しーがるぱらどっくす

腹が立つことに対してカッカせず、逆説的な考え方で納得するためのブログ

だまされたベトナム旅行(ココナッツジュース編)

2007-03-20 01:27:57 | ベトナム旅行
ホーチミンでは金銭トラブルが多い(自分だけ?)。

ベトナム人は、いろいろな理由で、勝手に日本人が勘違いしたと思わせようとする。
例えば

■1.旅行者は相場を知らない。だから、あたかも要求している金額が正当な金額であるかのように振る舞う。
■2.単位が大きく、慣れないと桁を間違えることがある。日本人旅行者が聞き取った桁は正しいのだが、支払い時に金額を10倍などにして要求してくる。
■3.ドルとベトナムドンが混在している(少し前まで、ドルが普通の市場で使用できていた)ので、最初に言った金額はドルだったと要求する。


多いのは、上記のようなパターン。
ということで、今回は10倍の金額を払わされようとしたケース。

街中を歩いていると、よくココナッツジュースを両肩にかついで打っている人を見かける。とにかくホーチミンは暑いので、のどが渇く。それに、この暑い中、一生懸命重いココナッツをかついでいるのを見ると、日本人なら誰でも買ってあげようと思ってしまう。

いくらか、ココナッツジュースの値段を聞こうとすると、聞くか聞かないかのうちにココナッツを包丁で割ろうとしたので、慌てて止めた。

それはいくらなんでも反則だろう。

大体、こっちは値段を聞いただけなのに、それだけでココナッツを割ろうとするのだから、うかつに値段も聞けない。

で、値段を聞いて、1つ買うことにした。
ココナッツを割って、お金を払おうとすると・・・

出た!支払い時に10倍請求。

ココナッツは割ってしまったし、どうしよう・・・。

なんて考える必要はない。

それならいらないと、さっさとその場にココナッツを置いてお金を払わずに去ればいい。

実際、そのような行動を取ると、元の1倍請求に。
その金額を払って、ココナッツジュースをおいしく飲んだ。

旅行者本人が気づかないパターンも多くあるんだろうなと改めて認識。
しかし、驚くのは、そういった色々なだます手口にベトナム人がみんな慣れていること。

本当に、「いい人」では生きていけない国であることは間違いない。

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