経絡系のポイントと、伝承されたポイントをつかて、今日は、何とか、ぎっくり腰の人に対応した。
ぎっくりは、寝違えも同様であって、筋繊維を傷め、そこから、痛みが発している場合が多い。
つまり、簡単には本来の動きまですることができないが、痛みが明確になると動くことができる。痛みの軽減が主体となる。
それでも、一応、施術後のもちをよくしたいので、できるだけ、全身に及ぶような施術をおこなっている。
しかしながら、今回は、段々に要因になっているところが見えたきたとたんに、ちょっとして動きで、ぎっくりの特徴的な痛みがではじめた、多分、痛みが出たときの動きと同じ動きをしたのではないかということで・・・
S.O.T.をつかっての調整が途中であって、体制的に、ブロッキングはできないなという状態で・・・操体的な仙骨の調整をして、オステオパシーの仙骨と頭蓋骨の調整をこころみ、ブロックを使わない、手技での同様な調整を加え、再び頭蓋骨を・・・なんとか、身体に力が入るようにまで、もどすことができ。
しかし、仰向けの状態から、左ひざを上げる動作を行うと痛みがでる。臀部の腰痛のポイントを押しても反応が好ましくない。そこで、膝を段々にあげながら、大腿部の大転子のそばのラインのポイントを痛みを解除しながら刺戟していった。膝の高さに応じた、はっているポイントを刺戟してゆくと、かかとと臀部がつくまで、膝を上げることがようやくでき、そこから、臀部のポイントを刺戟。何とか、おきあがることができるようにもどった。
すこし、お休みして、座位で、痛みがでる動きを分析して、解除していった。本人が痛みを訴えるところを見させていただきながら、筋のはっている起立筋のポイントを刺戟しながら、当初の触診の際に、きになっていたポイントを刺戟、すると、段々に、訴えているところにヒビキがあるということ。
そうすると、お、痛みが減った、うごけそうとなって、・・・・・明日、もし問題があったら、フォレーします。・・・明日は一日でかける・・・・それでは、10分程度散歩をして確認してから、戻って、身体の動きをつけましょうということに。
散歩をしながら、動きのチェック、少し、きになるけれど、動きは問題がない・・足踏みをしてもらた・・・効能もきいてもらって・・・・あるいても、軽く、跳ねても大丈夫・・・・ あ、ホットして、もどって、操体の基本の動作、立位での動きのチェック・・・
明日の朝が心配なので、対応の仕方を確認して終了!!
1ヶ月前に、2回(3日おいて)、整体にいったあと、2週間ほどして、痛みがなくなっていてということ、 近々での、ぎっくり腰は、痛みが複雑になっている。スイマーの友人の場合には、もっと、条件が悪い状態できた・・・
根本的な直しを心がけているのですが、今回は、痛みへの対応が中心になってしまいました。
なかなか、全身調整の道は険しいなと思いつつ、いくつかの技のヒントをくれた、術伝の金子先生、日曜講座に感謝しています。3月の2日、16日は、実習編なので、受けても公募しています。もし、興味がある方がいたら、操体と鍼の講座ですが(2つの講座は午前、午後で分離)、是非、お尋ねください。なお、私は操体の講座でお世話になりました。操体の4月から9月の講座の内容はすばらしいです。その半期を理解し実践できれば、操体を違う観点からもとらえることができます。リンク
全身調整のフジイ は、整体の世界であがいています。若い人の頭蓋骨への調整はよい結果をもたらします。S.O.T.は根本的な調整ができます。経絡を考慮したり、伝道のポイントを的確に用いれば痛みなどを軽減できます。なお、急性の頭痛、心臓系のトラブルの場合には救急医療の分野です。日頃の検査と日頃の顔色チェックもお忘れなく、インフレエンザももう少しで・・油断なく、うがい、手洗いを。手洗いは前腕の半分以上から洗います。