
ファームステイに来た子供達が
農業体験、すごく楽しかった、
いつかまた遊びに来たい、とコメントを残してくれました。
とても嬉しかったです!
それで、農業の魅力って何だろうと、考えました。
子供達はファームステイ中、
炎天下のもとで汗びっしょりになりながらも
(時々アブに刺されたり、こおろぎに悲鳴をあげたりしながら)
木割りや農作業を一生懸命やってくれました。
そして、自分で作った笹巻きや、収穫した野菜の美味しさに感激し、
真っ赤に焼き上がった炭を見て・・・感動していました。
そのすべてが農業の魅力なんだろうなと思います。
すごく「生きていること」を実感します。
生き物がいっぱいいて、それを食べて自分が生きているのだなあと実感できます。
ずっと昔から人々が行ってきたことで、ごく最近まで・・・多分みんながしていたことです。
自然の厳しさや美しさ、労働の大変さ、収穫の喜び、食べ物の美味しさ、有難さ、
人々の温かさ、人と人との繋がりの大切さ、等々本来、人が毎日感じていたことなのでしょうが、
生活スタイルが変わって感じられなくなった人が多いのかもしれません。

農業の日常の中では、自然相手ですし、毎日いろんなことがあって、いろんな失敗もしています。
でも、農業は、一年一年、ずっと創意工夫をし続けられます。
失敗から学びますし、直売所でお客さんのニーズを掴んだり、研究会に行って勉強したり、
自分から自由に動けます。
そして自然相手で、一人ではどうにもならないことが多いので
地域の人々と協力して情報共有し、助け合って共に生きてきたのです。
仲間や地域のつながりが多いから、自然に家族や地域も大切にしたいと思うようになります。

農家は、残業もないので、夕食時にはみんなが集まって話をしながら食べます。
わが家も昔は、ひい爺ちゃん、ひい婆ちゃん、おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、子供達3人と・・・
多いときは9人家族で、わいわい食べてました。
そうなるとちょっとした小さな企業みたいで、上司と部下のようなやり取りも聞こえます。
それもいい光景でした。
毎日家族と共に生活し、仕事をするので、それゆえの衝突が多いのもしょっちゅうです。
お互いの仕事のやり方に文句が出るのも、いつものこと。
今でも、ぶつぶつ言い合ってます。家族だから遠慮もないですからね。
毎日、家族問題に向き合っているようなものかもしれません。
でも農業は家族と一緒なので、それだけ家族と話し合い、笑って、泣いて、喧嘩して・・・
というやり取りも多いのです。


家族と共に暮らしていくこと、生活そのものが農業の魅力なのかもしれません。
そして、出来れば、農業生活は無くなってほしくない、
ずっと人生の先の方まで続いていってほしいものです。
管理人 けいこ
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