しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

伊豆をバイクで10年、伊豆に住んで27年目に突入!(古い記事は過去になってるので注意です)

伊豆高原の池地区は台風で甚大な被害です

2019年10月05日 | 災害・地震・津波・原発脅威
・                        【水抜きトンネル上部の山が崩壊しています】

池地区は水との闘いの歴史でした、伊豆高原の上部にあって大室山と天城連山の境目にあって扇状地の地形を
作っているのです、山国伊豆では珍しく田んぼが広がる土地になっています、水抜きトンネルの歴史は古く
山梨県からトンネル堀の職人を集めて溜まった小川の水を流したと言われてます、今回このトンネル上部にかかっている山が
土砂崩れを起こして山肌が崩壊しました、大量の土砂がトンネルをせき止めた為に行き場を失った池の水は長くためられて
2週間以上稲が冠水してしまいました、現在トンネル上部には鋼鈑が張られてトンネルを守っていますが、急斜面で
大きな岩がむき出しになってますので今後の修復工事が心配になります


・            【土砂崩れは小さな小川をせき止めました】

トンネルから上部は人家が少ないとはいえ電柱も曲げられてしまいました、伊豆高原の水源はこのあたりだと思いますが
伊豆高原でも断水がありました、洗濯機や洗面所の水フィルターが微細な砂や濁った水のおかげで詰まって水が補給できません
洗濯機が古いのか、今回の台風で水が濁ってしまったのかは定かでありません

(げんこつ山に登る道でもあって清らかな小川が流れていました、それが土砂に埋まって川が流れていません
 土砂崩れの場所をバイパスする水路が田んぼの真ん中の用水路に作られていました)


・            【田んぼも完全に水没です】

長く水に浸かっていましたから収穫は望めません、この辺には大規模農家優遇政策の煽りを食らって「頑張ろう!」の看板が
あったのですが、当然のように消えてしまいました


・             【山の頂上付近からの土砂崩れです】

急峻な小山が天城連山に連なっていました、伊豆半島はフィリピンプレートが衝突して天城連山を形成してきた
と言われておりまして、境目の山々にあたるのではと想像します


・            【扇状地の上部は稲が実っていました】

扇状地状に土地が広がってますが、水抜きトンネルは細くて狭いトンネルです、トンネル入り口の山の斜面が崩落しています
水抜きトンネルが土砂で埋まったために長期間水が抜けないでいるのです、扇状地の奥の部分は標高も少し高くなってます
そこの部分は冠水を免れたようです、残った稲穂を干していましたが、下の方では収穫を諦めて稲穂を燃やしておりました


・             【長く水没したので秋の収穫は見込めません】

こうなると全く収穫の見込みはありません、手の付けようがありません、実りを前にして収穫断念ですから諦めらめ切れないと思います


・            【田んぼの用水路が川の本流になってしまいました】

小川の本流は土砂崩れでせき止められた為に用水路に流されておりました、ここは伊豆高原の水源でもあって
断水はなかったのですが、水道には少し汚れが入ったようで洗濯機の取水口のフィルターが詰まってエラーが表示され
止まってしまいました、最初原因が判らなかったのですが取水ホースを開けたらフィルター全体に黄色い小さな砂粒が
びっしり詰まっていました、今回の台風のせいなのか、洗濯機が古いせいなのかは判りません


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