ゴンの釣り日記

五島列島東奔西走

森方塾研修会・・・親呼んで来~い!

2005年10月23日 18時10分31秒 | 沖磯上物
 森方塾の研修釣り大会に行ってきました、おいらは塾生ではないのだが福岡グレ競友会の福住会長の誘いに簡単に食いついてしまったのだ。AM3:00頃ブラックヘリオスに乗り森方塾長率いる塾生が到着、五島の塾生とオブザーバーであるおいらの荷物を積み込むと佐尾鼻方面に出航した。

 ロウソク付近から瀬上がりを開始、次々に瀬上がりしていくがなぜか奈良尾方面に戻ってくるのだ・・おいら達が上がったのは小奈良尾の防波堤のすぐ近く!船に乗った奈良尾港から車で5分歩いて10分位の地磯、ガッカリだが大会なのでしょうがない福住会長、競友会の金崎さん、おいらの順に並びAM4:00前に釣り開始。おいらは月明かりがありウキがうっすら見えるのでいつもの沈め釣り、他の2人はケミホタルを付けた夜釣りシカケだ。
 シカケを入れてみるとゴツゴツッと表層でアタリがある?アワセてみるが乗らない?そーっと引っ張ってみるとキンギョが付いてきたしばらくキンギョと遊んでいると福住会長がアタリを捕らえたようだ、良型のようでしばしのやり取りの後40cm弱のクロが浮いてきた!こうなるとおいら達も俄然やる気が出てくる。瀬際にはそこそこの型のクロがマキエを拾っているので、マキエを先打ちし引っ張り込むようなイメージで釣ると27~8㎝のクロが次々とヒットしてきたが、会長のサイズを超える事が出来ないまま日が高くなるとコッパの猛襲を食らい見回りの船に飛び乗った。

 今の時期ならヘボ島かなって事で船長に希望を伝えたが、なぜか船はガメ瀬横に・・渋々上がってみたもののとてもじゃないが3人が釣れる広さじゃないし、速い上げ潮が走り目の前はデッカイ沈み瀬が2つ走り去ろうとする船を呼び戻し再び瀬替りする事に、おいらと金崎さんは佐尾鼻のヒナダン、会長はニゴリに一人で上がる事にした。

 ヒナダンは冬場なら良型クロがバカスカ釣れるポイントだが今の時期はどうか?先に釣り始めた金崎さんのシカケの周りには、何やら怪しい白い影が動いている・・ハゴイタだぁ~・・やっぱし居たのねハゴイタをかわしてアタリを拾うと幼稚園の年少さんみたいなコッパが食ってくる、「親呼んでこ~い!」と言いながらリリースを繰り返すがサイズは一向に上がらない。
おいら達も段々弱気になって「兄ちゃん・・姉ちゃん・・年長さん呼んでこ~い!」と要求を下げていったがサイズは上がらないまま、おいらが2個金崎さんが3個ハゴイタにウキを盗られて納竿となった。ヒナダンでの収穫はタモで掬ったハコフグ2匹のみ!

 検量には40オーバーも持ち込まれ、福住会長が上位入賞!全員空クジ無しの和やかな表彰式で、厳しいながらも楽しい大会になった。
ん?おいら達の結果?・・・・・来年頑張る!