さつまいも姉さん

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早朝トレーニング

2023-10-06 19:34:24 | 日記
どうしよう.......、あまりにピンチすぎて
「10㌔ 走れない 2日前 」と検索してしまったさつまいも姉さんです(もちろんそんな答えはどこにもない)





10月8日に開催される「新潟シティマラソン2023のファンランの部(10.6㌔)」に、今年もエントリーをしました。


「いい記録をださないとパリ五輪に出場できなくなる」というプレッシャーのかかるレースでは全くないのですが、開催日が近づくにつれ、焦りと不安でいっぱいです。

毎回弱音を吐きながらも、今年で3回目の参加となりました。




今年は例年の反省を踏まえて、5月からウォーキングを始めました。

ウォーキングの間にランニングを少しずつ挟むようになった8月下旬、コロナに感染してしまいました。

めにトレーニングを始めていたのに、すっかり体力も落ちてしまい、絶体絶命の大ピンチです。






そんなプレッシャーな日々を過ごす中、軽快な走りを見せている「さつまいも姉さんの夫」。


さつまいも姉さんの夫はバス通勤をしているのですが、田舎のバスは本数が少ないので、1本でも乗り遅れると死活問題です。


今日も遅刻だそうで、朝からバス停まで猛ダッシュで走っていきました。


さつまいも姉さんの夫の方が、よっぽど朝からハードなトレーニングをしているのかもしれません。


「いってらっしゃ〜い」

大人の社会科見学 〜もみふき編〜

2023-09-17 09:15:59 | 日記
さつまいも姉さんの家でも、稲刈りが行われました。




刈り取った「もみ」は、乾燥・もみすりを経て出荷されます。

この作業をライスセンター(もみ共同乾燥調整施設)にお願いすることもできるのですが、さつまいも姉さんの家では自宅で行っています。

さつまいも姉さんの集落では自宅でもみすりをする農家さんが多いので、集落のあちこちから「もみ」を乾燥する機械音が聞こえてきます。




今日は、稲刈りをした「もみ」が玄米になるまでの工程をお話したいと思います。


大きく分けるとこのような工程になります。

①もみを乾燥させる
②貯蔵する
③籾殻(もみがら)と玄米に分ける




①最初に収穫してきた「もみ」を、16時間程かけて乾燥させます。

機械の窓穴から見える「もみ」





②天井の管を通して、乾燥した「もみ」を、こちらに貯蔵します。





③ ②から管を通して、この機械で「籾殻(もみがら)」と「玄米」に分けます。

機械の後ろにホースがあり、籾殻が水色のネットの中に集められます。
この籾殻をさつまいも姉さんの家では、堆肥として使っています。



機械の手前からは玄米がでてきます。
こうして玄米が出来上がります。





玄米を見た時に、さつまいも姉さんの父さんが「(色が)濁っているな」と言いました。


嫌な予感は的中し、さつまいも姉さんの家では初回に出荷したお米が、全てが2等米というショックな結果となりました。

昨年は全て1等米だったのですが、今年は異常高温が続き、米が白く濁ったり、粒が小さくなったりしたものが多く、2等米と評価されたようです。

天候はどうしようもありませんが、でも最後の最後で、天候によって品質が落ちてしまうのは本当に残念です。


ですが1等米も2等米も見た目の違いはありますが、食味は一緒とのこと。


新潟の美味しいお米、沢山食べていただければ幸いです。




ちなみにさつまいも姉さんの家では、在庫の目測を誤り、令和4年に収穫したお米(30㌔袋)がまだ5袋もあるそうです。

新米を食べられるのは来年になりそうです(涙)。





冷やし焼き芋???

2023-08-24 09:48:03 | 日記
さつまいも姉さんの家で愛読している農業新聞に「冷やし焼き芋」の記事が‼️。





焼き芋は冬の定番だと思っていたのですが、焼き芋を冷凍(冷蔵)して、冷たいものを提供するイベントが、なかなかの盛況だったそう。



冬にさつまいもを沢山焼き過ぎて、食べきれなくなった分を後から食べると、「冷めた方が焼き立てより甘みがあるのでは?」と思ったことがありました。

「紅はるか」のようなねっとり系のさつまいもは、冷たい方がより甘みを感じやすいようなので、冷やし焼き芋は理にかなっているのかもしれません。

その新聞の記事には、「コンビニでも冷やし焼き芋が好調」とありました。




「コンビニに冷やし焼き芋あったかな?」
「見かけたことないよな??」

そこで、さつまいも姉さんの自宅近くのコンビニに、冷やし焼き芋があるかどうか偵察に行ってみました。




2軒目に行ったコンビニで「冷やし焼き芋」を発見‼️。

冷蔵ショーケースのスイーツが陳列している棚の、みたらし団子の隣に並んでいました。



冷やし焼き芋 246円(税込)


容器の中に、焼き芋が輪切りになって入っています。

「美味しい‼️‼️」



原材料はさつまいも(国産)とありました。使っているさつまいもは、ねっとり系だったので、紅はるかかな?。

焼き芋は「焼きたて」が1番美味しいと思っていましたが、夏に焼きたての焼き芋を食べたいとは思ったことはありません。

ですが、冷たい焼き芋であれば「スイートポテト」のような感覚で食べられました。

さつまいも姉さんの夫が、あまりの冷やし焼き芋の甘さに「生クリームか砂糖が入っている?」と聞いたのも頷けます(もちろんさつまいも のみの甘さです)。

冷やし焼き芋、おすすめです(もうちょっとお安いと更に◎)。





ところで、さつまいも姉さんのさつまいも畑は、今こんな感じです。
例年10月10日頃が収穫予定日です。



新潟は1ケ月近くまとまった雨が降っていないことと、連日の猛暑のため、渇水による農業被害が深刻です。

新潟市の週間天気予報を見ると、1週間先まで「傘マーク」は、どこにも見当たりません。



今日の新潟市の最高気温は38℃。

もう何日続いているか分からない熱帯夜と、もう慣れっこになってきて、発令されても危機感がなくなりつつある「熱中症警戒アラート」とともに、今日も1日がスタートします。

















謎の音の「正体」

2023-08-21 15:24:56 | 日記
さつまいも姉さんが朝食の後片付けをしていると、自宅の前にある田んぼからエンジン音が聞こえてきました。

さつまいも姉さんの父さんに聞いたところ、「田んぼの散布を無人ヘリコプターがしている音」とのことで、急いで見に行ったのですが、すでに立ち去った後でした。




田んぼの散布は、今まで人間がしていたのですが、無人ヘリコプターでの作業の方が、稲穂を傷めることもなく、効率も圧倒的にいいとのことで、さつまいも姉さんの家でも無人ヘリコプターでの散布を依頼しています。








それから数日後の早朝、偶然無人ヘリコプターと遭遇することができました‼️。


これが、その無人ヘリコプターです。



作業風景の撮影の了解をいただきました。「無人ヘリコプターを操作されている方」と「無人ヘリコプター」の写真になるのですが、その大きさが分かりますか??


見た感じはラジコンのヘリコプターで遊んでいる風なのですが(あくまで個人の感想です)、無人ヘリコプターは30㌔の荷物を乗せて、田んぼの隅から隅まで散布をしてくれる、なかなかの優れものです。

あっという間に作業をこなし、颯爽と次の目的地に飛び立っていきました。





ちなみにこの散布をお願いしている無人ヘリコプター1台のお値段を聞いたところ、高級外車が軽々買えちゃうお値段だそうです。
( 高っ‼️ )



機械化がどんどん進み「少ない労働力」と「少ない時間」で、農作業をすることが可能になりましたが、高額な機械の購入は農家の大きな負担となりました。

そしてその高額な機械の購入が、離農の原因になったりしているのも農家の現状です。








ところで、この無人ヘリコプターに遭遇した時間は、AM4時58分

どうしてさつまいも姉さんがこんなに早起きをしているかというと、10月の新潟シティマラソン(ファンラン10.6㌔の部)に出場するためにウォーキングをしていました。

昨年は出場後に、疲労からヘルペスを発症。それに凝りずに今年もエントリーしました。

「どうしてエントリーしちゃったんだろう」と、後悔する日々の幕が切って落とされました(涙)

知られざる 農家の裏側

2023-08-10 14:52:10 | 日記
さつまいも姉さんの家では、大きく分けて、すいかの収穫期が4回あります。


5月下旬→6月下旬→7月上旬とあり、8月には「ひとりじめBon Bon(小玉すいか)」の収穫があります。

そして同時に、今年最後のすいかの収穫となります。






今日は収穫から市場へ出荷する工程についてお話したいと思います。





収穫したすいかは、段ボールに箱詰めをして、市場へと出荷します。

こちらはJAに発注した(ひとりじめBonBon専用)の段ボールのシート。


すいかを収穫したら、すぐに箱詰めして出荷できるように、事前に段ボール箱を組み立てておきます。

組み立てると、作業小屋は段ボール箱でぎっしり‼️‼️。





段ボールの大きさは、2種類あります。





①は2個玉用。
小玉すいかの中でも、大きいものを入れます

すいかとすいかの間には、運送中に割れないように段ボールの仕切りを入れています。




②は①よりやや大きめの段ボール。



同じくらいの大きさのすいかごとに、箱詰めをします。

やや大きめは3個、それより小さいものは4個、更に小さいと5個というふうに、大きさを見ながら箱に入れていきます。







この状態から、同じ大きさのすいかを見つけて段ボール箱に入れるので、「空間能力」が試されます(残念なことにさつまいも姉さんには「空間能力」は備わっていないらしく、作業にはかなり時間がかかります)




こうして箱詰めされたすいかは、JAへと出荷されていきます。







ところでこの作業を手伝うようになってから、スーパーに行くと気になるようになったことがあります。



それは段ボール‼️。
よくスーパーなどで「ご自由にお持ちください」と書いてある、生鮮野菜の段ボールも、こうした農家さんたちが負担した段ボールなのかと思うと、なんだかやりきれない気持ちになります。




というのも、さつまいも姉さんの家で使われている段ボールは①「78円/枚」②「110円/枚」です。

ひとりじめBonBonの段ボールだけで、今年は62000円近くの経費がかかりました。


出荷を終えて店頭にすいかが並んだら、スーパーの段ボールのように廃棄されてしまうのでしょうか??。




「空間能力」は兼ね備えてはいない頭ではありますが、こんなことも考えたりしていました。