初夏の花々

2011年06月25日 | 日記
爽やかで良い香り。

近所に数年前に出来たスーパーはそれ程規模は大きくないが、駐車場や建物の横手のスペースに地植えでハーブを植えている。最初の年はラベンダーが大豊作?で、満開の頃はそれは良い香りが漂っていたし、その時期の週末などは出入り口に刈り取ったラベンダーを惜しげもなく敷き、お客が踏んでいくとものすごい香りを発していたりした物だった。流石にだんだんと規模が小さくなったが、私たちが6年ぶりに帰国した今年もラベンダーやミント、ローズマリーなどが風にそよいでいる。

そしてスーパーの掲示板に、今年もラベンダーの販売をする旨が書かれていた。週末一日だけで、花やアレンジなどを売るらしい。たまたまこの日スーパーに昼前に通りかかったところ、テーブルにラベンダーが並べられているのを見かけた。近寄って見てみると、束ねたラベンダーはもうここに出ているだけよ~と言う。残りは3束ほど、値段は一束100円だという。これは買わねば!(笑)と一束お願いした。すると販売していた方が、「もう最後でちょっと少ないかもしれないから」と、茎が短くなっているラベンダーを10本ほどおまけにつけてくれた。

帰宅して花瓶に生けようかと思ったが、ふと思い直してそのまま壁に吊すことにした。水につけても数日しか持たないだろうし、それならさっさとドライフラワーにしてしまおう。梅雨時で湿気が多いけど、まあなんとかなるか…と、ダメ元で風通しの所を探してピンで吊したのだった。すると数日後から雨が止み、この数日の晴れと強い風のお陰で良い感じにドライになってきたようだ。香りは少し飛んでしまったが、それでも鮮やかな紫色はそのままで見た目にもとてもきれいに出来上がったようだ。

そういえば毎年帰国は8月で、ここ数年は10月、3月と一時帰国をしていたが、この時期は本当に6年ぶりだ。自転車で遠出をしたり徒歩で近所に買い物に出る際、あちこちに咲いている北京とは全く違う花々に改めて気づかされた。丁度今はラベンダーの他にもナツツバキやあじさい、小降りの梔も見頃で買い物に出かけるのが楽しみな程だ。

しかしこの梅雨時の蒸し暑さも6年ぶり、あっという間に湿疹や汗疹が出来てしまった。そう言えば6年前までは毎年かゆみ止めやウエットティッシュが欠かせなかったことを思い出す。早速ドラッグストアで制汗剤やボディ用ウエットティッシュなどを買いそろえてみたが、以前より種類が増えていて何を買って良いか迷いまくり、1時間程をドラックストアで過ごしてしまった。

家の中も落ち着いてきたので、今度は小さな観葉植物でも買って、ふぇいの届かない棚の上にでも飾ってみようかと思う。無論、北京で食い荒らされたサンスベリアだけは買わないようにしようと心に決めてはいるが(笑)。


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