ある部品のための金型を図面化しました。顧客の都合で固定・可動のピン交換が有ります。一つの金型で2種類の品番に対応しようとするものです。ボルトの座ぐり穴の数が違うものです。鋳抜きピンを固定側に出来れば良いのですが、品物が可動側に付いてこない可能性もある為、固定・可動にピンが有ります。私なら、ここで可動のピン交換は面倒だから固定側だけ交換して量産しようと考えるのですが、最近の担当者は、お客の要求と違うということで、ズルしないことを選ぶんですね。可動側の形状が違っても使用の際に困ることはなく、鋳造品の見た目の区別もできる。あらかじめ形状承認をもらっておけば支障もない。製造コストを下げることは、最終的に顧客のためになると思うのですがいかが? ダメ?
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