ブログに何か素敵なお話をと思っていますが,毎日寒くて,テレビの画面で大雪を見ると,益々寒さが募って,身体が動きません。
タマのブログを楽しみにして下さる皆様申し訳ありません。
春の到来を《待ちぼうけ》です。
この曲は,北原白秋作詞、山田耕筰作曲の名コンビによる歌曲の一つです。幼い時、何処かでこの歌と木の切り株の横で兎が転んでいる挿絵を見た事が有ります。これは深い意味を持つ歌だったのですね。今頃感心しています。
待ちぼうけ、待ちぼうけ
或る日せっせと野良稼ぎ そこへ兎が跳んで出て
ころり転げた 木の根っこ
待ちぼうけ 待ちぼうけ
しめた。これから寝て待とうか待てば獲物が駆けてくる
兎ぶつかれ、」木の根っこ
待ちぼうけ 待ちぼうけ
昨日鍬取り,畑仕事、今日は頬ずゑ,日向ぼこ
うまい切り株,木の根っこ
これは、中国の古典「韓非子」の説話「守株待兎」から録られたものです。
宋の国に,稲作をする農夫が居た。或る日田んぼの隅にある切り株に,兎が偶々ぶつかって死んだ。思わぬ獲物にありついた農夫は,味を占め,以後耕作を止めて再び兎が来るのを待っていた。しかし,兎は二度と来ず、耕作を放棄した畑は荒れ果てた。
この歌から[偶然の幸運を当てにして,無為に過ごすな。楽をして儲けようと思うな。]と今の若者(だけではなくて人々)に教えたい意味を持っています。
昨年12月の写真をアップします。春一番に咲く黄色の花・蝋梅と獅子柚子です。
被災地の人々を思いやり、常に力を出し切って演技される羽生 結弦選手に感動し、励まされる。血のにじむような打ち込み方に、いつも拍手喝采です。
素敵なお写真とメッセージをありがとうございます^^
「待ちぼうけ」は小学校の頃、習った記憶があります。
懐かしい歌詞です。