しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

(伊豆をバイクで回って10年、伊豆高原に住んで26年目に突入、いろんな事がおこりますねえ!)

大室山は全山丸焼けの始まりです!

2013年02月17日 | 雑感&放浪
・               【見えないですが「さくらの里」方面にも火がついた筈です】

中央部分から火の手が上がって、火線が頂上に向かって伸び出しました、最初はちょろちょろでも燃え出すと「葦原」は良く燃えてくれます
昔、民家の屋根は「茅葺き屋根」でした、「萱」を取る為に毎年山焼きをして「萱」の成長を助けるのでした

(今の山焼きは生活に根差してはいない観光山焼きになっているのです)



伊東、伊豆高原一体はたき火は禁止なのです!

(火事が怖いと言うより、発生するダイオキシンが怖いと市役所で言います)


・                【緩やかにカーブして火線が伸びています】

この山全体を燃やすと発生する「ダイオキシン」の量は半端ではないはずだと思います、いつの間にかダイオキシンの発生なんて
言わなくなりましたが、学校には焼却炉はありません

(燃やしてごみの量を減らそうなんて言ったら通報されます)



伝統行事や風習などで燃やすのは構わないそうです!


・                 【右側の火線はリフトよりだいぶ手前だと思います】

屁理屈で言いますとダイオキシンの量が問題ならば伝統行事ではない観光「山焼き」は中止せざるを得ないと思います
最近は中国からの大気汚染物質飛来でも世間は騒ぎ出しました

(一過性のアレルギーでしょうか?福島の放射能汚染も1年前までは伊豆の「しいたけ」に
 大きな影響を与えております)



こうなると全山焼き尽くすまで火の勢いは止まりません!


・                  【風は上に行くほど左えへと流れるようです】

黒いあばたの面積がどんどん増えていきます、火は「葦」の表面だけを焼いていくようです、上を見ますとまるで
大室山大噴火のように噴煙が上がって参りました

(この阿鼻叫喚の火焔地獄の中で親鳥が巣を守るために羽を広げて死んでる、と生前「うなぎ屋」さんの女将さんが申していました)

だから「あたしゃ山焼きは大嫌いなんだ!!」と言ってましたね



果たして焼け残った跡には「焼き鳥がごろごろ」なんて話も聞きません!


・                  【今年は右側の火線が左側を吸収していきました】

あれは「鳥でさえ身をテイして子供を守る」のに今の若い親はパンチンコなんぞに出かけて
夢中になって炎天下車の中にいる子供忘れるバカ親の事を言いたかったのだと思います

(女将さんの言われた事に納得です、ご安心して天国に行ってくだされ!)



これが本当の「冷えとり」の手引書
PHP研究所

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