梅一輪
2017年01月18日 | 花
お正月も終わり、ひとつきが経ちましたね。カゼを引いておられませんかお元気で新しい年を踏みだしておられますか
大寒にふさわしい厳しい寒さが日本列島を包み込んでいます。皆様の所は雪は如何でしたか?私の所では、4~5cm積もった朝がありました。寒くてタマと一緒に朝寝・昼寝を貪っていましたが、意を決して昨日は、病院に行ってきました。優しい先生にお会いできて、今年は元気になるぞと嬉しく元気になりました。
梅一輪一輪ほどの暖かさ
と言う服部嵐雪(芭蕉の弟子)の俳句が思い出される今日この頃カメラを持って、ご近所に出かけました。この辺は梅輪紋病のために綺麗な花を咲かせる梅の木は殆ど伐採されて、有りませんでした。或お家の庭で小さな梅を見つけて、写真を撮らせて下さいとお願いしたところ、もっと沢山咲いているよとお正月の松竹梅の寄せ植えを見せていただきました。
この句は、【梅が一輪咲きそれをみるとかすかではあるが、一輪ほどの暖かさが感じられる】と取るか、【梅の花が一輪、また一輪とだんだん咲くにつれて少しずつ暖かくなっていく】と解釈する人があります。梅は寒風をものともせずに綺麗な花をつける強い花なので、めでたい年の初めに飾るのだと嵯峨流の生け花の先生に教わった記憶があります。嵯峨流のお家元ともいえる辻井博州先生が居られたときは、阪急百貨店のショーウインドウに素敵なお正月花を生けておられ、それを見るのが楽しみでしたが、数年前に他界されたと聞きました。(合掌)
寒さに負けないで、梅のように綺麗な花を咲かせる年にしたいものです。
今年もタマのブログよろしくお願いします。
また、 梅一輪一輪ほどの暖かさ
芭蕉の弟子の俳句とても良い新年にふさわしいですね。