房総半島の南端で開催された館山若潮マラソンに初参加してきました。
東京より遠方の大会に参加するのは今回初めてですが(サロマ湖ウルトラは除く)、関東の大会はもう懲り懲りです。
理由はのちほど。
今回キャンピングカーTOM200での初本格運用という事でしたが、TOM200での旅行部分のレポートは後日。
前夜は近くの「道の駅保田小学校」で車中泊。朝6時過ぎに起きてすぐに大会会場に向かいました。
選手用の駐車場が会場から徒歩数分の所に用意されてました。こういう大会はキャンピングカーでも参加しやすいですね。
10時スタートなので時間はあるので車内でゆっくりできます。ホテル泊だと会場隣接でない限り移動などあるのでなかなか慌ただしい。朝食の時間も決められているし。
大会当日の朝食はいつものお餅。切り餅を焼いて松茸の味お吸い物に入れればお雑煮の出来上がり。あと、焼き餅を砂糖醤油でも頂きました。
食後のスイーツを買い忘れていたので近くのコンビニに行くついでに、大会会場に寄って健康チェックシートを提出する事に。
1週間前からスマホにアンケート方式で記入して体温も記入。それを受付で見せると証拠のリストバンドをもらえる方式。
コロナ禍で各主催者はその対策で大変だったとは思いますが、この健康チェックシート方式も形骸化しているし、スタートまでのマスク着用とかももう辞めた方がいいと思う。
会場には少ないながら出店もあり、地元の和菓子店が美味しそうなお菓子を並べていて、そこでどら焼き3種類とイチゴ大福を購入。コンビニに行く手間が省けました。
奥さんは農産品直売でレタスとブロッコリーを購入。
この日は朝から晴天で、東京湾越しに富士山がくっきり見えました。千葉県からこんなに富士山が大きく見えるなんて、静岡県民としてはちょっと驚き。
でも地図で確認してみると距離的にはほぼ同じ、というか館山の方がやや近い。
富士山というと静岡の物って感覚がありますが、考えてみれば障害物さえなければどこからでも見えるものですから。
車に戻って買ってきたスイーツを食べつつテレビを見てまったり過ごします。
9時になったのでウエアに着替えて準備を始めます。9時半頃整列場所に向かいました。
気温は低い(スタート時6℃)のですが風がなかったので体感的には暖かったです。
スタート前の怪しいジジィ。このまま餃子の無人販売に行ってお金をいれなくてもバレない?
午前10時、いよいよスタート。
しばらくは片側1車線の狭い道路なのでノロノロです。最初からオーバースピードにならないのでこうゆうパターンは好きです。
海沿いの道路を行きますが、普段はもっと風が強いらしいのですがこの日は風もなく日差しも暖かくすぐに汗ばんできたのでシェルジャケットとヘッドバンドはすぐに取りました。
途中でゲストランナーの金哲彦さんを追い越す。
コースはずっと海岸沿いの国道、いわゆるフラワーラインという道。我が家の近くの遠州灘沿いの道路はアップダウン全くありませんが、ここは山が海岸まで迫っているのでずっとアップダウンが連続します。
そんなに厳しい登りはないのですが、地味に足が消耗します。
22km過ぎからは海岸線からは離れ山を目指します。当然登り基調になります。
そして30km過ぎにトドメの急登が。ここで完全に足は終わります。
31kmからはほぼ下りだけですが、疲労困憊の足では下りでもスピードはアップできません。
また午後からは雲が厚くなり体感気温がぐっと下がってきました。脱いでいたジャケットを着なおしましたが、持っていなかった人はもしかしたら低体温とかになってたかもしれません。
エイドに過不足はなかったのですが、バナナは1本そのままドンと置かれてまして。さすがに取るのを躊躇してしまいます。でもお腹は空くし、結局せいぜい半分食べてあとは捨てました。それが3回ほど。
SDGSに反します。コロナ対策でしょうが、もうそこまで気を使わなくてもいいと思うのですが。
バナナは4分の1にカットで充分です。
あと後半のエイドには温かい麦茶が用意されてました。砂糖入りもあり、それはないだろと思いつつ頂いたら意外とおいしかった。
市街地に戻り最後の5kmは意外といいペース走れました。登りで無理しなかったからかもしれません。
そしてゴール。時間は4時間24分38秒。
目標よりかなり遅いタイムでしたがアップダウンの多いのと、現在の走力を考えるとこんなものかと。
金さんも直後にゴールされてました。
ちなみに自宅に帰ってからガーミンを確認したらデータが残っていませんでした。ショック!
保存を忘れたのか、だとしても自動保存されたなんらかのデータが残ってるはずなのに・・・
ゴール後はバナナとクリームパンをもらえました。もうバナナはいらないって。
クリームパンはすぐにおいしく頂きました。
完走メダルはなんとか武将隊?とかコスプレのおねーちゃんにもらいました。
車に戻ってから久しぶりに足が攣ってしまいました。
着替えをして軽く食事をしてさあ帰ろうとして靴を履こうとした時に突然ふくらはぎがピキーン!と。
数分間激痛にもだえ苦しみました。
これまでは着替えをしている時に変に足に力を入れてしまい攣る事があったので、着替えの時は細心の注意を払うようにしてました。
まさか靴を履く時になるとは、油断してました。
冒頭に関東の大会は懲り懲りと書きましたが、その理由は帰路の事。
まず市街から館山道のICまでが大渋滞。2~3kmの距離に1時間かかりました。
またその後アクアラインもずーっと渋滞してました。おまけにアクアライン出てから首都高(?)の分岐で道を間違えるし。
田舎者はカーナビの指示に従うしかないのですが、首都高の分岐は複雑怪奇でその指示に従うのも容易ではありません。
行きは4時間だったのですが、帰りは結局6時間超かかりました。
これまで東京付近に車で出かけても、常に渋滞方向とは逆向きだったのですが、東京を越えて向こう側まで行ってしまうと休日の午後はしっかり渋滞にハマってしまいます。
都会の人にとっては日常なんでしょうが、田舎者にはウンザリです。
御殿場から新東名と分かれた後の東名はびっくりするくらい通行量が少なく走りやすい事この上なし。
今後、東京より遠方の大会は、翌日以降も付近の観光を楽しめる日程が取れる時だけにしたいと思います。