『一期一会』~こだわり工務店の社長ブログ~

地域密着工務店の二代目社長がお届けする、毎日の奔走日記。お客様の為にニシヘヒガシへ!!

これからの職人の行方は・・・・

2015-12-02 17:51:43 | 暮らし

こんばんは~

 

今日も、朝から現場へ

来週予定している、旭市のI様邸の吹付断熱の

施工業者との事前打ち合わせをさせていただきました

お施主様も立会いして下さり、施工に関しての質疑応答を

しました

 

いよいよ来週施工となります

施工時には、私ももちろん立会いします

 

さて、うちの作業場では、うちの専属大工職人たちが

新しい現場の墨付け、手刻み加工を進めています

いつも書いてることですが・・・・大工職人だけではなく、その他の業種の職人の

数が年々減少しています

 

そんな中、うちの会社では積極的に若手の大工職人の育成にも

取り組んでいます

 

現在うちの大工職人たちの年齢層は、46歳~34歳です

正直、20代前半の人材がもっと欲しい。。

これから先のことを考えると・・・・工務店にとって、ほんと恐ろしい現実が


家づくりの中で、実際に手を動かし家を建てるのは職人たちです

その中でも、やはり家づくりの中心は、大工職人

2010年は40万いた職人が、東京オリンピックが開催される2020年には21万まで

落ち込むと推定されている

 

職人の高齢化も進み技術の継承も危ぶまれているのが現実

このままでは私たちが家を建てようとしても、まかせられる大工職人がいなくなってしまう。

 

数を量産する大手ハウスメーカーみたいに、「安く、早く」にばかり目を向けてしまうと、

作業する者の生産性や施工のバラツキをなくすために、事前加工したプレカットで

現場にて組立する、「組立職人」が多くなっているのが今の建築業界の姿だと思います。

 

これでは、本来の木造軸組宅の良さ、木組みの伝統木造建築の良さが

わからないまま、家が出来ていく・・・・造り手である、かつ重要な大工職人がこれでほんとに

いいのだろうか・・・・・


だが、いくら作り手が守ろうとしても、住まい手が選ばなければ衰退は避けられないのも事実。

 

全国には、うちみたいな中小工務店がたくさんあります。

手刻みをしているところは、探せばまだまだあるのも事実です。

 

これから、技術の継承をするためにも人材の育成は必須だし、

大工職人としての「志」をいかにもたせるか

今の時代、ほんと難しい課題です。

 

でも、ほんとやりがいのある職業だと思うんです

 

2016年、来年もこの問題と日々向い合せになると思いますが

若い方が、戸諸工務店に興味もってくれるとありがたいんだけどな~。。。。。

造り手側として

 


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