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コーティング剤ってどんなもの?

2007-02-07 13:12:39 | 洗車マメ知識
コーティング剤ってどんなもの?
 コーティング剤というのはWAXのような油膜ではなく、塗装表面に樹脂系の皮膜を作ることによって塗装面を保護します。ポリマー等の(油膜より)硬い樹脂なので、比較的耐久性があり汚れや傷に強いのも特徴です。艶に関してはややWAXに劣りますが、最近のものは艶の面でもWAXを凌駕するものも出てきています。
 施工直後は保有するシリコン成分による表面張力によって玉状に水を弾きますが、時間経過と共にシリコンが流れてあまり水を弾かなくなるものが多いです。
 この状態になると効果が無くなってしまったと勘違いする人が結構いるようですが、実際はまだまだOKの場合が多いです。見分け方は、洗車した後の水滴の拭き上げ時に一回で水が切れるようならまだまだOKです。本当に効果が無くなった場合、すっぴんの塗装面は親水性が強いので何度拭いても水が切れなくなります。
 それからコーティング剤はWAXと違い塗り重ねることで皮膜が厚くなるため、重ね塗りすることで耐久性や艶を向上することができます。ただし、樹脂が定着するまでに1日以上かかる場合が多いので、重ね塗りする場合は最低1日置いてからの方が効果的です。
 また、コーティング剤は高温にすることで塗装との分子レベルで結合がしやすいらしいので、処理後はできるだけ暑い日光に当ててやることで強く結合して耐久性をUPできます。ですから、処理するのは晴天で暑くなりそうな日の、日光の弱い明け方か、日陰で処理をして処理後は炎天下に放置するのが良いかと思います。炎天下で塗っちゃうとムラになるので、拭取るまでは絶対に炎天下に出さないようにしましょう。
 定着するまでは水分を嫌うので、次の日位までは雨が降らないと確信のある日に処理しましょう。もし夕立でもあったら直ぐに拭取りましょう。