受難節第3週
~ 聖書の御言葉 ~
ペテロは外にいて中庭に座っていた。
そこへ一人の女中が近寄ってきて、
「あなたもガリラヤのイエスと一緒にいた」と言った。
ペトロは皆の前でそれを打ち消して、
「何のことを言っているのか、わたしには分からない」
と言った。
ペトロが門の方に行くと、ほかの女中が彼に目を留め、居合わせた人々に
「この人はナザレのイエスと一緒にいました」と言った。
そこで、ペトロは再び、
「そんな人は知らない」
と誓って打ち消した。
しばらくして、そこにいた人々が近寄ってきてペトロに言った。
「確かに、お前もあの連中の仲間だ。言葉遣いでそれが分かる。」
そのとき、ペトロは呪いの言葉さえ口にしながら、
「そんな人は知らない」
と誓い始めた。
するとすぐ、鶏が鳴いた。
ペトロは、「鶏が鳴く前に、あなたは3度わたしを知らないというだろう」と言われたイエスの言葉を思い出した。
そして、外に出て、激しく泣いた。
マタイによる福音書 26章69節~75節
ブラザーロジェの言葉より
自分を、そして他者をも傷つけるもののうちに、なぜとどまり続けるのですか。
キリストの初期の証人の一人はこういっています。
「わたしの心がわたしを非難するとしても、神は私たちの心よりもさらに大きい。」
自分自身の中に引きこもるのではなく、謙虚に悔い改める心をもつようにと
イエス・キリストはあなたを招いておられます。
これはどういう意味でしょうか。
それは、信頼をもって、あなたの過ちをキリストに負っていただくということなのです。
そのときあなたは安心し、自由へと解き放たれ、今という現在を思い切り生き始めるのです。
もう落胆することはありません。
いつもゆるされているからです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます