goo blog サービス終了のお知らせ 

stellar locus

日々の出来事やアニメやゲームの感想を綴っております。

ガンダムOO  最終回  感想

2009年03月30日 14時00分43秒 | ガンダムOO 2nd
最終回  再生   


   劇場版 2010年  公開!!!!

 って、何ですか!?驚いて、最終回の内容がちょっと薄れてしまいました。
 とはいえ、感想です。
 最終回なので長めです。



刹那の前に立ちふさがる最後の敵・・・・リボンズ・アルマーク。
あくまでも神そのものになろうとするリボンズは、人類と分かり合う気などまったくない。

   「貴様が行った再生を、この俺が破壊する!!」
戦いの始まり・・・

   「ダブルオーライザー!刹那・F・セイエイ!出る!!」
   「リボンズキャノン。リボンズ・アルマーク。行く!!」


トレミーには、ヴェーダからダブルオーが戦っているという情報が入り、
アレルヤとロックオンが援護に向かう。

ラッセがブリッジに戻って来たとき、ビリーを見てましたね。
無言のやり取りでスメラギが間に入ると操舵に向かいましたが、どう思ったんでしょう。
スメラギが認めたなら、知らない人がいてもいいってこと?


刹那は、砲撃戦用に見えるリボンズキャノンを接近戦に持ち込むが、
ビームサーベルが出され、吹っ飛ばされる。
リボンズキャノンは変形し、ツインドライブのガンダムになる。

   「この機体こそ、人類を導くガンダムだ!!」
やや劣勢になるダブルオー。更に、リボンズの援護にリヴァイヴとヒリングが現れ、危機になる。
そこにロックオンとアレルヤが刹那の援護に来た。


アレルヤ・ハレルヤVSヒリング

   「ははははっはははっ!!超兵復活と行こうぜ!!
   ・・・戦うさ。僕たちの行動に、未来が懸かっている!!」

超兵の真の力が復活したことで、ヒリングを圧倒する。
ヴェーダに依存していたヒリングはアリオスに捕らえられ、撃破される。

   「た・・・助けて・・・・リボンズ・・・・・・・・・」
ヒリングを倒されたリボンズは、ビットでの攻撃を仕掛ける。
妹のようだったヒリングの死に怒りを感じたのでしょうか。
それにより、アリオスは大破してしまいます。

   「や・・・やろう・・・!」


ダブルオーはビットを避けつつ、破壊していく。
そこに、トレミーがリボンズに砲撃を放つが、逆にエンジンを損傷してしまう。
スメラギは刹那を信じて、スモークを放つ。

スモークの中、無闇に撃つリボンズとは反対に刹那を真っ直ぐにリボンズに向かう。
激突する両機。

   「こっ・・・この力・・純粋種の力か!!」



ロックオンVSリヴァイヴ
アリーとの戦いで、損傷の激しいケルビムだったが、
ヴェーダの助けを失っているリヴァイヴとも対等に戦えていた。
ロックオンはリヴァイヴの砲撃によって右目を負傷してしまうが、トランザムを使い攻撃を避け
背後に回りこみ、撃ちまくる。
リヴァイヴを撃破する。

   「これが・・・・ソレスタル・ビーイングだ。・・・・ア・・・アニュー・・・・」

アニューと同タイプであるリヴァイヴと戦うというのは妙な因縁を感じましたね。
でも、ロックオンはアニューのことばかり考えてますね。
これからも、ずっとそうだとは限りませんが、忘れられない人ではあるでしょう。


戦いが繰る広げられる中、スメラギはR2を射出する。

この時点ではR2って何?とか、思いましたが、戦いの結果を見越しての事でした。
それが読みきれるスメラギは、やはり凄いのだと思いました。


オリジナルのGNドライブを手に入れようとするリボンズ。
自分が作られた意義を、存在理由を果たすために。
そこに、ヴェーダを介してティエリアが語りかける。

   ―――人類を導くのではなく、人類と共に未来を作る。それが僕たちイノベイドのあるべき道だ。

異なる種でも、分かり合えることを証明するために、一緒に生きるために。
しかし、リボンズは人類を下等な存在として扱う。
人よりも優れた存在であるという優越感を失わないために、更なる力を求める。

トランザムを使うリボンズ。
刹那も応戦してトランザムを使う、リボンズの攻撃を量子化して避けつつ
互いに斬り合う両機。

ダブルオーの量子化は反則技だよな~とか、考えてしまいました。
どういう理屈なのかさっぱりです。


ダブルオーからGNドライブの片方を奪うことに成功したリボンズ。
更に上の存在になることを望むリボンズの前に、オーガンダムが漂っていた。

   「これは!・・・運命だ。まだ、僕は戦える。」

本当にこれは運命的ですね。
ラッセが乗り捨てたのか、回収し忘れたのか・・・・
刹那と最初に会った時に乗っていた機体で、刹那との決着をつける。
始まりを終わらせる為に。
(ウチのアニキの話によると、
オーガンダムって初代ガンダムに似ているそうなんですがどうなんでしょう?)



大破したダブルオーの中で、目覚めた刹那はフェルトから貰った花の向こうに・・・・
トレミーが射出していたモノを見た。
それは・・・・

   「ガンダムエクシア。刹那・F・セイエイ!未来を切り開く!!」

初めて乗ったガンダム。
4年以上の歳月を共にしたガンダム。
始まりを終わらせるのにこれ以上に相応しい機体はないでしょう。


最後の戦い。
ガンダムエクシアVSオーガンダム

激闘を繰り広げ、互いのコックピットの装甲が破壊される。
GNドライブは輝きを放ち、オーガンダムに向かい走り出すエクシア。
それに応戦しようとビームサーベルを振るうオーガンダム。

そして・・・・
エクシアのソードがオーガンダムを貫いた。

爆発の中、エクシアの中にあった花が宇宙に放り出される。
刹那は・・・・・


マリナは刹那へ手紙を書いていた。

   刹那。貴方がこの手紙を読むことが無くても、それでも、貴方への想いを綴らせて下さい。
   クルジスの少年兵として戦いを強要され、戦場の中でしか生きることの出来なくなった貴方。
   平和を求める気持ちは、私も貴方も同じなのに、分かり合っているのに、
   どうして、私と貴方の道は交わらないのでしょうか。
   貴方は武力を行使して、世界から争いをなくそうとしている。
   罪を背負い、傷付いて、それでも戦い続ける。
   そんな貴方の生き方がどうしようもなく、悲しく思えるのです。
   自分の中にある幸せを、他社と共有し、その輪を広げていくことが、
   本当の平和に繋がると、私は考えています。
   だから、どうか貴方も、貴方の幸せを掴んでください。
   刹那。
   貴方に幸せが訪れることを、私は祈っています。



ファーストシーズンでは刹那がマリナへ手紙(メール)を出しましたが、
今度はマリナから刹那へですか・・・いいですね。

分かり合うことは大切ですが、それは始まりに過ぎないという事ですね。
分かり合っていても道が交わらない。信念が違う。目的を達成する過程が異なる。
その上で、どうするか・・・・

刹那は自分の為でなく世界の為、他者の為に痛みを背負おうとしている。
そこに刹那自身の幸せはあるのか・・・世界平和が幸せなのかも知れないですが
マリナの言うとおり、刹那にも刹那だけの幸せが見つかるといいです。

戦いが終わり、アザディスタンは再建したようですが、
考えてみると自分よりも他人の為というのは、マリナも同様ですね。
方向性が異なるだけで似たもの同士。


地球連邦では新しい大統領が決まったようです。カタロンも議会に参加しています。
アロウズのカタギリ司令は、グラハムに語った武士道と同じく、
自害していました。
気になるのは、議会にアニュー似の方がいたような気がするのですが何でしょうね。


マネキン大佐は准将に昇進したようですが・・・・・
コーラサワーと結婚しました。

   「不死身のコーラサワー改め、幸せのコーラサワーになりました。」

生きててくれて嬉しいけどねコーラサワー。結婚って・・・・びっくり。
相変わらず、怒られますけど、可愛がられてるんでしょうね。
命を懸けたかいがあったということでしょうか。
おめでとうございます。
この作品で一番幸せな男です。
尻に敷かれる事は決定ですが、それがいいのでしょうね。


アンドレイは軍人として生きる。
父と母が目指した軍人になることを決めたようです。
前向きですね。
父親のことを受け入れられるようになって、ようやく一人前の男になれたって感じです。


ビリーは何かをまた研究してるんでしょうか?
スメラギとの写真を側に置いていますが、一緒にいなくても写真さえあればいいって
お手軽だな~。そして、純情。
何だかんだでグラハムも来てました。
スメラギとの事情を把握しているのでしょうかね。


ロックオンはお墓参り。
家族のお墓の隣にアニューのお墓を作ったようです。
ライルはソレスタル・ビーイングとして、ロックオン・ストラトスとして生きることを決めた。
世界から疎まれても、その罰が下されるまで、戦い続ける。


自らの罪を考えるアレルヤはマリーと一緒に歩いていた。
何でしょう?歩く会?巡礼?
大勢の人とどこかへ向かって歩いていました。

   ―――見つけるんだ。僕たちが生きる意味を、その答えを。

ティエリアはヴェーダの一部として、みんなを見守ることに・・・
人間として生きようとしていたのにね・・・なんか、ティエリアが一番、悲しい存在です。

   ―――来るべき対話の時まで、さようなら。みんな。

さよならなんて・・・・泣きますよ・・・・


沙慈は療養中のルイスに寄り添う。
ルイスの細胞異常の進行は完全に止まり、命の危険は去った。

世界がどうなるのかは分からないが、もう無自覚ではいられない。
平和を求めるなら、世界について考えなくてはならない。
未来は自分たちの望む方へ変えられる。
もし、間違ってしまったら彼らが立ち上がる。


   「行こう。俺たちにはまだ、やることがある。」

戦争の根絶を目指し、ソレスタル・ビーイングは世界の抑止力となって生きる。
未来のために存在し続けなければならない。
争いが起こった時に、止める存在として生きる。世界と対峙し続ける。

刹那・・・生きてて良かった・・・
姿を見るまで心配でしたよ。


で?最後の最後で何か怪しい光が見えましたね。
あれは、木星ですかね???よく分からない・・・・

劇場版に続くようです。
なんだかな・・・・


ですが、最後まで楽しませてもらいました。
ありがとう。ガンダムOO。


ガンダムOO  第二十四話  感想

2009年03月23日 13時22分28秒 | ガンダムOO 2nd
第二十四話   BEYOND


「僕たちは分かり合うことで、未来を築くんだ!!」

そんな沙慈に対して、ルイスはソレスタル・ビーイングを否定する。
ダブルオーライザーは邪魔をしてくるアンドレイを蹴散らしつつ戦うが、
レグナントに捕まってしまう。
特攻兵器が迫るなか、ルイスは自分もろともガンダムを倒そうとする。

「ダメだぁぁぁ~!!!」

沙慈は引き金を引き、特攻兵器にミサイルが当たる。
しかし、落としきれなかった一機がダブルオーライザーとレグナントに当たる。

命の危機が迫り、沙慈が引き金を引きましたね。
生きるためなら戦えるってことですか。


リボンズに銃を向けるティエリア。

「違う!僕たちはイノベーターではない!・・・僕たちは、イノベーターの出現を促すために人造的に生み出された存在。『イノベイド』だ!」

ヴェーダを取り戻そうとするティエリアに対し、自分は進化したイノベイドだと言うリボンズ。

「僕はイノベイドを超え、真のイノベーターすら凌ぐ存在となった。」

ティエリアはリボンズに撃たれてしまう。
リボンズは何発も銃を撃つ。

「ヴェーダは渡さない。そうさ、人類を導くのはこの僕だ。」

そして、ティエリアは・・・・・・


どうしてリボンズやリジェネは人類を導きたがるのかと思っていましたが、
今回の話ではっきりと分かりました。
人類を導くために作られた存在だから、それが自分の生まれた理由だから
彼らは人類を導こうとする。
・ ・・・理解するのが遅いですかね・・・・・・・
今まで何かよく分からなかったんですよ。うん。
納得できました。今更ですが。
まさに存在意義だったんですね。
その理由なくして自分たちは生まれていない。
だから、それを果たそうとしている。
でも、結局は人が生み出したものですから、人よりも上位種と言えるのかは微妙ですね。



対峙するスメラギとビリー。
投降を求めるビリーは、イノベーターに支配された世界は論理的に正しい選択と語る。
自由が失われるというスメラギに対して、檻の中で守られた方が居心地が良く、それが平和であると。
スメラギたちを否定し、イノベーターに世界を委ねるべきだとビリーは言う。
そんなビリーに対してスメラギは、

「未来は・・・私たちで作り出さないと意味がないわ。過去に犯した過ちを、自分たちで払拭しなくちゃ。本当の未来は訪れない。だから、私は戦う!」

ビリーは個人的な感情で戦っているのをごまかそうとしていますね。
でも、その言い訳には納得させられるものがありましたよ。
確かに何かに依存して生きるのは楽でしょうし、安定しています。
うん。ですが、まったく本心じゃないんですよね。
ホントのところは誰も、イノベーターを必要としていない。
まあ、ここに至ってもまだ自分の気持ちをスメラギに伝えられないビリーは、
どんだけ奥手なのでしょうか。


特攻兵器の攻撃に気を失っていた沙慈は、刹那の声で目を覚ます。
ルイスは刹那がレグナントから降ろしていた。

「彼女を連れて、安全な場所に行け。」

沙慈はその言葉に従い、オーライザーを降りる。
ほっとする沙慈だったが、目覚めたルイスが首を絞めてきた。
しかし、沙慈が首から下げていた指輪を見て、ルイスは泣いた。

「沙・・・・慈・・・・沙慈。・・・うあああ・・・ううっ。」

ルイスは突如として苦しみ出しました。
肉体を改造されたせいなのか、意識を弄られた為なのか・・・・


刹那はやって来たヒリングとリヴァイヴと戦闘になっていた。
圧倒された二人はトランザムを使い、攻め込む。
応戦してトランザムを使用した刹那は、
苦しむルイスとそれを心配する沙慈の声を聞く。

―――ルイス!沙慈!!

沙慈はルイスの指に嵌められた指輪を見つけるが、
ルイスは倒れてしまう。
それを見た沙慈はルイスの名を叫ぶ。


次にスメラギの声が聞こえた。

「私は戦う!自分たちの意思で未来を作るために。」

「どうしてお前たちは・・・どうして君は・・・分かってくれないんだ・・・そうやって、いつも。」

引き金を引こうとするビリー。


次にアレルヤの声。

「マリィィィ!!!」

マリーを心配して、その隙に攻撃を浴びていた。


更に、ラッセの声。
そして、ミレイナ、フェルト、イアン、リンダ・・・・

皆が危機に陥っていた。

「みんなの命が消えていく!」

そうして、アリーと戦うロックオンの声。

「そんな事、させるかぁぁぁ!!!!」

ダブルオーから光が溢れ出す。
それはヒリングとリヴァイヴを吹き飛ばし、『ソレスタル・ビーイング』全体を覆いつくしていく。


光を見たマリナは刹那を想う。

―――この光は、きっと・・・・刹那の戦いの光。命の輝き。

刹那はロックオン(ニール)の声を思い出していた。

―――変われ、刹那。変われなかった俺の変わりに。

「そうだ。未来を作るために、俺たちは変わるんだぁぁぁぁ~!!!!!」


脳量子波が乱されるヒリングとリヴァイヴ。
あのガンダムさえあればと、言うが、そこに肉体の死んだリジェネが声を掛ける。

―――それだけじゃない。純粋なるイノベーターの脳量子波が、ツインドライブと連動し、純度を増したGN粒子が人々の意識を拡張させ・・・・完全なる進化を遂げたか。刹那・F・セイエイ。君こそが真のイノベーターだ。


特攻兵器と戦うアレルヤにハレルヤが声を掛ける。

―――よそ見してんなよ、アレルヤァ!!。マリーだけ見てりゃいいんだろ!?

その声にトランザムを使い、特攻兵器を撃ちまくるアレルヤ。
最終決戦だというのに雑魚相手ばっかりで、活躍の場が薄いと思わなくもないです。
ハレルヤも声だけで、寂しいです。


訳の分からない状況に困惑するビリーをみたスメラギは脳量子波から語りかける。

―――ごめんなさい、ビリー。貴方の気持ちを知っていながら、それに甘えて。

混乱するビリーはスメラギに銃を向けるが、スメラギは歩み寄る。

「やめろ。そんなんじゃない。僕は恒久和平実現のために、そのために戦うと決めたんだ!・・・君と・・・君を・・・ぼ・・僕は、ずっと・・・僕は・・・・」

抱き合う二人。

「ずっと君のことが好きだったのに・・・」

・・・・こうなりましたか・・・・・
もっと、狂気に走ったビリーの愛憎劇が見れるかと思ったんですが・・・・
理性的に投降を求めてましたし・・・甘いんですよ。ビリー。
脳量子波の助けがあって初めて自分の気持ちが言えるってのも、すごい甲斐性なしですが・・・



マリーはアンドレイの声を聞く。
恨みを果たしても、大佐は喜ばないと語るマリーを裏切り者と罵るアンドレイ。

「あなたはどうして、実の親である大佐を・・・」

軍を裏切ったのだから当然だと言うアンドレイ。
しかし、本当は・・・何も言ってくれなかったから。
母が死んだ時、いい訳も謝罪もしなかった、だから殺した。

「きっと大佐は貴方のことを想ってくれてたはずよ。」

「なら、どうしてあの時、何も言ってくれなかったんだ。言ってくれなきゃ何も分からないじゃないか!」

叫ぶことしか出来ないアンドレイ。
恨みを果たしても、何も得られない。ただ、空しいだけ・・・・
それに、本当はきっと、大好きだった。
だからつらかった。もっと話がしたかった。
分かり合いたかった。

それに気が付いても、もう遅い・・・・

アンドレイはこの先もずっと、父親を殺したことを背負って生きていかなくてはならないんですよね。
支えてくれる人のいるマリー(ソーマ)と違って、誰も傍にいないままに・・・・


GN粒子が満ちる戦場で、トレミーは危機を脱しつつあった。
血を吐いていたラッセも体から痛みが消えていく。

擬似GN粒子は人体に有害ですが、純度の高いGN粒子がそれを癒す。

ルイスは沙慈の名を呼び、目覚める。
沙慈はルイスを抱きしめる。

「ねえ、この暖かな光は何?」

「刹那だよ。彼の心の光。未来を照らす光だ。」

この二人も割とあっさり、仲直りしました。
機体に乗ったまま語り会うのと実際に会うのでは、やっぱり気持ちが違うってことですかね。


『ソレスタル・ビーイング』に侵入した刹那。
機体を赤ハロに任せ、ヴェーダの所へ向かう。

この隙に、ダブルオーが奪われるんじゃないかとちょっとドキドキしてしまいました。

苛立つリボンズにリジェネは語りかける。
その時、ヴェーダがリボンズとのリンクを拒絶した。

―――リボンズ。君の思い通りにはさせない。そうだろう?ティエリア。

ティエリアはヴェーダとリンクし、セラフィムのトライアル・フィールドを発生させる。
ヴェーダとリンクしていた機体が停止していく。

結局はリジェネの望み通りになったと言うことでしょうか。
意識だけは残っていましたが、あれはまだ完全には死んでいなかったからか、
ヴェーダにリンク出来たからなのか、微妙に分かりませんでした。


機体が動かなくなってしまったアリーはロックオンに撃たれる。

「兄さんのことを責められねぇな。こいつだけは許せねぇ!!」

しかし、アリーは機体から脱出する。
それを追いかけ銃を向けるロックオンだが、アニューの声を思い出し、撃つのを躊躇する。
瞬間、アリーは銃を手にするが、撃たれるよりも早くロックオンが撃った。

「俺は戦う。ソレスタル・ビーイングのガンダムマイスターとして。」

色々と因縁を持っていたアリーでしたが、倒したのはロックオンでしたね。
まあ、刹那は色々と戦う相手がいてアリーとの因縁まで
解決することは出来なかったんですね。


ヴェーダの元に着いた刹那は、ティエリアの死体を目にする。

「ティエリア!ティエリア・アーデ!・・・はっ・・・仇は討つ。」

―――勝手に殺してもらっては困るな。

ティエリアは完全にヴェーダとリンクしていた。

――僕はイノベーター・・・いや、イノベイドで良かったと思う。この能力で君たちを救うことが出来たのだから

すべてを知ったティエリアはイオリア計画の全貌を語る。

・・・でも、肉体は死んじゃったんですよね。
意識だけでも生きているのは嬉しいですけど、ティエリアはこれからヴェーダのなかで
ずっと生きていくんでしょうか。
それは、すごい・・・・悲しいです。


刹那はダブルオーに戻り、トレミーに帰還しようとする。
そんな時、リボンズにセラフィムが破壊される。

「リボンズ・アルマーク!!」

「感謝して欲しいなぁ。君がその力を手に入れたのは、僕のおかげなんだよ?刹那・F・セイエイ。」

余裕ぶってますが、かなり追い詰められていますね。
どうしても刹那より、人より上の存在で居たいという自己顕示欲が見えてくる・・・・
ので、小物っぽく見えてしまいます。



次回、最終回ですね。
どう終わるのか楽しみです。


長文ですみません。

ガンダムOO  第二十三話  感想

2009年03月18日 13時16分17秒 | ガンダムOO 2nd
第二十三話  命の華   


最後の戦いへ・・・・



前回のCパートからの続きです。
リボンズを殺し、イオリア計画のすべてが自分のモノになったと喜ぶリジェネであったが、

   「それは、傲慢だよ。」   

部屋の奥からもう一人リボンズが現れる。
リボンズはヴェーダと意識を直接繋がっていて、肉体が死んだところで何の問題もなかった。
再びリボンズに銃を向けるリジェネだったが、潜んでいたアリーに撃たれてしまう。

短い天下でした。リジェネ。
もう少し活躍してほしかった・・・・
やっぱりというか、何というかリボンズは自分の複製を作ってました。
こんなことをしていると、命の価値が分からなくなりそうです。



マネキン率いる連邦軍はアロウズに攻撃を仕掛けていく。
その中で、コーラサワーは敵の攻撃にさらされるが、ダブルオーが助けに入る。

   「遅いんだよ!ガンダム!!」

助けられたのに偉そうだ・・・・コーラサワー


次々と敵艦や敵モビルスーツを撃破していくダブルオー。
ソレスタルビーイングはカタロンや連邦軍の助けもあり、アロウズを追い詰めていく。

   「カティ・マネキン!どうしてあなたが。」

   「勘違いしてもらっては困る。
   我々はアロウズを断罪するため、お前たちを利用したまでのこと。
   この戦いを終えたのち、改めてお前たちの罪を問わせてもらう。」


協力したからといって、簡単に日和ったりしないぞ。ですかね。
揺るがない信念を持って行動している人はかっこいいですね。
そんなやりとりの中、刹那が焦った声で通信を入れる。

   「全部隊に告ぐ!即座に回避行動を取れ!来るぞ!!攻撃が来る!禍々しい光が!!」

次の瞬間
戦場に巨大なビーム砲が放たれた。
それは、すべてを薙ぎ倒して、瓦礫の山を生んだ。

終盤になると移動式の大量破壊兵器が出てくるのは何故なのか・・・・
リボンズは自らの手駒であるアロウズを巻き添えにして、戦闘を終わらせました。
人の命がどれだけ奪われたのか・・・・・
ついでに、どれだけ大量の宇宙ゴミを作ったんでしょう。
将来的に外宇宙に進出するから、関係ないってことですか・・・・

アロウズが撤退していく中、現れたのは・・・・
コロニー型外宇宙航行母艦『ソレスタル・ビーイング』

   「この船こそ人類の希望。人類を滅亡から救う。まさに方舟だよ。」

ソレスタル・ビーイングが『ソレスタル・ビーイング』を破壊に行く。
皮肉ですね。
同じ名を冠していてもその目的は大きく異なる。


それを見たスメラギは、各艦に自分たちがこれから行うミッションと
これまで協力してくれた人々への感謝、戦死した方々への哀悼を語る。
そして、トレミーとガンダムは『ソレスタル・ビーイング』へと向かう。

   「みんな、行きましょう。
   私たちが世界を変えたことへの償いを。そのケジメをつけましょう。
   イノベーターの支配から世界を解放し、再び世界を変えましょう。未来の為に。
   ラスト・ミッション スタート!」


スメラギさんもセカンドシーズンの最初に比べると頼もしくなりました。
戦術という特技の活躍をマネキンさんに奪われている気もしますが、
彼女がいなかったら、ここまでは来れませんでした。



ガンダムは表面の砲台を破壊していく。
その中で、ケルビムのシールドビットが破壊され敵のビームにさらされた時
シールドを展開したセラヴィが守る。

前回、セラヴィの危機をケルビムが助けていましたね。
そういう描写はありませんが、いいコンビなのかもしれません。
でも、ティエリアの心の中にいるのはロックオン(二―ル)、
ロックオン(ライル)はアニューであり、兄(ニール)のこと。
・・・そういう意味合いで言ったら、刹那もニールの影響を受けてますね。かなり。


確実に砲台の数を減らしていくが、そこでリボンズは大量の特攻型のモビルスーツを発進させる。
それにはビリーの手によってトランザムが仕掛けられていた。

   「自らの技術で滅びるがいい。ソレスタル・ビーイング。」

ビリーの執念ですね。男の執念は怖い・・・・・

この機体に乗っているのはブリング・ディヴァインと同じ型のイノベーターに見えました。
ホントにこれは捨て駒扱いですね。
作られた命だからといって、モノのように扱うのはヒドイ・・・・


特攻型により危機に陥ったトレミーは
援軍としてきたカタロン・連邦軍に再び助けられる。

   「何をしている、クジョウ!!早く任務を遂行しろ!」

援軍に来るなら一緒に来れば良かったのに・・・・
前回と同じことされても、二番煎じでイマイチ熱くなれない。


しかし、そんなマネキンの艦にも特攻兵器が迫る。

   「俺の大佐にぃ!手を出すなぁぁ!!」

それを破壊するコーラサワーだったが、特攻兵器はさらにやってくる。

   「・・・大好きです。カティ。」

艦の盾となり、破壊されるコーラサワーの機体。

   「パトリック~!!!」

あまりにも、唐突で呆然としてしまいました。
無意識に彼は大丈夫だろうと考えていたので・・・・・
いや、でも生きている可能性はありますよね?
ファーストシーズンでも死んだと思っていましたが、生きていましたから・・・
そう信じたいですね。


トレミーは進入口を発見。トランザムで加速し、無理やり着艦する。
そこに特攻兵器とオートマトンが迫り、アーチャアリオスとラッセが乗ったオーガンダムが防衛する。
しかし、オートマトンがトレミーに侵入し、スメラギは銃を手にブリッジを出る。

   ―――守ってみせる。今度こそ。

多分、死を覚悟してフェルトとミレイナに後を託してきたのでしょう。
そんな彼女の前に現れたのは、オートマトンを率いるビリーだった。
スメラギにとっては、思いがけない再会。
ビリーにとっては、恨みを果たす絶好の機会。
両者の感情はまったく一致していません。どう決着をつけるのか・・・
ビリーとの事に関しては、スメラギさんの方に非があるのは明白なんですよね。
刹那にも責任はありますが・・・


分離してトレミーを守るアリオスとガンアーチャー。
粒子残量が少なくなるガンアーチャーだったが、特攻兵器が迫り、攻撃をくらう。

一方、敵母艦に侵入したロックオンは、兄の仇・アリーと遭遇する。
劣勢となるロックオン。

あっちもこっちもピンチです。
ソーマの因縁の相手はルイスと行動を共にしているので、会えるかどうか微妙ですが、
まず、彼女が無事でいるかどうかですね。
そして、ハレルヤの出番はあるのか・・・・・
家族の仇討ちにはこだわっていなかったライルですが、図らずも仇討ちの機会を得ましたね。


刹那も侵入しようとするが、ルイスが邪魔をする。

   「お前たちは世界を乱す悪だ!!お前たちさえいなくなれば!!!」

   「幸せになれるの!?」

   「沙慈!?」

   「戦いで勝ち取る未来なんて、本当の未来じゃないよ!!
   僕たちは分かり合うことで、未来を築くんだ!!」


何かを憎んでいなければ、崩れてしまいそうなルイス。
だから、仇を討ったというのにガンダムを憎み続ける。
それでは何も得られない。
沙慈の手を取れば、一人では抱えきれない哀しみを分かち合って生きていけると思うんですけどね。

アンドレイはさほどルイスの役に立ちませんでしたね。
まだ、ソーマの所に行ったほうがキャラが立てられたかもしれませんが、
これではただの勘違い男です。
ルイスに相手にされず、沙慈の恋敵にもなれない・・・・
もしかしたら、すごく可哀想かもしれないです。


リボンズはヴェーダのところに来ていた。

   「人類は試されている。滅びかそれとも再生か。」

そこに、リヴァイヴとヒリングに倒されたと見せかけたティエリアが現れ、銃を向ける。

   「だが、それを決めるのは君じゃない。」

これは、意外な展開です。
イノベーターである自分よりも、人間であることを選んだティエリアですが、
依存していたヴェーダのことにケジメをつけた方がいいですからね。
戦死者が増えていくなか、不安がない訳ではないですが・・・
リボンズは前回に引き続き銃をむけられています。
ティエリア・リジェネの遺伝子型はリボンズとそりが合わないのか・・・


各所で、戦いが繰り広げられていますね。
どこの戦いも目が離せないです。


ガンダムOO  第二十二話  感想

2009年03月09日 16時10分22秒 | ガンダムOO 2nd
第二十二話   未来のために   


   「そう、俺は変革しようとしている。」    


戦う者のみが到達できるという極みを目指していたグラハムは、滝に打たれる修行をしていた。
・・・前時代的な修行ですね・・・・つか、武士じゃなくて僧侶の修行法だろ・・・・・・
よく知らないですけど・・・・
グラハムさんは確実に武士道を勘違いしているような気がします。
トランザム同士の激突で勝利したのは刹那。
しかし、刹那はグラハムに止めを刺さずにその場を去る。

   「生きるために戦え。」

そう言われたグラハムは、刀を手に取り

   「武士道とは・・・死ぬ事と見つけたり。」

しかし、武士道というものに迷い、動けないでいた。
彼はどんな決断を下すのか・・・・



ヴェーダのある場所は月の裏側。
ラボから新装備やOガンダムもやってきて、戦いへの準備は進んでいく。
沙慈やソーマも行くことを伝える。

   「目的は違っても、俺たちにはあそこに向かうだけの理由がある。」

そうライルが言うとおり各々の目的は違えども目指す場所は同じ。
刹那は未来のために
ティエリアはイノベーターの支配から、人類を解放するために
アレルヤは自分たちのような存在が現われない世界にするために
ライルは連邦政府を打倒し、イノベーターを倒すために

   「行こう。月の向こうへ。」

バラバラだけど一致団結ってのは、それぞれの意思ってものが見えていいですね。
すれ違った時が怖いですけど、ここまできたら今出ているもの以外はないでしょう。



アロウズでは、イノベーター達とルイス、アンドレイが艦隊から離脱していた。
ルイスはネーナを殺した時のことを思い出し

   「ふ・・・ふふふ・・・・ざまあみろ。」

完全にブラック化していました。というか、狂ってる?
仇を討っても、過去に囚われ続けているわけですか・・・・
精神的に追い詰められ過ぎて・・・・・怖いです。
彼女には救われて欲しいのですが・・・・・・



マリナは子供たちと共に宇宙に来ていた。
その中でも、想うのは

   「刹那。」

彼女にとって刹那とは何でしょうね。
とか、たまに考えたりします。
刹那は彼女に対して何だかんだで、憧れているのではないかと思うのですが・・・
お互いに尊敬しあう関係??


カタロンには、ライルやクーデター派から情報が来ていた。
クーデター派は戦術プランも渡してきた。
そのクーデター派の中心は・・・・・・・・・大佐。
大佐って・・・しばらく見かけないと思っていたら・・・・そうですか。



   「ついに審判が下される。純粋種として変革した刹那・F・セイエイか、僕たちか。
   そのどちらかが人類の行く末を決める。」


リボンズの背後には何やらたくさんいましたが・・・・
全部、リボンズが作ったイノベーターでしょうか。
アリーは何をしているのでしょう?



戦闘に向かう刹那にフェルトは花を渡す。

   「あなたに・・・あげたくて。」

ええと・・・今更、フラグを立てられてしまったような・・・・
フェルトは好きなキャラなので、これが死亡フラグではないことを祈るばかりです。



出撃するガンダムたち。
 
   「僕を導いてくれロックオン。」

ティエリアはロックオン(二―ル)のことが忘れられないようです。
でも、それでこそティエリアって感じですね。

ソーマはアレルヤに

   「マリーでいい。」

ようやく二人の関係が前進しましたね。
それでも、ソーマの存在を受け入れているアレルヤは、ソーマと呼ぶ。

ロックオン(ライル)は

   「アニュー。俺はやるぜ。」

戦うのは組織の為でなく、失ってしまった女の為。
悲恋状態ですね・・・・・。あまり好きじゃないので、構わないですけど・・・

刹那は沙慈に戦ってもいいのかと尋ねる。
しかし、沙慈の決意は変わらない。

   「僕だって、未来を見つけたいんだ。」

本当は今でも、沙慈にはあまり戦って欲しくはないのですが、ルイスの事を思うと仕方がないかなとも考えてしまいます。
戦うからには絶対にルイスを救ってほしいです。



そして、戦闘開始。

アロウズは戦場にアンチフィールドを展開し、GN粒子が攪乱してしまう。
ガンダムやトレミーらの性能が落ちてしまう。
その隙に、アロウズは数でソレスタル・ビーイングを倒そうとする。
あまりの数に圧倒され、トレミーが倒されようとした時、
カタロンが援軍としてやってきた。
クーデター派も動き、その作戦を指揮していたのは・・・・・・マネキン大佐。

   「アロウズ艦隊に勧告する。我々は決起する。
   悪政を行う連邦の傀儡となったアロウズは、もはや、軍隊ではない。」


かっこいいですね~大佐。惚れてしまいそうです。
コーラサワーも久しぶりに登場。
うん。相変わらずで安心しました。

准将が慌てて、味方もろとも撃ってしまおうとするなか
トレミーとガンダムがアンチフィールドを突破。

   「ダブルオーライザー。目標を駆逐する!」

そうして、准将は倒された。
長い間お疲れ様でした。見事なやられ役でしたね。



アロウズ艦隊が倒されていたのを見ていたリボンズ。
リジェネはリボンズに野心を脳量子波を通して知られていたことを知り、
リボンズを撃ち殺す。

   「僕だ・・・僕なんだ・・・・人類を導くのはこの僕、リジェネ・レジェッタだ!!」

リボンズがそのまま撃たれるとは思っていなかったので、驚きましたが
絶対死んでないでしょう、これは・・・・・
脳量子波で考えを知っていたなら、何かしらの対策を講じている筈ですから・・・
リジェネはリボンズの手の上で踊らされているだけに見えてきました。
悲しいですが・・・・



しかし、今回の話はいつになく燃えてしましました。
何故だがテンションが上がってしまいました。
曲が良かったですし、特にマネキン大佐が来た所なんて・・・・これほど心強い味方はいないでしょう。
まあ、敵にはまったく魅力がなかったですけどね。

ガンダムOO   第二十一話  感想

2009年03月04日 16時02分51秒 | ガンダムOO 2nd
第二十一話  革新の扉   


女たちの戦いの話でした。
死ぬべき者が自業自得で死んでいきました。(例外あり)
  

沙慈に刹那はあの時のアニューはアニューではなかったと語り、ルイスも同じだと言う。

   「彼女も何かに取り込まれている。そう感じる。」

最近の刹那の様子を不審に感じている沙慈は、刹那の目が光るのを見た。
確かに分からないで聞いていると、刹那は電波なことを言っているようにしか見えませんね。正しいことですけど。
目が光っているのだけを見たら、結構怖く感じますね。

その頃、トレミーに宙域ポイントのみが記された通信が届いた。
怪しむ他のメンバーだが、刹那はどうしてもそこに行くと言い、
ダブルオーライザーがポイントに向かうことになる。


出発する前。
刹那はライルに謝罪されるが、それは表面的なもので、ライルは刹那を背後から撃とうとする。
しかし、手が震えて撃てなかった。

   「くっ・・・兄さん。」

複雑な立場になってしまいましたね、ライル。
立場などなく自分の意思で戦う事を決めましたが、アニューの件で出来たわだかまりは大きい。
刹那はライルが自分を撃とうとしていたことに、気づいていたような・・・・
ライルが撃っても、避けなかったと思います・・・・


アロウズでは、ヒリングが負け続けていることを憤っていた。
その近くでリヴァイヴはダブルオーのパイロット(刹那)が革新を始めているのではないかと考える。

   「刹那・F・セイエイ。彼が人類初のイノベーターとなるのか。」

リヴァイヴは冷静ですね。同じ型であるアニューが死んでも、あんまり動揺してない。
というか、イノベーターってどうすればなれるものなのですか?
GN粒子の満ちた空間に体を置き続ければイノベーターになるのでしょうか。
それが人類の革新という意味がわかりません。


ルイスは自分に話しかけるアンドレイに強い拒絶を表す。
意識が、打倒ガンダムで凝り固まってますね
そんな時、ルイスはミスターブシドーと特命に向かうことになる。


ポイントに向かう刹那はつぶやく。

   「俺は・・・変わる。その果てに何があろうとも。」

嫌~なフラグのような台詞です。
変わった果てに、何があるのでしょうか。


シーリンはクラウスと合流して、宇宙に上がることを告げられ、
マリナの歌が世界中に広がっていることを知る。
歌が平和の象徴。
マリナはそこまで大層な目標を掲げていた訳ではないでしょうが、
知らないところで、人気急上昇中のようです。


傷を負ったものの無事だった留美は、紅龍とともにラグランジェ5のコロニーにいた。
質問ばかりして、自分で考えない紅龍にイラ立つ留美は、
自らの憤りを紅龍にぶつける。

   「あなたがそうだから、私が王家の当主にさせられたのよ!」

留美は兄のせいで歪んでしまった人生をやり直すために世界の変革を願った。
・・・まったく、悲劇性を感じない理由でした。
今までかなり、思わせぶりだったのに・・・
当主になりたくないなら、別のやり方があっただろうに・・・
その目的のために、どれだけの人を犠牲にしているのか。
すべてを捨てる覚悟があったなら、どうとでも出来そうなものですが。
自由になりたいといっても、甘い汁だけは吸いたかったということでしょうか。

そこにネーナが現れ、留美に銃を向ける。

   「アタシ、あんたが大嫌い。さよなら、お嬢様。」

留美をかばい、紅龍が撃たれる。しかし、あっさりとネーナに殺されてしまう。
優秀だけど自主性のない人だったんですね。
でも、妹を守ろうという気持ちだけは強いものだったのではないかと。
2期になってからは、ほとんど出番がなくて悲しかったです。

ネーナはリジェネからの指示により、留美がソレスタル・ビーイングにヴェーダの所在を渡すまでは殺さない模様。
イオリアやリボンズの計画をリジェネは自分の計画にしたいようです。
話数も残り少なくなってきて、リジェネの話が掘り下げれるのか怪しくなってきました・・・


刹那は指定ポイントで留美と会い、ヴェーダの所在を渡される。
一緒に脱出しようという刹那に、自分は一緒にはいけないと留美は脱出を拒む。

   「あなた達とは行けないのよ。求めているものが違うんだから。」

刹那がダブルオーのところに戻ると、ミスターブシドーの仮面を取ったグラハムが
ダブルオーを物質に果し合いを申し込んできた。
その想いのたけを語りだすグラハム。

   「もはや、愛を越え、憎しみも超越し、宿命となった。」

・・・迷言?
宿命って大げさな・・・・(笑)

   「一方的と笑うか?」

自分で片思いだってわかってましたね。

   「だが、最初に武力介入を行ったのはガンダムだということを忘れるな。」

そうですね。これは正論です。
最初に世界に波紋を投げかけたのはガンダムです。
そのせいでグラハムの人生は歪んだ。でも、グラハムはそれを嘆いてはいませんね。

   ―――この男もまた、俺たちによって歪められた存在。

過去の自分たちの行動の責任を取るためにも刹那はグラハムとの果し合いに応じる。

   「これが私の望む道。修羅の道だ!!」


すべてを捨てて、一人で脱出する留美。
紅龍のことすら顧みないとは・・・・流石に、開いた口が塞がりません。
自分が想像していた人生をは異なってしまったからといって、
留美の人生は留美にとって、何の価値も見出せないものでしかなかったということですか。

留美はネーナに殺された。

   「あっははははは!散々ヒトをもののように扱ってきた罰よ!」

そんな時、黒ハロがリボンズに乗っ取られた。
ネーナ自身も罰を受ける時がやって来た。

ネーナを裁く者として現れたのは・・・・・・・ルイス。
そういえば、しばらくアリーを見かけませんねぇ。

新型の力でネーナの機体を圧倒するルイス。

   「アタシは、作られて、戦わされて、
   こんなところで・・・・死ねるかああああ!!」


   「そうだね、死にたくないね。
   でも、ママとパパは、そんな言葉すら言えなかった!!」


ネーナはルイスの手によって、倒された。
自分がしたことの責任を死によって償わされた。
ネーナを殺したことを嬉しそうに笑って両親に語りかけるルイス。
しかし・・・仇を討っても、失った命は帰ってこない。
いつか沙慈が言っていたことですね。
ルイスは絶叫する。
復讐を果たした先には、何もない。
それが生きる理由だった場合には、それこそ何も残らない。


ルイスのことが気になり、戦いに集中できないでいた刹那だったが、
仕方なくグラハムとの戦いに専念する。
互いにトランザムを使用するダブルオーとスサノオ。
その瞬間
刹那とグラハムは粒子の空間に入っていた。
困惑するグラハムに刹那は語る。

   「イオリアの目的は人類を革新に導くこと。
   そう・・・・・俺は、変革しようとしている。」

目がイノベーターのように輝く刹那。
刹那がまるで、何かを超越した人のようでした。