昨日は弟が母を見舞うとのことで、自分は妻が以前に購入していてくれた「Van Gogh Alive」を鑑賞する。会場はお決まりな美術館ではなく臨海地区の倉庫だ。藤沢駅から湘南新宿ラインで大崎乗換え、りんかい線天王洲アイル駅から近く徒歩5分くらいだろうか天気好く久しぶりに都内の空気に触れた。客層は若い女性が中心だが鑑賞しながら周囲の会話に聞き耳を立てれば自分と同じく原田マハさんの小説に影響を受けた方々が相当数存在することに気づく。映像鑑賞は本物の絵画鑑賞とは違い大画面で作品を繰り返し観るので邪魔されることも少なく満足して会場を後にする。
大学1年次クラスの友人が1年前まで元気だったが昨年暮れに亡くなっていた(享年67才)。この11月のクラス会で再会を約束していたのにとても残念だ・・・
「Top Gun」を辻堂テラスモールIMAXで鑑賞。IMAXの効果なのかトムクルーズが上手いのかこれはお勧めだ。物語の仮想敵国はどこなんだろうか?昨今の即発的状況下で抑止力効果もあるのではないだろうか。
図書館で予約しておいた第17回本屋大賞受賞作、凪良ゆう著「流浪の月」を読む。これは自分には理解しにくい内容だが読みやすいので一気に読んだ。68才の自分が知っている昭和な常識社会はいつまで残るんだろうか?答えは簡単 Everything must change. なんだろうね・・・。
午後から雨、そして母の介護。その前に軽くジョグに出ようと思っているうちに雨が降り出す。あきらめて午前中は読書とする。先週読んだ内田洋子著「対岸のヴェネチア」が面白かったので、今読んでるのは内田さんの「どうしようもないのに、好き」。数年前に訪問したイタリアの情景を脳裏に浮かべながら読み進める。欧州はあちこち旅行したがイタリアが一番自分に合っているというのか馴染むと感じる。もう一度行くならイタリアかなあ、南部の方面にも行ってみたいし。昨年キャンセルした全豪テニス観戦のメルボルン、全仏テニス観戦のパリ、未訪問なエジプト、トルコに再度訪問したいイタリア。「コロナよ立ち去れ!体力気力が消えぬ内に!」66才はもう伏してお願いします。
晴れて2021新春という状況ではない。
昨年吹き荒れたコロナ禍、まだまだ継続中拡大中だ。大晦日から元旦への切替わる渋谷の風景も密密、箱根駅伝のTV中継を見ても沿道の応援者が密多数、1年間自粛してきた者たちの努力が報われていない。今日から始動する普段の生活だが最初にしたことは今月下旬のGOTO適用志賀高原スキーのキャンセルだ。2月には舞子高原スキーの予約もありこのままではこれもキャンセル必至の様相だ。基礎疾患を考慮して仕方なく寂しい寂しい寂しい単独マイカー+単独山小屋泊+単独スキーに計画変更だ。
外飲みできない年末年始は読書の時となった。三浦しをん著「愛なき世界」「風が強く吹いている」を続けて読む。前者は東大理学部植物学の話、後者は箱根駅伝の話だが彼女の作品はオタクテーマを展開するものが多くて勉強になる。今年は駅伝を読みながらテレビ観戦する。往路10区でのまさかの逆転劇にも驚いたが小説は現実よりも奇なり、TV中継の視聴率は過去最高とのこと、さてさて自分のような箱根駅伝のにわかファンも増えるに違いない。今年は耐えて耐えて耐えて1年のゴールを目指します。
9月に入って暦の上では秋だが現実は秋というよりも残暑厳しき晩夏、というよりもうまだまだ真夏な藤沢市鵠沼地区。今日はオフショアで肩から頭サイズの好い波が寄せています。台風9号10号からのうねりで間隔が長め、アウトに出やすい模様、土曜日に好い波があたって週末サーファーはさぞ満足でしょう。私のようなもうすぐ66才引退まであと4年サーファーは大波が去ったのんびり中小波を待つのです。
さて、秋と言えば読書、遠藤周作著「銃と十字架」を読みだす。Amazonの解説では「17世紀前半の日本におけるキリスト教弾圧の貴重な通史であり、「沈黙」とともに、作者のキリスト教観の理論的な最高峰に位置する一冊である。一日本人ペトロ岐部の劇的生涯を描く。」とあり自分が高校生の頃に読んで感動した「沈黙」と同等の評価だ。40ページほどすすっと読み進んでしまったがもっとゆっくりじっくり楽しみたい内容であ~る。