「On Off and Beyond」さんによると、シリコンバレーのNPOが軌道エレベータの建設に必要な技術を募集するという懸賞を主催しているそうです。
宇宙開発好きとしては、ついにこの日が来てしまったかという感じですね。
「On Off and Beyond」さんのエントリーでは、
イメージ的には「ハンマー投げ」。室伏が地球、ハンマーが重り、その間のヒモにそってエレベータが動く、と思えばわかりやすいでしょうか。ただし「ヒモ」は62000マイル、約10万キロもあります。
と書かれているのですが、実際には超縦長の人工衛星と思った方がいいでしょう(>知っててワザとわかりやすい言い回しをしてはるんやと思いますが)。
高度約36000キロの静止軌道上を周回する静止衛星から上下に長く「ヒモ」を伸ばしていくと、片一方が地上に届きます。で、その「ヒモ」をつたって、宇宙と地上との間で荷物をやり取りしようというわけです。
どうして地上とは反対側へも「ヒモ」を伸ばさなくてはいけないかというと、地上側へ伸ばすだけだと重心点が狂ってしまい、静止軌道上にとどまれない――つまり、エレベータとして機能しないということになってしまうからです。そのために、地球とは反対側へも「ヒモ」を伸ばして釣り合いを取らないといけない。ですから、「ヒモ」の長さが約10万キロという長大なものになってしまうわけです。
まぁ、その辺りの詳しい解説は、是非とも「軌道エレベータ」という本をご参照いただきたいところです。とても読みやすいので、軌道エレベータについて知りたいと思ったときに最初に読む本としてお薦めです。
SF小説ですと、やはりアーサー・C・クラークの「楽園の泉」を推すべきでしょうか。こちらも軌道エレベータに関する知識が満載なので、読み応えたっぷりだと思います。
宇宙開発好きとしては、ついにこの日が来てしまったかという感じですね。
「On Off and Beyond」さんのエントリーでは、
イメージ的には「ハンマー投げ」。室伏が地球、ハンマーが重り、その間のヒモにそってエレベータが動く、と思えばわかりやすいでしょうか。ただし「ヒモ」は62000マイル、約10万キロもあります。
と書かれているのですが、実際には超縦長の人工衛星と思った方がいいでしょう(>知っててワザとわかりやすい言い回しをしてはるんやと思いますが)。
高度約36000キロの静止軌道上を周回する静止衛星から上下に長く「ヒモ」を伸ばしていくと、片一方が地上に届きます。で、その「ヒモ」をつたって、宇宙と地上との間で荷物をやり取りしようというわけです。
どうして地上とは反対側へも「ヒモ」を伸ばさなくてはいけないかというと、地上側へ伸ばすだけだと重心点が狂ってしまい、静止軌道上にとどまれない――つまり、エレベータとして機能しないということになってしまうからです。そのために、地球とは反対側へも「ヒモ」を伸ばして釣り合いを取らないといけない。ですから、「ヒモ」の長さが約10万キロという長大なものになってしまうわけです。
まぁ、その辺りの詳しい解説は、是非とも「軌道エレベータ」という本をご参照いただきたいところです。とても読みやすいので、軌道エレベータについて知りたいと思ったときに最初に読む本としてお薦めです。
SF小説ですと、やはりアーサー・C・クラークの「楽園の泉」を推すべきでしょうか。こちらも軌道エレベータに関する知識が満載なので、読み応えたっぷりだと思います。
「ハンマー投げ」に関しては、私、そもそも「衛星とははハンマー投げ」というイメージを持っているので。。。引力が引っ張る力、と(そのまんまや)。ちょっと違うか。
ではー
同感ですね。
技術的な問題以外にも困難は多いでしょうけど、実現したらいいなと本当に思います。ちゃんと民間にも開放される展望台がつくられるかどうかが気になるところですが。
>衛星≒ハンマー投げ
なるほど。言われてみれば、ずっとヒモを手放さないハンマー投げ(投擲前のぐるぐる回ってる状態)みたいなものかもしれませんね。