呼吸は身体の奥深くに影響を及ぼします。肺・皮膚呼吸と、身体の中心で働く呼吸があります。
呼吸は、どちらにしても、身体の動きと連動しています
(1)導入…感じること
普段、呼吸としているとき、肺を思い浮かべませんか?
『お腹もイメージの中にはいっている。』
そうですか。いい感じですね!
でも、もっと、呼吸を深くすると、確実に感じるところがあるんです。
仙骨です。骨盤の中軸にある。そこも動きます。
動きはゆったりした方が、これ感じるための基礎ですが、一方、はやく、動くと差がみやすい利点もあります。
立っても、座ってでもいいです。肩幅か腰幅に、膝の位置は開いてください。一番、身体が安定する感じがあるところで、無理がない感じがするところかな~。
呼吸をして見ましょう。自分で考えうる、
もっとも、深い呼吸をしてみてください。
(鼻でほとんどの息を、下は上の歯牙の後ろにあてておきましょう。)
つまり、吐ききります、吸えるだけ吸います。
どうですか、お腹が張りますよね、同時に、骨盤の部分や股のしわ(ソケイ靭帯)のあたりに、圧迫感がありませんか、腰部分の脊柱の部分の骨(椎骨)が動く感じがありませんか、そう、息を吸いきったときですね!
また、吐ききったとき、背骨の真ん中辺りが、特に、後ろにでる感じがしませんか? 勿論、お腹ペッちゃんこ、ですね!
この差をしっかり、インプットします。これだけ、動くんだと、意識してください。
さあ、意識できなかった人はいませんか。
その人は上半身のリラックスが足りません。すこし、手を上げたり、身体をゆすってみてください、再度、トライ、さっきよりはましになりましたか??
ともかく、繰り返して、差は感じるところまで、がんばりましょう。
さ、どうでしょうか、骨盤の中心が動いていませんか、そのとき、背骨の湾曲が変わりませんでしょうか?
(2) 感じたことから
仙骨の動きが、背骨の湾曲に影響している。その感じがあったでしょうか??
身体の動きを優先してみましょう? これは、ヨーガの呼吸の練習につかっている方法です、多分、立位ではむずかしいので、座位での練習をしてからにしましょう。お腹(お臍のあたりを意識します)を前後させて、特に腰椎の辺りを、前後に動かします。これも、感覚ができるまでは、はやくてもいいです、そして、段々に、呼吸と連動させます。
連動て、いわれても、… ま、動きと呼吸がしやすい方に動くということです。
はやい動きには、早い呼吸に! 遅くすれば、ゆったりした呼吸になるわけです。
動きと呼気、吸気が、逆になれば、呼吸ができないか、浅くなります。
導入で、仙骨の動きを感じられなかった人であっても、どうでしょう、深い呼吸をした感覚があれば、大丈夫ですよね??
(3) 吸気による動き
腰から胸に、そして、頚椎(首)、後頭骨へと動きを連動させます。
吸気の際に、
『圧迫感・・・腰部分の脊柱の部分の骨(椎骨)が動く感じ・・・』
を利用します。
吸い始めると、当然、お腹に段々に、大気がたまってゆきます。そのとき、強い力ではないですが、腰椎を動かす力が、その力が脊柱全体につたわるようにイメージしてください。
感受性がまだ、できていないので、その動きを頚椎で感じてください。少し、頭を前の目しにしていてっいても、吸うと、頭が持ち上がっていますね。
吐息では、どうでしょうか?
わかりますよね??
その動きは、実は、仙骨も連動しています。
(4) 一般的な呼吸
深呼吸、腹式呼吸とか、
胸だけで呼吸をしては駄目、
肩で息をしていますね? 大丈夫ですか?
呼吸は、感情や体調に左右されますし、その逆も! わかっているといわないで、身体からの要求を大切にしましょう。
自分の身体の状態がどうなのかな? 病気になっているといわないまでも、
呼吸が浅い⇒ストレスが高まってきている。目を酷使し、一点を凝縮するような緊張感が漂うような環境にどっぷりとつかっていませんか。
呼吸が乱れ⇒いそがしく、自分のリズムができていない証でしょう。新しい習い事、大勢を前にしてのはじめてのプレゼン、胸から先に息が入ってゆきません。足が地に着かないといった感じでしょうか?
息が吸えない⇒息を吐いていない。息を吸うのは、立位や座位のときには、簡単なのです。重力を使うことができるからです。しかし、吐くの大変、短距離走をやったときに、ハアハア、ゼイゼイしているの、息を吸っているのでなく、吐いていますね。ほとんどの人は下を向いて、普段意識していないでしょうけれど、息を吐くのは大変なのです。
ということは、息を吸えない⇒吐けない⇒身体の不調の兆し などという考えも頭をよぎります。おいておきましょう。
http://seitai06sot.web.fc2.com/