電気屋さんのコンシェルジェ!?

2011年04月12日 | 日記
さすがプロフェッショナル!!

3月30日に帰国した私達の家にあるのは布団と猫トイレ、電気ケトルくらいだった。電気ケトルは一時帰国の際、悩んだ結果選んだステンレスのものがとても気に入っている。これで美味しいお茶がすぐに飲めるというものだ。しかしトランクルームに預けてある家財は、地震の影響か会社のミスか、31日に届けられるはずが4月5日に変更になっていた。赴任の際は最低でも5年と言われていたので、結婚当初に買った家電はほぼ処分、帰って来たら新たに揃えるつもりだったので、まず秋葉原に主だった電化製品を買いに行くことにした。

向かったのは秋葉原のヨドバシカメラだ。ここにはなんでも「コンシェルジェ」なるシステムがあるそうで、家電まとめ買いの際はアドバイスや案内などしてくれるらしい。本来予約制だそうだが、幸い平日の昼過ぎと言うことで空きがあり、30分ほど待って5階にあるコンシェルジェに行くことになった。

まずはカウンタで買いたい物をリストアップしていく。更にメーカーや予算などを言ってこのリストにどんどんと条件を加えていくのだ。ダンナは北京で既に候補銘柄をリストアップしており、それを渡してチェックして貰う。ダンナのリストは1ヶ月ほど前に作成した物なので、既に欠品のものや新製品が出ている物もあった。購入予定はテレビ、冷蔵庫、洗濯機、掃除機、オーブンレンジ、炊飯器、温水便座に無線LANだ。担当スタッフは私たちの話やリストを見ながらパソコンで在庫などをチェックした後、「分かりました、僕もだいたい組み立てが出来ました」と立ち上がり、大きい物からとテレビ売り場に案内してくれた。

テレビはダンナのこだわりがあるのでお任せし、録画用のハードディスクも格安で購入。冷蔵庫や掃除機、オーブンは私の使い勝手を優先して結局事前リストには無いものになった。掃除機はダイソンのハンディが第一候補だったのだが、担当スタッフのアドバイスで国産の小回りの利くサイクロンに決定。私は掃除が一番嫌いなので、取り回しの良く、デザインの気に入った物にした。オーブンは思い切ってスチームオーブンにしようか…と思っていたのだが、担当スタッフのメーカー別の詳しい説明を聞いてリストアップ外の「オーブン機能ならこれが最強」な物に決定。炊飯器は事前に四角い炊飯器が気になっていたのでアドバイスを貰い、ダンナの好みの「ちょっと堅め」に炊ける、四角い炊飯器を購入した。この炊飯器のレッドが可愛かったので、キッチンは赤い小物で纏めようと思いつき、オーブンもレッドを選ぶことにした。

それにしてもこのコンシェルジェスタッフの博識さには恐れ入った。何を聞いても答えてくれるし、まめに在庫確認をしてブツを押さえてくれる。メーカーや型式別の違いやコストパフォーマンス、顧客の好みや予算を踏まえてのアドバイスもとても参考になった。お陰でこれらの買い物は3時間強で終了、精算はコンシェルジェカウンタで一気に終わらせることが出来た。しかし時期は丁度新卒の就職や入学のシーズンで配達は週明けになるとのこと。結局1週間近く、家電なしネットなし家具なしの生活を送ることになってしまった(笑)。

片付けも出来ないので昼間は買い物などに行き、夕食後はお風呂に入ってとっとと寝るという、なんとも健康的な1週間だった。週明けには無事に家財道具や家電も届き、だんだんと文化的な生活になったが、一つだけ大誤算が判明した。処分したと思いこんでいたオーブンレンジがトランクルームに預けられていたのだった。…まあ、6年前の記憶なんてこんなものだ、と思いたい。






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1 コメント

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Unknown (stella stella)
2011-04-14 17:40:23
うわ~素敵な色!
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