遼、18歳の誕生日にイーグルを奪い7位タイ発進!
国内男子ツアーのANAオープン(北海道・札幌GC輪厚C)は17日に開幕。この日18歳の誕生日を迎えた石川遼は第1ラウンド、1イーグル、2バーディの4アンダー68で回り、7位タイで発進した。ディフェンディング・チャンピオンの矢野東が6アンダー66の好スコアをマーク。小田孔明、久保谷健一と共にトーナメントをリードした。
石川が誕生日を祝う好スタートを切った。前半の13番でバーディを奪い、1アンダーでハーフターン。後半は5番パー5で2オンに成功しイーグルを奪取すると、8番でもスコアを1つ伸ばした。ノーボギーの4アンダー68でホールアウトし7位タイ。2週間前のフジサンケイクラシックで今季3勝目を挙げた好調さをキープしている。今大会でも最後まで持ち前の攻撃的なゴルフを披露し、栄冠に輝きたいところだ。
また、連覇を狙う矢野は前半を3バーディ、ノーボギー。後半は4つのバーディ(1ボギー)を量産し、6アンダー66で首位タイに立った。昨季は賞金ランク2位に入ったが、今季は未だ勝っていない。来季の米ツアー挑戦を目指し出場権を争うQTを受験することを表明しているだけに、今大会で連覇を達成し弾みをつけたい。
その他、トップタイと1打差の4位タイに谷口徹、中嶋常幸、兼本貴司が続いている。06年大会覇者の近藤共弘、谷原秀人は3アンダー69で15位タイ、国内男子ツアー昨季賞金王の片山晋呉は尾崎将司、藤田寛之らと同じ2アンダー70の27位タイ。今季2勝の池田勇太はイーブンパー72の63位タイ、アマチュアの伊藤誠道(湘洋中2年)は6オーバー78の124位タイと出遅れた