法多山尊永寺に行ってきました。
目的はこれ↓
厄除け氷です。
境内にある厄除け団子屋さんの季節限定メニュー。
抹茶のかき氷に例の団子がぶっ刺してあるだけですが。
値段は1杯500円。ミルクのトッピングは50円。
夏場は売り上げの落ちる厄除け団子を使った窮余の一策、随分安易な発想です。
でも食べてみるとこれが結構いける。
団子が氷で冷やされて固くなりそうですが、さにあらず。
あんこと抹茶氷の相性の良さもあいまってなかなかおいしかったです。
ただ、個人的にミルクのトッピングはいらなかったかも。
法多山は現在「風鈴まつり」をやっていて、境内のあちこちに風鈴がぶら下がってました。
また、驚いた事に「呪いの生贄くじ」というお化け屋敷もやってるんです。
それも空き地に小屋を建てて、とかじゃなくお寺の既存の建物を使い出演者(?)も本物のお坊さんがやっているという、本物の(?)お化け屋敷です。
これ以外にも法多山では年間を通じて色々なまつりやイベントを開催してます。
またお寺の庫裏というか書院的な建物を使ってランチも食べられたりします。
随分商売熱心で宗教法人なのにけしからん、という意見もあるかと思いますがこれには法多山特有の事情もあるかと。
ここは尊永寺というお寺なのですが一般のお寺のような「檀家」がほとんどないのです。
なので葬式や法事などのお布施による収入がほとんどない。
一番の収入は正月の初詣によるお賽銭だと思われますが、それもこの2年はコロナ禍で激減してます。
団子屋さんの雇用を維持したり門前のお店も守らなければなりません。
なので窮余の策としてのイベント連発だと思います。
まあ、お布施や献金と称して壺やらを何十万何百万で売りつける某宗教法人と比べたら全然問題ないと思いますが。