
時は明治維新、徳川幕府に軍事顧問として雇われたフランス陸軍士官、ジュール・ブリュネについて描いてます。
ブリュネについては興味はなかったのですが、佐藤賢一さんの本はよく読んでいますし、時代背景も知っていたので読んでみることにしました。
読後に知ったのですが、映画「ラストサムライ」主人公のモデルにもなった人なんですね。
幕府側のフランス人からの視点で描かれるというのは新鮮でした。
他国で軍属を離れ、戊辰戦争まで戦ったフランス人がいたというのは驚きでした。
司馬遼太郎の「燃えよ剣」を読んだ人には楽しく読めると思います。