東京都葛飾区は8日、1691億円(前年度比0・6%減)の一般会計など新年度当初予算案を発表した。
映画「男はつらいよ」を紹介する「葛飾柴又寅さん記念館」の展示を刷新するほか、「山田洋次ミュージアム(仮称)」をオープンさせ、観光客の誘致に力を入れる。
「寅さん記念館」では、現在、展示されている「くるまや」のセットを撤去し、太宰久雄演じる「タコ社長」が経営する印刷工場を実物大のセットで再現。印刷所内に入ることもできる。
また、同館の隣にあるレンタサイクル置き場の建物を、山田洋次監督の作品を紹介する「山田洋次ミュージアム(仮称)」に改装する。レンタサイクル置き場は移設する。「幸福の黄色いハンカチ」や「学校」など、山田監督の名作を、映像や小道具などの資料で紹介する予定で、映画ファンの誘客を図る。いずれも今年12月の完成予定で、予算は計9500万円。
また、人気漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(通称・こち亀)の舞台をPRするため、JR亀有駅構内に、登場キャラクターの観光案内板を設置する。漫画の主人公「両津勘吉」やマドンナ役「秋本カトリーヌ麗子」、イケメン警察官「中川圭一」の着ぐるみ3体も製作し、商店街などの催し物に活用する。
(2012年2月9日16時39分
読売新聞)
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