ここ数日ずっと雨が降り続いています。
各地で豪雨被害も出ているようで、典型的な梅雨末期の状態です。
でも日本がこれだけ発展したのはこの豊富な降水量のおかげですから、甘んじて受け入れなければなりません。
温帯モンスーン気候と山地が多い地形のおかげで中小河川が多く、平地が少ないわりには米作に最高の条件が揃っていたのです。
更には鉄の生産にも向いていました。
昔の製鉄は「たらら製鉄」で木を切って炭にして砂鉄を溶かしていました。
炭を作るには膨大な木材が必要で、古代文明が発展した場所では瞬く間に森林は切りつくされ禿山となり砂漠化してしまいました。
ところが日本では禿山になっても30年もすればまた元の森林に再生されるのです。豊富な雨のおかげです。
こういった自然条件に恵まれた事と島国だった事、この2つが奇跡的に揃っていたので日本は人口も増え文化も産業も発展できたのです。
もちろん先人達の努力もありましたが、なにより「運が良かった」事が一番大きいと思います。
愛国心も大事ですが、まずはこの豊かな自然に畏敬の念を忘れない事が大切かと・・・
以上ポンコツジジィのタワゴトでした。
本日の雑草図鑑
種を潰すと白い粉が出てくるのでこの名前がついたそうです。
ねむの木に花が咲いているのを始めて見ました。
この画像では分かり辛いかもしれませんが、繊細で可憐な花です。
これはミソハギの花です。
当地ではお盆に欠かせない花として、どの家も畑の隅や庭に植えてあります。
すでに満開を迎えているのですが、必用とされるお盆まではあと1ヶ月もあります。
それまで持つのか?
数年前も開花が早くて、お盆時には花が無くて苦労しました。
やはり近年の温暖化の影響なのでしょうか。