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春夏秋冬

特掃隊長のひとり言

2009-05-28 17:38:15 | 日記
私は、辛いもの好き。
特段に強い訳ではないけど、出された料理に辛味調味料を追加することが多い。
一般的には使わない料理にも、それらをふりかけるため、食卓に辛味調味料は欠かせない。

先日、某カレーショップに行った。
そこのメニューは、辛さのレベルをオプションで選ぶかたち。
甘口から〝10辛〟まで12段階の味が揃っている。

私の興味は、当然、Maxの〝10辛〟。
ただし、これを注文するには、〝5辛〟の完食経験が必要。
〝3辛〟までしか食べたことがなかった私は、とりあえず登龍門である〝5辛〟にチャレンジしてみることに。

でてきたカレーは、赤みが強いようにも感じたが、ほぼ普通。
香りもよく、問題なし。
私は、わずかに緊張しながら、一口・二口とスプーンを口に・・・
結局、食べ進めるにしたがって、感じる辛味は結構なレベルにきたものの、美味しく完食した。

辛(カラ)いものはすんなり飲み込めても、辛(ツラ)いことはなかなか飲み込めない私。
飲み込むどころか、逆に、愚痴や弱音・泣き言となって出てくるばかり。

辛(カラ)いものへの強さなんてどうでもいいから、辛(ツラ)いこと対する忍耐力が欲しいものだ。





特殊清掃プロセンター
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◇お問い合わせ先◇
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Hot work

2009-05-24 12:42:53 | 日記
五月も下旬。
「初夏」と呼ぶには、まだ早いのだろうが、もう春にいる気がしない。
陽をマトモに浴びるとジリジリくるし、巷の人々も夏に衣替えしている。

肉体労働に従事する私にとっては、過酷さが増す季節。
私の仕事に限ったことではないが、暑い中での作業はなかなかキツい。
場合によっては、思わず座り込んでしまうようなこともある。
しかし、過酷な労働も、悪いことばかりではない。
相応の見返りがあるのだ。

労働の報酬は、金だけではない。
金が第一であっても、それだけではない。
金では買えない達成感・充実感・爽快感etcをはじめ、それらを通じて育まれる人格や人生観が大きな報酬となって返ってくる。
そして、知らず知らずのうちに、人生が彩られる。

皆、生きるために働く。
自分が生きたいから働く。
大切な人を生かせたいから働く。

やってることはカッコ悪くても、想いはカッコよく・・・
外見は汚くても、中身はきれいに・・・
身体はツラくても、心は楽しく・・・

やたらと冬眠したがる弱い心と格闘しながら、暑さを心の熱にかえて、この夏も働きたいと思う。




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メンツカツ

2009-05-19 08:50:47 | 日記
ある日の昼下がり。
小休止するべく、現場の団地敷地内に車を止めたときのこと。

どこかの一室から、ピアノの音色・・・
そして、その音が急に止まったかと思うと、
「やる気あんの!?」
と、大きな女性の怒鳴り声。

怒っているのは母親で、叱られているのは子供のよう。
子供のピアノの腕前が期待するレベルに達しておらず、母親は、その不満を爆発させているようだった。

「誰のためにやってると思ってんのよ!!」
「恥ずかしいと思わないの!?」
余程、気に障ったのだろう・・・女性はえらい剣幕。
それはもう、〝叱咤激励〟というより、理性を失った〝罵倒〟だった。

習い事やスポーツ・学校の成績や受験etc・・・子供同士の競い合いが、いつの間にか、親同士の競い合いになる・・・
子供の人生や将来を守るつもりでいたはずなのに、いつの間にか、自分のメンツやプライドを守ることに執着している・・・
純粋無垢な子供を、大人の代理戦争に駆り出し負傷させて、何の勝ち(価値)があろう・・・

今の自分を親のせいにしてはいけないが、中学時代、同じ様な事を言われて育った私には、肯定しえない教育手法である。





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まけへんで

2009-05-15 09:57:14 | 日記
この大不況の最中。
〝ホームレス〟と言われる人達は、日に日に増えているのだろうか。

とある日の、とある街角。
一人の年配ホームレスを見かけた。

白髪混じりの頭髪と髭は、ボサボサの伸び放題。
雑巾のような衣服を、季節感なく厚着。
ガタがきたリヤカーに山積みされたリサイクル品が、彼の全財産のよう。
どういう経緯でそういう身分になったのか知る由もなかったけど、その風体はどう見てもホームレスだった。

その男性は、歩道の木陰に腰を降ろし、大きなペットボトルを口にあててゴクゴク。
そのボトルのラベルには、大きな「まけへんで」の文字。
自分の中に、男性を見下す差別意識が掬っていることは否定できないけど、私の目には、男性と文字の取り合わせが絶妙に映り、何とも言えない底力が与えられたような気分になった。

後になってわかったことだが、あのボトルは、某大手メーカーの焼酎。
男性の飲みっぷりからすると、多分、中身はただの水だったのだろうが、同時にそれは、生きるために必要な力を得るための水でもあったのだろう。

〝まけへんで〟
私も、時々、その言葉を飲みながら前向きに生きていきたいと思う。






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Safety drive

2009-05-10 10:32:17 | 日記
思えば、車に乗らない日がない私。
私用でも社用でも、ほぼ毎日、車を運転している。

このGWも、一日も休みなく、毎日運転。
そこでは、普段は混まないところが混んだり、普段は混むところが混まなかったり・・・
各地・各方面でレジャー渋滞が発生し、何度となくそれに足をとられた。

渋滞は御免だけど、私は、車の運転が嫌いではない。
運転が毎日でも、苦にならない。
だって、色んな景色に色んな想いを乗せて流すのは、気持ちのいいものだから。

そんなドライブの要は、〝Safety drive〟。
臆病な性格が幸いして、私は、比較的、安全運転する方だと自認している。

事故を大きくする原因の第一は、スピードのだし過ぎだろう。
スピードを抑えていさえすれば、万一、事故ったときでも損害を抑えることができる。
それは、過去の事故遺体も教えてくれている。

生きていく道程もそう・・・
ラフロードは必至でも、何とか事故は抑えたいところ。
そのポイントは、スピードを抑えること。
立ち止まるべき時には立ち止まり、停まるべき時には停まる・・・焦らず・短気をおこさず、生き急がないことかもしれない。





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