43年前 2階にいた私は地震の揺れに
「あ、地震だ」
と思ったとたんに、揺れが激しくなり慌てて階段を駆け下りたのですが、
下から3段目あたりで飛ばされ、廊下に落ちたのでした。
居間には祖父が掃き出し窓に腰かけて外に出ようとしたけれど、
足が弱って杖がないと歩けなくなっていた祖父は動けない状態。
祖母は庭の真ん中でうずくまっていました。
祖父のそばでどうしようかと考えていたその時に、東側の家のブロック塀がものすごい音とともに我が家に倒れてきて
もしも祖父に肩をかして歩いたいたら、祖父は大怪我をしていたところでした。
マグニチュード7.4 震度5 の地震でした。
あれからブロック塀には必ず鉄骨をいれるよう厳しくなり、
家も耐震を重要視し、だから東日本大震災の時には倒壊する家が少なかったのだと思います。
と同時に、この時に津波が来なかったので、大震災の時にもこないだろうと逃げなかった人が多くいたのも事実です。
天災は忘れたころにやってくる
まだまだ、備えておかねばと思う日としたいです。