goo blog サービス終了のお知らせ 

春夏秋冬

特掃隊長のひとり言

水分補給

2009-04-27 13:26:07 | 日記
春は、生きやすい季節。
交差する肌寒さと暖かさと、早すぎも遅すぎもしない朝と夜が、何とも心地いい。

しかし、春は短い。
四月でも、陽によっては夏を感じさせるくらいの日がある。
そんな日は、ちょっと身体を動かしただけで汗が滲む。
作業によっては、滴ることもある。

これからの季節は、水分補給が大切。
成人は、平均すると、一日に2リットルの水分を摂った方がいいらしい。
食事からもある程度の水分は摂れるみたいなので、正味、飲料としては1~1.5リットルくらい飲めばいいのだろうか。

私が、常飲しているのは、昼は緑茶と水、夜はビールとチューハイ。
昼の水分で身体の渇きを潤し、夜の水分で脳の渇きを潤している。
酒は、舌と胃と脳を癒すもの。
残念ながら、心の渇きまでは癒せない。

心の渇きを癒すのは、心の水・・・つまり、〝良心〟。
そう・・・人の心には、〟良心〟という名の真水がある。
そして、その水源は、物心がつく前から、心のどこかに用意されている。

心が渇くのは、自分に、水源地を探す旅をさせるため・・・
それは、人生に意味を持たせる術の一つなのだと思う。




特殊清掃プロセンター
遺品処理・回収・処理・整理、遺体処置等通常の清掃業者では対応出来ない
特殊な清掃業務をメインに活動しております。

◇お問い合わせ先◇
0120-74-4949(24時間応対いたします)

Smile

2009-04-22 07:27:28 | 日記
盆暮はおろか、土日祝祭日も関係ない私の仕事。
世間一般の人が休暇をとっている日に、仕事をすることも少なくない。

そんな、ある日の日曜日。
公園の脇道に車を止め、休憩かたがた時間をつぶしていると、一組の家族連れが私の車の脇をゆっくり通り過ぎた。

特に変わった風はなく、どこにでもいそうな若い親子。
二~三歳くらいの女の子は、母親に抱かれて満面の笑み・・・
母親もまた、娘を愛おしむ気持ちを笑顔に表し・・・
そして、そんな妻子を見つめて男性も幸せそうに微笑んでいた。

何の気なしに、そんな三人を眺めていると、いつの間にか私の頬もゆるみ、気持ちもホンワカ。
幸せのお裾分けをもらったような気がして、何だか、妙に和まされるものがあった。

〝笑顔〟って、人から人へ伝わるものかもしれない。伝えるべきものなのかもしれない。
そして、案外と、そんな笑顔のリレーが、社会に幸せをもたらす種になるのかもしれない。

いつもの私は、仏頂面かシカメッ面。極めて無愛想。
今更、作り替えようのない顔なのだが、せめて、人生の後半は、人に笑顔のお裾分けができるくらいの生き方をしたいものである。



特殊清掃プロセンター
遺品処理・回収・処理・整理、遺体処置等通常の清掃業者では対応出来ない
特殊な清掃業務をメインに活動しております。

◇お問い合わせ先◇
0120-74-4949(24時間応対いたします)

おにぎり

2009-04-18 08:16:13 | 日記
私も立派な?小市民。
食品を買う時は、少しでも新しいものが欲しくて、陳列棚の奥に手を入れて後ろの方から商品を取る。
最近の私の主食・・・コンビニでおにぎりを買う時も同様。
種類別に並ぶおにぎりの列に手を突っ込み、最後尾のおにぎりを掴み取る。

ただ、この習性が裏目にでることがある。
たまに、前後で違う種類が並んでいるところがあって、精算時、それに気づくことがあるのだ。
しかし、時・既に遅し・・・
薄いツラの皮にノミの心臓を持つ私が、〝返品交換〟なんてできるはずもなく・・・
軽い詐欺に遭ったような、ブルーな気分になりながら、そのまま買うのである。

そそっかしいのか、ヌケているのか・・・
手に取った時点で確認すれば済むことなのに、何度かこんな目に遭っている。
何はともあれ、おにぎりが当り前に食べられる毎日に、感謝している。

ただ・・・
「母さんがつくってくれたおにぎりが、世界で一番美味しい!」
そんな子供の頃の味覚は、汚い言葉をのせ続けて汚れてしまった大人の舌には、もう甦らないのか・・・
それを思うと、ちょっと、寂しい気がする。





特殊清掃プロセンター
遺品処理・回収・処理・整理、遺体処置等通常の清掃業者では対応出来ない
特殊な清掃業務をメインに活動しております。

◇お問い合わせ先◇
0120-74-4949(24時間応対いたします)

モテ男

2009-04-13 07:46:45 | 日記
普通の男なら、〝女性にモテたい〟と思うのは、自然なこと。
私も、若い頃に憶えがある。

モテる要素の代表格は、容姿?
顔つき・身長体格・ヘアスタイル・ファッションセンス・持ち物など。
また、社会的地位・経済力も?
学歴・勤務先・肩書・収入・家柄など。
人柄・人格・性格は、どの位置にくるのだろう。

「結婚したい男性の職業は?」
若い女性のアンケートによると、〝実業家〟〝弁護士〟〝医者〟を抑えて〝公務員〟が一位らしい。
今時の女性が求めているのは〝派手さ〟や〝格好よさ〟ではなく「安定」だという。

でも、安定って何だろう。
安定って、求めれば求めるほど得られないもののような気がする。
そんなこと気にしないで生きることが、人生を安定させるような気がする。
安定を求めないことが真の安定・・・何とも、皮肉な感じだ。

「女性にモテたかったら、一生懸命、仕事をすることですよ」
私が死体業を始めて間もない20代前半の頃、年上の女性がそう教えてくれたのを思い出す。

上記の要素に縁のない私でも、仕事を頑張ることはできる。
とにかく、一日一日の仕事をガンバロー!







特殊清掃プロセンター
遺品処理・回収・処理・整理、遺体処置等通常の清掃業者では対応出来ない
特殊な清掃業務をメインに活動しております。

◇お問い合わせ先◇
0120-74-4949(24時間応対いたします)

春夏秋冬

2009-04-09 14:54:33 | 日記
春爛漫。
春暖の日々は私に優しく、冬に縮こまっていた気持ちはどこへやら。
暖かい季節に心まで温められているような気がする。

桜は満開を過ぎ、そろそろ散り際。
降り始めの雪のように、ヒラヒラと地に舞い降りている。
その光景は、一見、寂しいもの。
しかし、次の季節につながる希望の証でもある。

春夏秋冬は〝ひととせ〟とも読むらしい。
その言葉に、何ともいえない趣を感じるのは、私だけか・・・
〝人と生〟
勝手に当てた字だが、その移り変わりと喜美は、人の人生と重なるものがある。

人生を20年に分けて四季に重ねると、私の季節は、晩夏~初秋。
鮮やかで華やかな春は終わり、血気盛んで力溢れる夏も過ぎた。
あとは、暗く冷めていく一方か・・・

しかし、秋には秋の花があり、冬には冬の花がある。
そして、春夏にはない喜びと美しさがある。
それぞれの季節に、それぞれの旬がある。

「人生の後半戦、旬を活かしてまだまだ花を咲かせたいもんだな」
散りゆく桜を眺めながら、そんなことを想っている。




特殊清掃プロセンター
遺品処理・回収・処理・整理、遺体処置等通常の清掃業者では対応出来ない
特殊な清掃業務をメインに活動しております。

◇お問い合わせ先◇
0120-74-4949(24時間応対いたします)