22日午後3時50分ごろ、熊本県球磨(くま)村一勝地(いっしょうち)の球磨川で、子ども4人を含む男性9人が乗ったラフティング用のゴムボートが転覆した。人吉署などによると、9人は下流に流されながら自力で岸に泳ぎ着いたり、近くにいた人に救助されたりして無事だった。水の流れが激しく、約3.5キロ流された消防職員(36)が水を飲むなどして近くの病院に運ばれた。足に軽傷を負っているという。
同署によると、ボートに乗っていたのは5~10歳の小学生ら4人と30~50歳代の大人5人で、家族2組。鹿児島県から訪れ、個人所有のボートで午後1時半ごろ、同村渡(わたり)の発船場を出発。約6.8キロ下った付近で激しい水流に巻き込まれて転覆したとみられる。全員がヘルメットとライフジャケットを着用していた。
川下りをしている9人を見つけた地元のラフティング業者が「この先は危ないから行かない方がいい」と注意した直後に事故に遭ったらしい。
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