一番搾りは一番麦汁のみを使用しているとCMで聞くたびに、
二番麦汁は何に使用されているの?、他の銘柄のビールで使用している?
使われないとすれば環境上、もったいないのでは?
と思いつつ、CMなのでその都度、忘れていましたが、
それでは一向に解決しないということで、キリンに質問しました。
すると1日で回答がありました。迅速な対応です。
そもそも質問自体が多いのかもしれません。
お問い合わせの件でございますが、「キリン一番搾り」は製造工程で、二番搾り麦汁そのものをつくっておりません。
通常のビールは、製造工程で一番搾り麦汁(麦芽を砕き、糖化してつくったもろみから、最初に流れ出る麦汁)と二番搾り麦汁(一番搾り後のもろみにお湯を注いでエキスを搾り出したもの)の二種類の麦汁をつくります。
一番搾り麦汁は、渋みが少なく、麦のおいしい所が引き出された麦汁です。
一方、二番搾り麦汁には、ビールにコクや刺激感、そしてそこからくる飲みごたえを生む、ビール造りに大切な要素が含まれております。
通常のビールはこの二種類の麦汁の絶妙なバランスの上に成り立っておりますが、「キリン一番搾り」につきましては、渋味の少ない上品なコクや、爽やかなのどごしのため、あえて一番搾り麦汁のみを使用しております。
「キリン一番搾り」を搾った後に残った搾り粕は、牛の飼料などに再利用しております。「キリン一番搾り」をつくる際にできた搾り粕は、糖分やたんぱく質などが多く含まれますので、栄養価が高く、牛の飼育に大変適しております。
二番麦汁そのものを作っていないのですね。
一番麦汁を取り出した後の二番麦汁は、再利用しているそうです。
再利用とはいえ、もったいないとは思いますが、一流企業、嘘はつけないのでしょう。
二番麦汁だけのビールもあるやに聞きますので、ぜひ作ってほしいですね。
そしたら買って飲みますので。
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