しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

(伊豆をバイクで回って10年、伊豆高原に住んで26年目に突入、いろんな事がおこりますねえ!)

「青春18切符」は青年の為にあったのです!

2014年09月19日 | 雑感&放浪
・                   【三日目は「小倉駅」が起点となります】

息子が父ちゃんは「フーテンの寅」さんに憧れているけれど多分なれないと思うよ、そうなんです昨日の各駅貫徹でかなり疲労しています
義兄も急な訪問ですから仕事は休めません、朝早くから車で仕事に出かけました、義姉さんからも車を出せないでごめんと謝ります
僕の方から押しかけましたし、昨日だって歩いて来たじゃありませんか、心配いりませんよ!

(僕の病気の心配してくれて済みません)

そんな訳で「下曽根駅」を出発でした、小倉駅までは20分くらいです、小倉からは新幹線で京都までワープなんです

(福井まで日本海経由の各駅停車で行きますとその日中に行けません!)



小倉駅では見慣れない新幹線も入ってきます


・                    【JR九州新幹線の車両は新横浜駅に来ません】

すべて「新大阪駅」停まりです、編成が16両でない「こだま」、色が変わった「レイルライナー」、もちろん「みずほ」
「つばめ」「さくら」も通りません


・                     【新幹線は超過密スケジュールで走ります】

50年間で一度も人身事故がありません、車両の技術革新もさることながらコンピュータの進歩ですね、仕事で博多開業時の
列車運行管理を経験しました、当時の国鉄の仲間はときたまTVに出るほど偉くなっています

50年頑張ってくれました、日本の大動脈を支えています


・                      【新幹線技術は台湾、中国に輸出されています】

彼らが自前の技術と宣伝しても基礎を作って居るのは日本なのです、機関車がけん引するフランス型のTGVもありますが
地震のない国では路盤が固いですから機関車の性能だけ上げればよいのです、動力車を繋げて柔らかい地盤でも
走行可能なのは新幹線だけなのです


・                       【青春18切符では新幹線にのれません】

乗車券ごと買わねばなりません、小倉駅から京都駅まで〆て14000円です、「青春18切符」5日間よりお高いのです、
この辺が「フーテンの寅」になり切れない所以だと思います

(「フーテンの寅」もどきで良いのです)



小倉駅から2、3時間程度で京都駅に到着ですが、高速道路と同じで何の思い出も残りません


・                       【京都駅から琵琶湖の反対側を走る湖西線にのります】

姫路からやってくる快速電車が1時間1本、湖西線経由で「敦賀駅」に到着するのです、近江今津駅に到着したらハプニングが待ち構えておりました
ホームで待っていると電車が入線してきます、電車に乗り込みお土産に買った「鯉の煮物」を食べようと包みを開いていると
「お客さんこの電車は回送ですよ!」と言われて慌てて車両をおりました、仕方ないね、ベンチで食べていると何か胸騒ぎでした、
乗った電車の先頭3両だけが切り離されて敦賀に向かっているのでした、電車は行ってしまい又1時間の待ち合わせになります

(阿呆ですね、何もない駅でする事のない苦痛の時間が待っていました、でも駅から出られます)



川魚の加工品を売ってました


・                        【近江今津駅に駅そばやうどん店もありません】

鯉やアユの煮物を売っていたお店があるだけです、このおばちゃんは僕が九州から着たと言えば私も九州は長崎県の出身ととても愛想が良いです
でも手持ち無沙汰なのです、「電車の乗り遅れた」と言ったらこの近くに「無料の琵琶湖博物館」や「今津港」がありますよと言ってくれました

(時間つぶしにちょうどいいね)



思い出せないけれど「今津」には何かあったような気がします


・                         【琵琶湖周航の歌に出て来るのです】

昔は寮歌とともに歌ったものです、横浜の伊勢佐木町界隈でのみ潰れて大声を張り上げて歌った「今日は今津か長浜か」の今津にいるのです

(そのまま寮へと駆け上がり待ち伏せしていた先輩達がホースの洗礼を浴びせたり、「ストーム」はもう過去の物でしょう、
 一気飲み強制で事故はありませんでしたが、下級生いじめになりかねません)



近江今津は駅としては大きいけれど町に人は歩いていません!


・                         【敦賀へと向かう列車は1時間に1本しかないのです】

1時間も待たされるわけですから、お爺さんに事情を話して聞いてもらいました、俺はこの先の「マキノ」に住んでるけれどね
「マキノ」から先は行った事ないよ!と心細くなるような事を言います、乗って見れば「マキノ」までは田園地帯ですが
長大なトンネルが続き駅間も長く、山の中にドンドン入って行くのです、傾斜はきつく快速電車でもあえぎながら登っていくのです

(昔は「北の庄」にいた戦国武将の柴田勝家が北国ゆえに秀吉の明智光秀討伐で遅れた理由も判ります)



小腹が空いたのでこんな物を食べていました(鯉のあめ煮です)


・                          【ひとしきり食べていると電車に乗り遅れた事に気がついたのです】

馬鹿、間抜け、阿呆のそしりは甘んじて受けましょう、1時間位遅れたって今の僕には何の影響も与えませんし、旅にハプニングはつきものです。
青春切符を都合5回位駅員さんに提示します、事情を呑み込めた駅員さんも遠くで僕を眺めるだけになりました

(おばちゃんが卵が美味しいよねと言ってましたが飴煮ですから濃い味で変わらないと思うよ!)



ちょっとしょぼい「琵琶湖周航の歌資料館」でした


・                          【駅売店のおばさんが「無料だから!」を強調して案内してくれました】

僕の恰好は「無料」が似合うのかな、青春切符だけど京都までは新幹線だよと言いたいね!おばさんにはいい親爺が「青春18切符」で
貧乏旅行しているのではないのかな?、きっと土産も買わずに見るだけなんでしょうと言いたげな口ぶりです

(それで結構、今の僕を見る目線としては正常だと思います)



中に入ると「琵琶湖周航の歌」特集でした


・                           【僕も歌いました】

2番だと思うけれど「乙女子はお松傘の陰で泣くとかや」に来ると胸キュンでした、それから何故か知床旅情に繋がって
最後には厨子開成高校の「ボートは沈み縫う」に繋がってストームへの突入していくおバカでした

(歌詞はところ所で忘れていますが、僕の青春だったのです)



本当の歌詞はイギリスの童謡「ひつじぐさの歌」が在ったのです


・                            【それを京大のボート部の人が改編したのでした】

イギリス童謡に「ウオーターリリーズ」があって、ウオーターリリーズとは「ひつじぐさ」なのです


・                           【資料館の前には「ひつじぐさ」栽培されていました】

何も買わないつもりでしたが孫達へのお土産に買ってしまいました

港と言いますと漁船があって市場が併設されている物と思います


・                           【琵琶湖に浮かぶ桟橋一つの小さな港です】

港湾施設や倉庫群もなく船もありませんから一般的「港」と言えません、箱根芦ノ湖で遊覧船の停泊する所を「港」というでしょうか?
「船着き場」ですね、あれが歌に出てくる「竹生島」でしょう

こんなハプニングを経験して「敦賀駅」までやってきました


・                            【敦賀は関西のライダーが日本海を渡って北を目指す拠点です】

でも僕は列車を降りれません、駅からフェリー港までは距離がある筈です、今の僕に徒歩ではいけません


・                            【福井までの列車はたったの2両編成でした】

でも電車は新型の車両です

雪国を走りますからドアはボタン操作で乗客が空ける&閉めるのです


・                            【車内温度保持には雪国で欠かせない機能だと思います】

2両編成の列車は長いトンネルをものともせずに進行していきます、やがて列車は本日の目的地「福井駅」に滑り込みました
福井は仕事でも来た事がありません、デパートがあって市電が走って富山に似ていなくもありませんが、町がちいさくて
相対的に道が広くて、何もない町ですが僕には居酒屋があれば満足です、3軒はしごすれば酔いも回ってきました


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2 コメント

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ワープです。 (城ヶ崎-見習い2号)
2014-09-05 00:00:30
ヒツジ草とは古風な名前を久しぶりに聞きました。未(ひつじ)の刻に咲くことからと言われていますがね。タイでは早朝に開花していました。今ならスイレンですね。
 電車のボタン、押すの得意ですよ。相模線の電車も押しボタンですから。
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見習い様:今は伊豆に来ています! (しいたけ)
2014-09-05 01:00:37
伊豆定住は長男が家を出ることでひとまずお預けです、僕がますらお派出夫になって
炊事洗濯家事一般をいままでのお嫁さんが担当していた一切をやります
3,4日食わなくても死なないよ、じゃ3,4日横浜にいて下さい!が決め手なりました
人生一寸先は闇です
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