日々徒然 正和流

岡山で体術、居合術、気功術を修練しています。
http://seiwaryu.wixsite.com/seiwaryu

正和流女子

2016-10-26 14:23:44 | 日記


約一年ぶりに稽古に来てくれた正和流女子。
仕事の都合でなかなか来れませんが県外から車を運転してやってきました。

武道の指導者は学校の先生よりも良いと思われる点があります。

小学生は卒業すると中学校、そして三年後には高校へと進学します。
区切りがあるので限られた時間の付き合いです。
それはそれで良い点もあると思われますが・・・

学校と違って武道の場合は事情が許す限り子供達が大人になっていく過程をずっと見届ける事が出来ます。

彼女も小学生の時からの教え子ですが、就職してからは不定期での稽古参加。

不定期過ぎてもう来ないのか?と思う事もあるが・・・^^;

しかしそんな心配をよそにマイペースで続けてくれていますね。

他にも子供の頃から教えている道場生達がいますが彼らは空気を吸うように自然な行為として道場へ来てくれているようです。

どこまでも続く武の道を、果たして実際にどこまで共に歩んで行けるのか?

自分が老人になった時、もっと大人として成長した彼らは相変わらず同じ道を歩いているのだろうか?

それぞれ生きていく上で事情も変わって来るだろうから先の事は分からない。

知るすべも無い。

とりあえず過去から繋がっている今をしっかりと共有していきたいですね。
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無駄を削ぐ

2016-10-21 12:15:16 | 日記


武道に限らずこの世のあらゆる事は姿かたちは言うに及ばず言葉によって思想においても脚色されている事が多いですね。

人は誰しも自分はこうなんだという強烈な自己主張を持っています。
生きていく上では程度の差はあれどそうならざるを得ないですね。
見栄や意地は誰にでもあります。
自分自身もそうです。
いつのまにか自分の枠組みで物事を見つめるようになってしまいます。

そこで心の枠組を一旦外して無駄を極力削ぎ落としたそのもの本来の持つ姿を見つめるようにしてみると今まで見えなかったものが見えてきたりします。

そのような見つめ方をした時に正和流の持つ姿は”円”に他ならない。
動きも円、思想も円。
ここがブレると正和流では無いほかのものになってしまいます。

円の姿は形ある動きだけに限定されるものでは無く心の模様にも求められます。
柔らかな円の動きなのに人格は相反するように批判的暴力的では調和がありません。

やはりソフトにおいてもハードにおいても心身一致が大切だなあと想いを巡らせているところです。
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回し打ち三連打

2016-10-16 22:52:10 | 日記


フルスイングです。
相当な大振りですが重心移動のエネルギーを使う事がテーマの稽古ですね。
一撃目がポイントです。

正和流には所謂ストレートはありません。
ストレートに近いロングフック的な打ち方はありますが純粋な直突きは使いません。
これは流派としてのアイデンティティに関わる事でボクシングに蹴りを加えたらキックボクシングであってボクシングにはならないみたいな事です。

回転運動を軸に技が構成されている訳ですが動画で披露出来る範囲は限られているために小出しにしています。
流派としての技は公開してしまうと技としての効力を失ってしまいます。

宣伝を考えれば多彩な技を公開すべきなのですが当面は謎の流派の扱いでお願いします^^;
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体術と棒術

2016-10-11 23:03:42 | 日記


正和流の体術としての基本の動きは棒術そのもの。
棒を握って型を行えばそのまま棒術となります。

果たして棒術が先か体術が先か・・・?
言ってみれば卵と鶏のような関係に思えます^^;

ここでは書きませんんが実はそこの部分に興味深い内容があります。
初めて聞いた時には唸りました。

結論としては棒を持てば棒術となり棒を手放せば体術になる。
これが正和流です。

ただし体術の基本が棒術そのものと言っておきながら私の棒術のスキルは低い・・・
体術と比べると人様にお見せ出来る代物ではありません。

師匠から少しづつ手解きを受け腕を磨いているところです。


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