってません。

受賞で名前を呼ばれた後。

ステージへ。後ろ姿はこんな感じ。髪はずいぶん段カット(と今もいうのか?)

"アクション・スター”らしく、カンフーのマネ?

マーロンに迎えられ・・・。

"WTF?"の瞬間。

"The Heat"の続編が実現していれば、映画の中でマーロンとの関係が発展したかも。

こちらはキュアロンが名前を呼ばれた後。

誰かに向かって、腕の筋肉自慢中(笑) 確かにすごい。ほどほどにしてね。マドンナみたいになってしまったら大変。

今回、私が一番うれしかったのがこの写真。ケイト・ブランシェット(と息子さん)。ケイトのほうから寄ってくれた感じですね。ケイトはジョージ・クルーニー最新監督作に出演してます。

息子さんと握手。子供好きのサンディーはうれしそう。

こちらは、セルフィー中のジュリー・デルピー。

「しあわせの隠れ場所」のジョン・リー・ハンコック監督と。

マシュー・マコノヒー夫人のカミラさん。

大御所オプラ・ウィンフリー。

BFFのメリッサ・マッカーシー。後ろのテーブルにはメリッサのご主人のベンと、ポール・フィーグ監督がいます。

WBのスー・クロールさんと何やら相談中。「私の受賞はありえないから、とにかく監督賞ゲットよ」

こういう時はなかなか食べられないでしょうね。珍しく、パブリシストのシェリルさんも席についてます。

ということで、また何か目新しい写真や、インタビュー映像があったら追加します。

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主演女優賞はやはりケイト・ブランシェット、作品賞は「それでも夜は明ける」でした。

「ゼロ・グラビティ」は、7部門で受賞。監督賞が獲れてよかったです。サンディーのアクション映画主演女優賞はご愛嬌?

写真など、おいおい追加します。

 作曲賞、視覚効果賞、撮影賞、編集賞、SF映画賞受賞

こういう賞はアナウンスのみです。

 アルフォンソ・キュアロン、監督賞受賞!

珍しくちょっと上がり気味・・・。

 サンディーの受賞スピーチ映像

http://perezhilton.com/2014-01-16-sandra-bullock-critics-choice-awards-2014-celeb-winner-best-actress-in-an-action-movie#sthash.e1ALI1X0.TZvI6qB9.dpbs

 こちらのリンクで観れそうです。

http://nowwatchtvlive.com/2011/07/watch-the-cw-usa-channel-live-the-cw-tv-network-online/

 

 

 授賞式進行中 - 観れませんが、受賞結果だけ追っていきます。

レッドカーペットはちらっと見られましたが、授賞式のライブストリーミングは観られず・・・。

サンディー、アクション映画で主演女優賞受賞。

「これが何だか分からなかったけど、アクション映画だったのね!」とスピーチ。

 

 UPDATE: 2014年1月17日 - 授賞式

 http://www.criticschoice.com/movie-awards/

アメリカでの放送が、8:00 PM ET/PT となっているので、授賞式自体は東海岸の時間におこなわれ、西海岸では3時間遅れで放送されるということですかね。NYの午後͡8時は日本の午前10時です。ライブストリーミングは、英語サイトに投稿されていますが、どうやら何かダウンロードが必要な感じで、何もせずにストリーミングできるサイトがあればいいのですが、まだ見つけておらず・・・。

 

一応、こちらにそのリンクが投稿されていますので、試してみる方はどうぞ。

http://sandrabullockfans.proboards.com/index.cgi?board=awardsevents&action=display&thread=141

上から5つめの投稿にあるリンク2つです。

私はストリーミングは無理かもしれないので、ネットで受賞者を拾いながら、ここに投稿していくつもりです。


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