第8回 福光派古術 備中御更衣
第八回 福光派古術 備中・備前 御更衣
今年の夏も遠く九州は豊前の地より福光先生にお越しいただき古術の指導をしていただきました。
空之会の夏の風物詩です。
今回は人数が少なかったのですが小学生の頃から御更衣に参加している2人にとってはむしろ習いやすかったかも知れません。
私はと言えばちょうど前日から体調を崩し、三日間の御更衣をふらふらしながら耐えぬく”行”になってしまいました。
二日目の夜、熱が38.7度まで上がってしまいあせった、あせった。
最終日を迎えるというのに稽古を断って1人で九州に帰って頂く事は何としても避けたいと思いつつ眠りにつき、しかし夜が明けたらなんとあっけなく36度台に・・・。
運が良いです。
古術を見守るお神様のおかげかも知れません。
古術は信仰と芸法が溶けこむように一体となって継がれた来た武術。
今回の御更衣は私にとって良い禊となったと思います。
ネガティブな想いは何かしら蓄積していくものですから。
単なる肉体訓練であるならばランニングや筋トレでも良いのですが、禊ぎという観点で見る時に古術の持っている受け身思想の世界観は実に役に立つように思います。
古術で言う受け身思想とは兆しを通して意味を受け止めるという事だと理解しています。
また今回の大きな学びとして誓約(うけひ)から続く衛士としての古術者の心を知る事が出来た感じています。
第八回 福光派古術 備中・備前 御更衣
今年の夏も遠く九州は豊前の地より福光先生にお越しいただき古術の指導をしていただきました。
空之会の夏の風物詩です。
今回は人数が少なかったのですが小学生の頃から御更衣に参加している2人にとってはむしろ習いやすかったかも知れません。
私はと言えばちょうど前日から体調を崩し、三日間の御更衣をふらふらしながら耐えぬく”行”になってしまいました。
二日目の夜、熱が38.7度まで上がってしまいあせった、あせった。
最終日を迎えるというのに稽古を断って1人で九州に帰って頂く事は何としても避けたいと思いつつ眠りにつき、しかし夜が明けたらなんとあっけなく36度台に・・・。
運が良いです。
古術を見守るお神様のおかげかも知れません。
古術は信仰と芸法が溶けこむように一体となって継がれた来た武術。
今回の御更衣は私にとって良い禊となったと思います。
ネガティブな想いは何かしら蓄積していくものですから。
単なる肉体訓練であるならばランニングや筋トレでも良いのですが、禊ぎという観点で見る時に古術の持っている受け身思想の世界観は実に役に立つように思います。
古術で言う受け身思想とは兆しを通して意味を受け止めるという事だと理解しています。
また今回の大きな学びとして誓約(うけひ)から続く衛士としての古術者の心を知る事が出来た感じています。