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春夏秋冬

特掃隊長のひとり言

悪友

2009-10-27 09:09:14 | 日記
この時季、朝晩は肌寒く、雨天の日などは震えるくらいに冷え込む。
優しい秋を満喫しようと思っているのに、冬の気配さえ感じる。

冬の気配は、気候ばかりではない。
例年、この時季になると患(煩)い始めるものが、私の精神に確実に忍び寄っている。
イヤでも、付き合っていくほかないのだが・・・

それに対する抵抗のつもりでもないのだが、この秋は酒量が多い。
晩酌時、つまらないことを考え過ぎて、大事なことを考えなさ過ぎて、ついつい飲み過ぎてしまう。
朝の倦怠感に追い討ちをかけるだけなのに・・・

昨冬は、好物の〝にごり酒〟をほとんど飲まなかった私。
今年はどうしようか、迷っている。
一度、口火を切ってしまうと、中毒のように飲み続けてしまうし・・・
そうは言っても、飲みたいものは飲みたいし・・・

そろそろ、財布だけではなく身体にも相談しなければならない歳。
「どうせなら、好きなだけ飲んどきゃよかった」
「こんなことになるんだったら、あんなに飲まなきゃよかった」
なんて、これからかかるであろう病気によって、どちらかは思うはず。

とにもかくにも、自分とも酒とも、仲良く付き合っていった方がよさそうだ。






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2009-10-23 16:36:06 | 日記
ブログ上では、自分を懐の深い・穏やかな性格であるかのように装っている私。
しかし、実のところは思考は浅はかで、極めて気も短い。

短気な私は、時間厳守と時間前行動が大好き。
何事に対しても、せっかちに動いてしまう。
そして、誰かに約束の時間を過ぎて待たされたり、誰かを約束の時間を過ぎて待たせたりすることに、人並み以上のストレスを感じてしまう。

何をそんなに急ぐ必要があるのだろうか・・・
無闇やたらに生き急いではいないだろうか・・・
歩いても走っても、人生が終わりに近づくスピードは変わらない。
なのに、常に何かに追われているような・急かされているような・・・ある種の強迫観念のようなものが絶えない。
かと言って、全力で走る根性があるわけではない。
また、ゆっくり歩く余裕があるわけでもない。
中途半端な歩みで一進一退を繰り返すばかり。

「もっと全力で走れば、人生は楽しいかもしれない・・・」
「もっとゆっくり歩けば、人生は楽かもしれない・・・」
そんな風に思うことがある。
過去・仕事・・・その歩み自体は変えられないけど、せめてスピードくらいは変えて、楽しく生きてみたいものである。





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時の味

2009-10-16 17:41:16 | 日記
〝収穫の秋〟〝味覚の秋〟〝食欲の秋〟etc・・・
秋は、食にまつわる表現が多い。
そもそも、食べることは、生きていくうえの大切な営み。
同時に、食事の時間や食べ物の味・空腹が埋められる充足感は、大きな幸せが感じられるものでもある。

「時間を食う」という言葉がある。
その言葉通り、我々は時間を食べるようにして生きているのだと思う。
しかし、その味や満足感は、食べ物ほどには気にしない。
本来なら、食べ物以上に気にする必要があるものなのかもしれないのに。

我々が食べている時間は、どんな味がしているだろう・・・どんな味にして食べているだろう・・・
時間って、とても味わい深いものだと思う。
しかし、人は、時間を味わうことを蔑ろにしがち。
時に味があることさえ忘れて、ろくに噛みもせず丸飲みする。
・・・人は、自分の死期を悟らねば、時を噛みしめ・味わうことができないのか・・・

今、一瞬・一瞬をじっくり噛みしめているか?
今、一瞬・一瞬をしみじみ味わっているか?
今、一瞬・一瞬を味わえていることに感謝と喜びはあるか?

目先のことに振り回されてばかりの私。
もっと、今を生きる知恵が欲しいものである。






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秋空

2009-10-11 07:45:45 | 日記
先日、大型の台風が日本列島を縦断。
各地に被害をもたらした。
東京では、朝から電車各線が止まり、レインボーブリッジ・アクアラインも通行止。
人々の足もかなり乱された。

しかし、台風が過ぎてしまうと、空は一変。
それまでの暴れようがウソのように澄んだ快晴に。
更に、暖かい南風が地上を覆い、気温も上昇。
結果、午後は真夏日となった。
それでも夏は過去、今は秋。
暑さは続かず、夕方になると気持ちのいい涼風が吹いた。

立ち止まると、もう10月。
暑過ぎもさず、寒過ぎもせず、身体に優しい季節。
4月と並んで、最も心地よい季節だ。

そんな秋に寂しさを感じる人は多いらしい。
私の身近にもそんな人がいるが、私には、その感覚はない。
寂しいどころか、心地よい安堵感がある。
秋になっても、相変わらず身体は仕事に駆り出されているけど、心だけは何ともホッとしているのだ。

この春から夏にかけて、ガムシャラに走ってきた私。
私は、それで、何を見・何を手に入れ・何が心に刻まれたのだろう・・・
光を失う冬に備えて、紫色の秋空に透ける自分の心に、問うてみたいと思う。





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疲労乾杯

2009-10-07 19:15:38 | 日記
つい先日、約三ヶ月半ぶりに休暇をとった。
久し振りの休みに気分が高まるかと思いきや、実際は全くそんなことはなく、積もりに積もり・溜まるに溜まった所用に、スケジュールを管理する頭はパンク状態。
結局、ゆっくり休む時間などなく、アッ!と言う間に一日が尽きてしまった。

ここまで休まず仕事を続けていると曜日感覚も疲労感覚も麻痺。
自分が元気なのか、弱っているのか、わからなくなってくる。
でも、悪いことばかりではない。
その疲労感は、何とも心地のよいもの。
また、それは、酒の味を格上げしてくれる。
晩酌くらいしかない一日の楽しみがない私にとって、これは大きな幸せなのである。

〝遊んで暮らせたらどんなにいいだろう〟〝金の心配がいらない生活がしてみたい〟
なんて、次元の低い願望が絶えない私だけど、〝遊んで暮らせないからこそ味わえる幸せもある〟と感じている。
「負組特有の自己洗脳」
って言われるかもしれないけど、本心でそう感じている。

生きるために働き、また、労働が人を活かす。
それもこれも、疲労がもたらしてくれる、生きた幸。
困憊してちゃもったいない。

今夜もまた、疲労に乾杯!





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