西荻窪散策

2011年06月22日 | 日記
数年ぶりの変わらない味を。

先日友人との会話の中で海南チキンライスの話になった。どうしてその話題になったかさっぱり憶えていないのだが、以前美味しい海南チキンライスを食べたことがあるのを思い出し、ランチに出かけることになった。場所は中央線西荻窪。千葉県に住む私にとっては東京を横断することになるが、あの美味しいチキンライスを食べたい!と小雨の降る中出発した。

元々中央線沿いにあまり縁はなく、友人がそこそこ住んでいるもののちょくちょく出かける訳でもない。実際この店「夢飯」に行ったのは間違いなく北京赴任の前、7~8年も前かもしれない。普通海南チキンライスというと鶏の出汁で炊き込んだご飯の上に蒸した鶏肉がどかんと乗っているものだが、この店には「海南フライドチキンライス」というメニューがある。蒸し鶏の代わりにカリッとフライにしたチキンが乗っているのだ。私はどうも鶏肉の皮があまり好きではないので、海南チキンライス自体は好きだが皮はぺろんと剥がして残してしまうことが多い。しかしフライになっていれば大丈夫!それがこの店が好きな理由の一つかもしれない。

開店間もなくの店はまだがらんとしていた(以前は週末に出かけたせいもあり外で並んで待った)。友人は定番のチキンライス中、私はフライの方の中をオーダー。ここはサイズが3種類(大中小)あり、具体的にご飯の量が書いてあるので選びやすい。サイドメニューも豊富だが、今日は友人と北京を懐かしみザーサイ入りのオムレツを頼んだ。間もなく運ばれてきたチキンライスは昔と変わらず美味しい。ライス自体は出汁が聞いているが淡泊なので、添えられた3種類の調味料を適宜足して食べる。食べ終わってみると店内がかなり混んできたので、コーヒーはどこかカフェでも探そうと店を出た。

しかし二人とも西荻窪はさっぱり分からない。そこで駅を越えて反対側にちらりと見えたアーケドの商店街に向かうことにしたが、すぐに屋根も終わってしまい途方に暮れた。途切れた屋根からまっすぐに伸びた細い道は住宅街とも見えるが、どうも店らしき物もあるらしい。とりあえず歩き出してみると、道の両側はアンティークショップや手作りの物を売る雑貨店、カフェやレストランがそこここにある。皆小さな店だがインテリアや品物がとても素敵で、イギリスのアンティークショップや手作りアクセサリーの店などを冷やかして歩いた。中でも多いのはアンティークショップで、店頭には西荻アンティークマップなるものがあった。

あちこち歩いた後、目星をつけておいたカフェ「オーケストラ」に入る。小さいが落ち着いたカフェは内装もシックで雰囲気も良い。窓際の小さなテーブルでアイスコーヒーとキャラメルロールケーキを注文した。昼を少し過ぎた時間の店内はランチを取っている人が多く、ものすごく美味しそうなカレーの匂いが漂っていた。帰宅後検索してみると、このカフェのカレーはかなり美味しいらしい。ケーキもとても美味しく、気づいたら午後の数時間をこの店で過ごしてしまっていた。

今回は特に下調べもなく来てしまったが、今度はもう少し事前調査をして出かけてみたいと思う。


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2 コメント

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Unknown (じゃすみん)
2011-06-27 14:23:42
おっと!こちらで同窓会でしたね!?
懐かしいな、このお店も♪
西荻は吉祥寺にくらべたら地味で小さい街だけど、隠れた名店も多いのよ。

そろそろ梅雨も明けるかな?
またね!

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ステオク?! (ネコバカ)
2011-06-29 00:04:13
SNSではご無沙汰でしたが、こちらで更新されてたんですね~。日本での暮らしぶりが、すっかり素敵な奥さん状態ですね!!
また遊びに来ま~す
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