当たり前の顔して幸福になる

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「100分de名著 吉本隆明 共同幻想論」で改憲を思う

2020-08-01 17:31:59 | その他

100分de名著 吉本隆明“共同幻想論


詳細吉本は国家をどう相対化し個人が自立できるかを問う。その際の鍵概念が「沈黙の有意味性」。吉本にとって沈黙とは国家を沈黙をもって凝視するということが含意される。声高に国家を批判することでは何も変わらない。庶民たちが日常に根をはりながら沈黙をもって問い始める「違和感」や「亀裂」。そうした日々の生活感に寄り添いながら思考を紡いでいくことにこそ人が自立して思考する拠点があるとする吉本思想の核心に迫る。


伊集院は、おじいちゃんの話として、


戦争、負けるなと思ったのは、こんなに一生懸命やってるのに腹が減るというのが道理が合わねえっていう。

「みんな戦争、勝つと思ってたの?」という子どもだった僕のシンプルな質問に対して、一生懸命やるのに腹が減って腹が減ってしょうがないというのは何か寸法がおかしいことがあるとは思ってたって。    何かレてるぞって。


これを聞いてふと思ったのは、

日本の憲法は素晴らしい、世界遺産だという言っているのに、
三島由紀夫には「無機的な、からっぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜け目がない、或る経済大国が極東の一角に残るのであろう」と言われ、最近は経済さえ先進国では最低レベルという国だという言うことです。

みんなが一生懸命やっているのにこの状況というのは何かおかしい、
少し飛躍しますが、根幹たる憲法がおかしいのではないでしょうか。

いくら小難しいことを、理屈を並べても、日々の生活感が「憲法がおかしい」ということを示しているのではないか、そんなことを思いました。


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