川上貞奴が日本で最初の女優だと言われていますが、私は名古屋に来るまで、その名前を知りませんでした。
私の生まれる前の話ですから無理もありませんが、その貞奴は元々は東京の日本橋の生まれだったんですね。いわゆる江戸っ子だったようです。大正9年ころから東区東二葉町に居住していたとのことです。
では、まずは「二葉館」の外観から。
今でも十分にオシャレな外観ですね。さすがに、大正ロマンです。
これだけ流麗で美しくバランスの取れた屋根の流れは、他に例を見ないですね。
玄関わきのステンドグラスを、外から見たところです。
自然石の外壁など、贅を尽くしています。
さあ、室内に入って・・・応接間でしょうか。
映画によく出てくる螺旋階段!
さぁ、その螺旋階段を、あなたならどのように着飾った服装で降りてきますか?
主人公になった気分で、応接間に待たせている賓客に向かって、階段を下りていく気分を味わってください。
遠慮なく、堂々と、パジャマ姿で行きましょう!(^-^)
このステンドグラスは、可愛らしいデザインですね。
華やかな題材と、見事な配色!
やはり天井は、どの部屋も高く3m以上ありそうです。
この建物も、やはり漆喰壁です。清潔感、重厚感、そしてたぶん耐火も兼ねているのでしょう。
居室部分の窓は、このようなデザインの窓が多く、窓は上げ下げ窓でした。
日本の窓はすべて引き違い窓ですが、洋館には合わない? (^-^)
なかなかの豪邸でした。
この豪邸に住んでみたいかと問われれば、もちろん、YES!
そして、あの応接間階段の手すりをジャージ姿で尻滑りして、来客を迎えたいですね。(^-^)