15年振りに自分の車を更新しました。NHW20型と呼ばれる2006年式プリウスから2020年製のヤリスクロスHV、エンジンは同じ1500ccながら4気筒から3気筒に代わりました。15年の差は、安全装置・車体剛性・装備品とずいぶんよくなっています。この中で、一つだけ良くなっていないものがエンジン音です。3気筒だからという自動車評論家もいますが、我が家の3気筒を載せた軽四輪は決して喧しい感じはありません。私がここで強引に理由にしたいのは、エンジンシリンダー周辺の構造です。
この画像は、トヨタのカタログから借用した最新の3気筒のものでシリンダ周りがオープンデッキと呼ばれるタイプです。
この画像は、(Sennaさんから無断借用)クローズドデッキと呼ばれるタイプです。上はダイキャスト可能な形状設計で、下は崩壊性中子を使う必要がある形状です。生産性については申すまでもなくダイキャストですが、エンジン音については絶対下の形状ですよ。現代のエンジン製造では、99%がダイキャスト製でしょう。でも音がヒドい。バイエルン自動車製造のエンジン音は良いよな。