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節約、運用などについて書きます。

太陽光発電導入経緯

2014-03-24 23:05:32 | 太陽光発電
太陽光発電(ソーラーパネル)比較・見積もり

2011年10月に太陽光発電を設置しました。
本当に発電し、費用を回収できるのか、導入を検討した経緯とその後の実績についてご紹介していきます。
参考にしていただければと思います。

・基本情報
 所在地 富山県高岡市
 設置時期 2011年10月
 電池容量 3.61 kW

・太陽電池モジュール(PVMD-P19001-SQ)
 メーカー ノーリツ
 最大出力 190W
 変換効率 14.1%

2014年3月時点では、最大出力は205W、変換効率は15.2%になってます。

・導入の検討
2012年に開始された固定価格買い取り制度で太陽光発電の設置費用が約10年で回収できると言われるようになりました。
この他、電気使用量に税金が掛かるようになること、国や自治体から補助金がもらえること、将来的に消費税が上がることを考慮し、買うなら今ということで導入を検討しました。

太陽電池の寿命については20~30年、パワーコンディショナーは10年ほどで寿命ですので、10年で費用回収さえ終われば、あとは利益が期待できます。
電力の見える化で節電意識向上、災害時や停電のときでも自家発電なので電力が使えるという効果もあります。

・試算
見積もりをして試算をしました。

導入費 約1,600,000円(補助金除き)
発電量予測 3,500kWh
売電単価 42円/kWh(10年間固定買取)
買電単価 25円/kWh

売電割合を7割と想定すると、電気の価値は37円/kWhとなります。

回収に要する年数を計算すると、1,600,000円÷(3,500kWh×37円/kWh)≒12.3年

富山は日照時間が全国最下位レベルですので、回収期間が10年を超えてしまってます。
発電量予測はそんなに外れないと思いますので、少し残念な結果です。
買取期間が終わる10年時点で残高が約30万ですが、電力の全面自由化で引き続き売電は可能だろうということで、損はしないと判断し、設置することにしました。

・2013年の状況
太陽光発電普及拡大センターの集計によれば、住宅用太陽光発電システムの平均システム価格(1kWあたりの価格)は、この2年間で、既築設置の場合、約10万円/kWほど下がっています。

平均システム価格(千円/kW)
2013年 395(新築)436(既築)
2011年 472(新築)543(既築)

ただし、買取単価も2011年の42円/kWから、2013年は38円/kW、2014年には37円/kWに引き下げられています。

また、国の補助金も2011年には4.8万円/kWだったのが、2013年には1.5~2万円/kWに引き下げられ、2014年にはゼロになる見込みです。
自治体からの補助金は、2011年は10万円で、2013年現在では同じ額でした。

4kWの場合、2013年時点では、設置費用(既築)は40万安くなりますが、電気代で10万円程度、補助金で12万円の収入減となります。
この計算では、2013年はさらに買い時だったと言えますが、地方自治体の補助金も不透明ですので、いつまでが買いどきなのかは分かりません。

実績は、こちら

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