日本キリスト教団 聖峰教会

苦しい心が少し楽になるために、聖書、詩、名言を紹介します。

受難節第2週

2013年02月25日 | 新着情報
受難節第2週


~ 聖書の御言葉 ~


「父よ、できることなら、この杯をわたしから過ぎ去らせてください。しかし、わたしの願いどおりではなく、御心のままに。」
それから、弟子たちのところへ戻ってごらんになると、彼らは眠っていたので、ペトロに言われた。
「あなたがたはこのように、わずかひと時もわたしと共に目を覚ましていられなかったのか。誘惑に陥らぬよう、目を覚ましていのっていなさい。心は燃えても、肉体は弱い。」
さらに、二度目に向こうへ行って祈られた。
「父よ、わたしが飲まない限りこの杯が過ぎ去らないのでしたら、あなたの御心が行われますように。」
再び戻ってごらんになると、弟子たちは眠っていた。ひどく眠かったのである。そこで彼らを離れ、また向こうへ行って、三度目も同じ言葉で祈られた。
それから、弟子たちのところに戻ってきて言われた。
「あなたがたはまだ眠っている。休んでいる。時が近づいた。人の子は罪人たちの手に引き渡される。
立て、行こう。見よ、わたしを裏切るものがきた。」

新約聖書 マタイによる福音書 26章39~46節





マザー・テレサの祈りの言葉より


昨日は過ぎ去りました

明日はまだ来ていません

私たちにあるのは今日だけです

さあ、はじめましょう

受難節第1週

2013年02月18日 | 新着情報
受難節第1週


~ 聖書の御言葉 ~


キリストが死に、そして生きたのは、死んだ人にも生きている人にも主となられるためです。
それなのに、なぜあなたは、自分の兄弟を裁くのですか。
また、なぜ兄弟を侮るのですか。
わたしたちは皆、神の裁きの座の前に立つのです。
  
                     ローマの信徒への手紙14章9~10節

2月13日 今日からレントに入ります

2013年02月13日 | 新着情報
2月13日 レント~受難節~

今日からレント(受難節)に入ります。この日を灰の水曜日と呼びます。
今日から復活日前日までの40日間(但し日曜日はのぞきます)を受難節(レント、大斎節、四旬節)といいます。
イエス・キリストの十字架の苦しみをしのび、お祝い事や騒ぐことを自粛します。
肉食を控えたり、自分にとっての嗜好品を我慢したり、自分自身になんらかの苦しみを課し、イエス・キリストの苦しみに思いを寄せます。
日本の教会ではこれを克己(こっき)と呼んでいます。
このレントの期間のカラーは紫です。紫は受難、懺悔のシンボルカラーです。教会の礼拝堂の説教台には紫色の布が掛けられます。

西欧では灰の水曜日の前日にカーニバル(謝肉祭)をして、翌日から静かな日々を送る習慣があります。

主イエス・キリストの復活日(2013年3月31日)までの期間、春を待ちわびながら、自分の生き方をもう一度問い直しながら1日1日を大切に送って行きたいと思います。

日曜日は静かに、自分と向き合うために、そして、御言葉を聞いて一週間をがんばる力を与えられるために、礼拝におでかけください。


聖書の言葉より


「異邦人の間では、王が民を支配し、民の上に権力を振るう者が守護者と呼ばれている。しかし、あなたがたはそれではいけない。あなたがたの中でいちばん偉い人は、いちばん若い者のようになり、上に立つ人は、仕える者のようになりなさい。
食事の席に着く人と給仕する者とは、どちらが偉いか。食事の席に着く人ではない。しかし、わたしはあなた方の中で、いわば給仕する者である。」
ルカによる福音書22章24節~27節より